そろそろ本気出さないと。メイフライのフライが残り物しか無い…。
うちの本棚にあるタイイング教書を集めてみました。
最近は買ってませんね、タイイング本。出版不況のおり、またアウトドアブームも遠い昔となってしまった今となっては発刊されるものも少ないのでしょうか。
Favorite Fly Tackle 3 The Best FLY BOXES & PATTERNS
フライの雑誌の「隣人のフライボックス」を丸々1冊にまとめたような企画本。
「実際使われているフライ」のリアリティ。使い勝手、思い入れ、そして効果。
参考になります。
しかもエキスパートだらけですものね。
もちろん3冊所有してますよ!ベスト編も面白かった。
いろいろなスタイルがあるんだなーって。もう今となってはクラシカルなベストのオンパレードですけど。オンパレードって表現も古いか。
シーズナブルフライパターン
- 解禁・春編
- 初夏編
- 盛夏・秋編
岩井 渓一郎さん、杉坂 隆久さん、佐藤 成史さん エキスパート3人のフライが掲載。
イエローサリーはミドリカワゲラの時に(初夏編)
ライツロイヤルはヘアウィングでもいいし、#14,#16ならCDCウイングでも!(盛夏・秋編)
シティミレイター(シティミュレイター?)は大型カワゲラに!(盛夏・秋編)
この辺のフライの巻き方が詳細に記された書物は少ないでしょう。
ニンフフィッシングタクティクス
釣り方からフライパターンまで網羅されています。
ニンフのインジケーターについてこれだけの情報量が書かれたもの、和書ではほかにあるのでしょうか。
ニンフをまじめに学ぼうというのなら最適な一冊。
フライタイイング入門
かつてOutdoorという「アウトドア総合誌」があって、その増刊のムック本として刊行されたシリーズの一冊。今振り返れば出版業が強くてアウトドアブームもあって。こういうムックがあふれていた時代でした。
ライズフィッシング・アンド・フライズ
こちらも佐藤 成史さん。
水面とどう絡むかによって章が別れており、
メリットでメリット、カラーバリエーションやサイズ展開の必要性など経験に基づくコメントが秀逸な良書。
タイイング本でどれか一冊と言われたら、私はこれを選ぶかも。
僕らはここを新たな出発点とし、どこまでいくことができるのでしょうか。
水生昆虫アルバム A FLYFISHER'S VIEW
島崎憲司郎さんの斬新な視点がここに。日本の、いや世界のフライタイイング界に新たなくさびを打ち込んだ画期的な書籍。新しい古典。
フライのパターン集とは言えないですが、参考になります。参考なるどころか目からウロコがぽろぽろと。読むたびに発見が。
水面との絡み、魚からの視点。
ハッチするときの虫内部の変化とその見え方。
ヒゲナガのマンダラチャート。
デジカメではないオリンパスOMシリーズで撮影されたとのこと。
常に釣り人の視点。
アカマダラカゲロウ。
モンカゲ@コカコーラの自販機。
タンブラーで流れてきそうな画づら。
よし、私も今年は自動販売機と虫の写真を撮ろう!
水生昆虫ファイル
例えばメイフライにしても3冊にまたがって収録されているので結局全部買ってしまうはめになるシリーズ。つり人社の思うつぼ。オールカラーなので小さくともなかなかの価格。1が1900円、2と3が2200円。
検索表はなにげに役立ちます。現場には持ち込まないですが。
これはオオクママダラカゲロウ。
ニンフ、ダン、スピナーと載っています。
Streamside Guide
田代兄弟が書かれた、といっても書籍の分類ではないのでしょうね。
Amazonにもなし。ティムコから発売。すでにカタログ落ち。
左に虫の写真、右にタシロフライ。
虫のピックアップに偏りがあります。もっと網羅してほしかったですが流通上あるいは販売戦略上難しかったのかなと想像します。
水で濡れにくい紙を使っていたりコストかかってます。
ティムコのカタログ
タイイング教書ではないですけれども。なにげに参考になります。
このコマーシャルフライ参考になります。
釣れる釣れないは分かりませんが、需要があるからラインナップされているのだろうと想像します。
はい今回は9連発でした!目指せ100!
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