先日八王子でもマシュマロ祭りが行われていましたし、間違いなく盛り上がっています。
いいなあ八王子。
なので、新潟でもマシュマロ祭りを開催しました。
タイヤー、俺。
参加者、わたくし。
撮影、わし。
ひとりぼっちですけども、祭りっぽく盛り上げていきまっしょい。
ひとりぼっちですけども、祭りっぽく盛り上げていきまっしょい。
祭りっていっても、マシュマロホッパーもM&E（マシュマロ＆エルクヘア）もマシュマロスパイダーも足りているんですよね…。
こないだBCMC（バイカラーマシュマロカディス）も巻きましたしね。
ああ、そうだ。
マシュマロスタイルの原点とも言えるマシュマロピューパを巻いてみよう。
正調マシュマロピューパのタイイング
レッツ・エンジョイ・タイイング〜♪
正調マシュマロピューパについてはフライの雑誌98号が詳しいです。
全体のプロポーションは98号の記事と118号の表紙を参考にするといいです。
98号にもチラッと載ってましたが、この写真は1997年頃にティムコのサイトに掲載されていたTackle Talk。当時はパソコンで情報を取得するのが個人的に苦手でして、こうやってプリントアウトしてたんです。ありがたや。
今いまだったら上の写真のように２コラム形式にせず、画面幅広い写真ドーンって縦に並べていきますよね。
このDVDはザ・シマザキ・イノベーションVol.3。ここにもマシュマロピューパのタイイング 載ってます。なんで細いスレッド（モノスレッドor16/0）を使うのかがわかります。そうだったのか。さっき見て確認してました。
TMC103BLの11番。川によってあるいは時期によってヒゲナガカワトビケラの大きさも違うので、いい大きさに合わせましょう。
めんどくさそうに見えてマテリアルはそんな多くないのです。
今回は
フック:TMC103#11
スレッド：ダークブラウン8/0
ブラウンパートリッジ
マシュマロファイバー ダークグレー２本
おまじないのオポッサム
そうそう、秋の東北遠征で
みかけた羽化失敗ヒゲナガ個体。
妻「いたっけ？」
俺「いたよ」
わし「ほかにもパタパタ飛んでたよ」
わたくし「この川で大型フライが効くのはバッタ流入（ハリガネムシ寄生）よりもヒゲナガが多いからなのかもしれん」
これだと13番くらいでもいいのかな。
タイイング に戻りまして
マシュマロファイバー２本をよくブラシでとかして、
５Xのティペットで結びまして
これを半分にカットしたものをタールノットで真ん中を結びます。つまり８本束ね。
指にドライシェイクつけてよくしごきます。力入れて。
先の方を尖らせるために。
このくらいかな。
モノスレッドか16/0ダークブラウンがいいんです。ほんとは。
改めて今見ると、ちょっとマシュマロエクステンドが短いかな。
いずれにせよフックポイントの真上あたりがこのフライの「へそ」になる感じかと。
ここにダビングファーをつけます。
今回はおまじない的にオポッサムのアンダーファーつけてますが、ウサギ（ハーズマスク）全部混ぜでOKです。
パートリッジつけます。
さっきつけたダビングファーによりパートリッジのファイバーが立つ感じで。
写真はパートリッジが長いと思います。
俺「長いかな」
わし「長いね」
わたくし「少し長いっすね」
ウサギ（ハーズマスク）全部混ぜっす。
ほんとはアイから後ろに行ってまた戻る感じなんですよ。
そう、ほんとはダビングループ作って、さらに垂れ下がるスレッド１本を加えてトライアングル状態にしてからマルチグルーからのハーズマスク全部間瀬をタッチダビングなんですよ。DVD参照のこと。
けどまあいいでしょ
はい！もうできた！マシュマロピューパが！
フライとしての収まりもいい感じに見えるけど、フライの雑誌最新号の表紙を見る感じ、もうちょい気持ち、マシュマロエクステンドとアイ後ろのハーズイヤのダビング部分が長い方がいいかなと
もうちょいプロポーションを意識して
フックは同じサイズでも随分と違って見えますね。
俺「違って見えるね」
わし「短いのもおさまりいいけどね」
わたくし「だんだんわかんなくなってきた」
俺「東北の川で釣り上がる場合、もうちょい見やすい方がいいかね」
わし「当然そうだよね」
わたくし「見やすくしてみっか」
はい！もうできた！マシュマロピューパのハイビズ仕様が！
見える！私にも見えるぞ！←シャア・アズナブル！？
カーフテイルのちょんまげスタイルですね。
ちょっとボディが間延びしてるかなあ。
まあ、とりあえず。
突然ですがうちの庭
