どこから話せばいいのか…
沢が杣道を分断する。一応頭上にロープが渡してあるが、これ、もともと沢を渡る丸太が置いてあったところだよね。その丸太も湯津の積雪でどこかに流されてしまったようだ。
この沢、超えられるのか。
ロープをうまく使ってエイヤで渡れるか?
渡れなくて沢にズドンと落下。
じゃあ沢伝いに川に降りれるかトライ。
降りれない。
這い上ってあれこれ川に降りる道を探す。
藪を漕ぎ、川を覗いてあきらめて。何回かトライしてみた。
そうしてる
におでこに載せといたTALEX オーバーグラスイーズグリーンがなくなっていることに気づいた。
な、なんと!
一応探すよもちろん。高額商品なんだから。でも見つからない。
もうあきらめて帰ろうかな。
イマージング松岡修造登場
「あきらめんなよ!」
頭の中の松岡修造はそう叫び、俺を鼓舞する。
シジミ漁師みたいな松岡修造にパワーをもらい、偏光グラスを探すのをあきらめ(あきらめんのかよ!)、裸眼で上流を目指す!
裸眼はともかく、この時期でも水が多いんだな。
胸まで川に浸か理ながら上流を目指す。一応竿は継いでいるが、何の反応もない。
不本意ながら引き返すか。と思ったら土砂降りになった。
頭の中の松岡修造も急いで帰れと叫んでいる。
ですよね。
雨具を忘れたんでびっちょびちょ。
ずぶ濡れで撤退つらい。
しかしちゃんとした退渓点をしっかり確認。来年は行くよ!
どっかに偏光グラス落ちてねーかなと目を凝らしながらだけど、まったく見つからねーんであった。しょぼん。
まあ触らないけど。
腕、首、背中などを集中攻撃。甘噛みかと思ったら本気で噛んできて数カ所出血。
痛痒い。腕時計のバックルとかパックのショルダーとか隙間に潜り込んで噛んできやがる。
ほうほうのていで車にたどり着きすぐ帰路に着いた。
帰りのコンビニですぐTALEXオーバーグラスイーズグリーンを再発注。
ちなみに加入してるレジャー保険はサングラスダメだそうだ。うーん、せつない。
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