オナシカワゲラフライの記事、この時期毎年書いている気がします。
新潟の3月、最重要種と言えるのがこのオナシカワゲラ(通称:オナッシー)でしょう。
妻「オナッシー!?初めて聞いたんだけど!?オナシでいいんじゃないの!」
新潟の3月でミッジングのライズ 取りができるのはかなり稀ですから。
オナシカワゲラは川の周りにいくらでもいるし、しかもだらだら出てきます。
クライミングハッチの彼らですが(一部は水面羽化もするフレキシブルハッチだって言う話もあり)、結構魚には食われていそう。しかも3月だけじゃなくって4月前半もね。
オナシカワゲラアルバム
今までアップしたのと被ってるものもありますが、トリミングして補正してたりしたのもあります。
オナシカワゲラ類が何種類いるかわかりませんが、結構体色や翅にバリエーションあります。
翅が薄茶タイプ
翅シルバーかつ翅脈が不明瞭タイプ。
「水生昆虫アルバム」のBFコードでいうと典型的な「ヤグラ」
翅クリアにして翅脈明瞭タイプ
体色は暗褐色。
こっちも翅シルバーで体色は比較的明るめの褐色。
こっちはうちのリビングの壁に張り付いていたセスジシミ。年に5回くらい見られます。
フライ的には全く関係ない虫。
じゃあ早速巻いていきましょう
レッツ・エンジョイ・タイイング〜!
オナシカワゲラパラシュート2020
春先のオナッシーたちは大抵が実際のサイズでいうと18番とか20番とか、あるいは22番とか小さいんだけど、16番で釣れないかって言うとそうでもなく、このくらいの存在感があった方が魚も気づいてくれるのかなって思っています。
特にとろっとした流れのあるところで使うときとか。
TMC100の16番。
以前はこのオナシカワゲラパラシュート巻く時にはショートシャンクワイドゲイプのフックを使っていましたが、カワゲラの細長いアブドメン(腹部)の表現にはこう言うスタンダードフックが良いのかなと思っています。
フック:TMC100BL #16(#18でも良さそう)
アブドメン:フェザントテイル
ソラックス:フェザントテイル
パラシュートポスト:エアロドライウイング
ハックル:ヒーバートのブラウングレイダン
そのアブドメンを表現するためにパラシュートポストは気持ちアイ側にセット。
パラシュートポストが緑色なのは、底石が白っぽい渓流で使うためです。
2019年の試行錯誤の結果なり。
ウイング、クリアすぎるかな…。
はい!もうできた!
オナッシーパラシュート2020!
ウイングがちょっと長いかな。
上から見たところ
アブドメンはダビングボディでも困ったことはないけれど。こっちの方が雰囲気が良い。
妻もタイイング。ニンフばかりを9本。
わたしもニンフ巻くか。
でかいビーズヘッドが少なくなってたので
TMC3761の10番。
はい!もうできた!上も下もないフライビーズヘッド。リードフライにはいつもアグリーニンフ。ことしはフェザントテイルも混ぜていこうかな。
オオクマクリップルも
テールにチロリンと混ぜるのはメルティファイバー。
フックはTMC100#12
ターキーバイオットは水につけると切れにくい。って知識は確か島崎憲司郎さんのDVDだったと思います。
オオクママダラカゲロウのダン(亜成虫)の翅はベージュ(薄茶)。
はい!もうできた!オオクママダラカゲロウクリップルダンが!
おまけのカレー屋さん
午前中買い物してからのカレー屋さん。去年の5月オープンして気になっていた
ネパール インド料理です。
パパド付きのサラダ
カレー2種のBランチ。
日替わりの豆とキノコのカレー&キーマカレー
ラッシーは甘さ控えめでなにかのスパイスが。こう言うタイプ珍しい。
ネパールのビール「エベレスト」も置いてあるよ。
ってことで巻こうぜオナシカワゲラパラシュートを!
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