芋掘り終わったうちの庭。あとは落花生と…
かきのもと（食用菊）。
多年草で、ほとんど手間いらず。
満開！けども、うちのかきのもと、色が薄くね？
俺「薄いよね」
わし「味が薄いかどうかまではよくわからないけど」
わたくし「追肥のタイミング遅すぎたのかも」
マシュマロカメムシ巻いてみた
これはマシュマロファイバー２本カットして４束を真ん中で縛る（マシュマロピューパと同じ）８本束。
ヒートシールして、あれ、ちょっとちいせえ。
１４番くらいかな
CDCとハックルつけてみたけど、なんかしっくりこない。
俺「しっくりこないな」
わし「もうちょっとハックル部の密度欲しい」
わたくし「長さとかどのくらいの目安なのか全くわからん」
俺「しかしこのタイイングルームきったねえな」
わし「片付けられない男」
わたくし「え、全然気にならない」
こんどは３本束を２分割して１２本束分を
TMC226の12番で
ボリューム的にはいいんじゃない？
パラシュートスタイルにしてみよう。
パラシュートポストも緑。つまりマシュマロカメムシ緑一色。
ハックルは緑じゃねえ。
ブラウンハックル長目、グリズリーハックル適正。これをぱらりで。
はい！もうできた！マシュマロカメムシが！
ハックルちょっと巻きすぎたので、ちょっとはさみですいたけど。
ボディがちょっと割れちゃったけど、カメムシみある。
俺「魚がカメムシ食う時ってどこがトリガーなんだろう」
わし「やっぱフラットなボディじゃない？」
わたくし「だったらこれもアリかもなあ」
俺「この色だったらパラシュートポストはあまり意味がないけど、水平ハックルのための構造物だね」
わし「巻きやすいなり」
マシュマロ祭のフィナーレ
マシュマロフライの集合写真。
あれ、マシュマロクイーン忘れてた。
マシュマロクイーン
マシュマロクィーンが正しいのかな。
ちょっとウイング長めかな。でも上手くまとまってる感じ。
俺「今年でかいのがぐわってきたんだよな」
わし「けどくわえなかったよね」
わたくし「みんなどう使ってるんだろう」
マシュマロホッパー＆マシュマロクリケット
まあフライ的にはマシュマロホッパーとそのバリエーションってかんじかな。
俺「これもでかいのぐわっときたんだよな」
わし「結局時間開けてイブでM&E12番で尺ヤマメ出たよね」
わたくし「効く状況ってのが限定的すぎて読みにくい感あり」
正調マシュマロピューパ
ノーマルのマシュマロピューパとハイビズバージョン
俺「釣り上がりにハイビズバージョン使えそうだね」
わし「カーフテイルのちょんまげ仕様だよね」
わたくし「ソラックスの密度に不安あり。もうちょいボリューム欲しい」
マシュマロカメムシ
ブラウンカラーとかもいるかな
俺「ディアヘアとかをトリムして作るタイプのカメムシは下面の情報量が多いよね」
わし「こっちのは情報量としては少なめか」
わたくし「ボディのフラットさがどれくらいのトリガーなのかは使ってみないと分からない」
マシュマロスパイダー
ラバーレッグとハックルの２バージョン
俺「ラバーレッグ、使わなかったな」
わし「ハックルの方がなんとなく使いやすそうだったから」
わたくし「ラバーレッグってヤマメにはどうなんだろ」
M&E（マシュマロ＆エルクヘア）
今年は12番が効きました。
俺「間違いない」
わし「魚はなんだと思ってるんだろう」
わたくし「12番ってところが効いたと思っている」
BCMC（バイカラーマシュマロカディス）
２色使いのマシュマロファイバーのウイング。小型カディスです。
俺「流れのあるところでの視認性が気になるね」
わし「緩い流れで18番だったら見えるかも」
わたくし「早春のあの川とか、5月の小渓流とか、効きそうな川が思いつくね」
マシュマロピューパ小型
シマトビとかのハッチに使ったりしたんだった。
俺「これ流れ込みの上流からダウンで流してリトリーブするとガツンってくるんだよね」
わし「ただ、なかなかフッキングしないんだよね。すぐバレたりして」
わたくし「ラフォンテーンのスパークルピューパとローテしたりしてたよね」
そんで改めて集合写真で祭りの締めくくり。
俺「釣り上がりの多い新潟で、さらにマシュマロのバリエーションが出てきてもいいよね」
わし「獣毛ははばたき。強く意識している」
わたくし「BMBCはマシュマロがウイングだってところ斬新だった。」
ってことで祭りの方は終わりたいと思います。
現場からは以上です。
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