生き物の「右と左」に関する進化の物語。主役はカタツムリばかりを食べるちょっと変わったヘビ。
右巻きのカタツムリばかりがいるから,それを食べるヘビもそれを食べやすいように特化しているのではないかという仮説を紹介している書籍なのだそうです。読んでませんが面白そうです。
さて、ヘビに右利きっていうのがあるのなら渓流魚はどうなんでしょう。
でもかつて右利きではないかと疑われるヤマメを見たことがありました。
ではそのヤマメの写真を貼付けていきますね。
はい!いました!けっこうでかいヤマメです!尺あるんじゃないかな!
木の枝がいやらしく伸びて、しかも流れがとろっとしたフラットなポイント。
撮影データ
2005年 F県某河川
撮影機材はPentax のist*D に中古の安くて暗い望遠レンズ(1万円ちょっとで購入)
食った!
また食った!捕食の瞬間を抑えるのは難しい!
ポツーントしたライズ。
キタコレ!首を右から左に振って捕食きました!
黄色っぽい小さなメイフライがヤマメの尾びれの上あたりに見えますでしょうか。
左に鼻先が見えます。
たまに俊敏な動きで補食してます。
また見逃した。
来ました!また右から左に首を振りつつライズ!
またです!
ずっと見ていましたが
ディンプルライズのときは静かにまっすぐの姿勢で補食し、
ときに右から左へがぼっというライズをしていました。
静かなライズはフローティングニンフか羽化失敗のダンあたりで
ガボッというライズは羽化したばかりのダンかなと予想します。
左から右への動きは一度もみなかったと記憶しています。
この個体は「やや右利き」ってことでよかったでしょうか。
ヤマメのライズは止まりません。
しかし捕食の瞬間を捉えられません…。
ピンボケ。
手ぶれ。
観察はここで終了しました。
今だったら絶対に動画で抑えているところでしょう。
しかし思ってたより右利きライズは多くなかったですね(汗
大きい魚のライズはついつい見入ってしまいます。
ああ、またカメラが欲しくなってきました。
0 件のコメント:
コメントを投稿