これからのシーズンもまだまだ使う機会がありそうなオドリバエフライを紹介します。
魚がなにかイライラしたようにライズしたりするのをたまに見かけます。
水面から大きく身を乗り出して補食するさまはカディスのそれに似ていますが
上流へ、はたまた下流へとせわしなく水面すれすれを飛行するオドリバエの群れに合わせてライズが起こるのがポイントです。
一部の種類ではオスがメスに捕らえた獲物をプレゼントするというけなげな求愛行動をとることでも有名なオドリバエ。
有名なのは田代さんのパターン(写真)
オドリバエフライと言ったらCDCウイングに黒ボディ+アブドメン(腹部)に白バンド、ソラックス(胸部)に黒ハックルをパラリ…というものが有名です。
(田代氏のパターン)
写真はティムコのカタログを撮影したもの。
実際のところは…
私のよく行くエリアでもオドリバエフライが有効なときはあります。しかしアブドメン白バンドの種類はほとんど見たことないような。出る種類に地域差があるんでしょうか。日本産オドリバエの種類も多いですからね…。
日本産オドリバエ科Empididaeは,約200種ほどが記録されているが,未記載種も非常に多い
前置きが長くなりましたが、私のオドリバエフライを紹介しましょう。
定番のダスティバグ
もじゃもじゃで不細工なフライですが、そこがキモの部分です(たぶん)。
けっこう効きますよこれは。実績ありです。
オドリバエとしてだけでなくふつうに春先のミッジフライとして使っても効果ありです。
ドライシェイクまみれにすると視認性もそこそこ確保できます。
むかしフライロッダーズ誌の備前さんの連載で紹介されていた記憶があります。
これはグリフィスナットのグリズリーハックルの代わりにCDCを使ったパターンといってもよいでしょう。
- 下巻をして
- スレッドのループを作っておく
- ピーコックでボディを作ったら
- スレッドのループにマルチグルーをつけてCDCをポンポンと貼付けていく
- スレッドのループを撚ってからぐるぐると巻き付けます。CDCのスレッドループハックリングとでもいうんでしょうか。
- CDCを適当な大きさにカットして完成。カットしないものもあると良いとのこと。
なんか分かりにくいですね。機会があったら行程を細かく写真に撮って記事にします。
ディプテラ
ディプテラはハエ目の総称なので、オドリバエも含まれます。
このウィングはヴェインファイバーだったと思います。
数年前のフライフィッシャー誌で刈田さんが紹介していたパターン(たしか)。
ケツの先にゴールドリブがなんか効きそうな感じ。
巻いたはいいけど使う機会がまだないフライなんです…。レネゲイド
レネゲイド! 裏切り者という名のフライ。かっこいい名前です。
私のフライボックス見たら5つも入っていましたよ。
とくにオドリバエってわけでもないですが載せておきました。
よく分からないライズに対して使うと効くことがありますよ!(適当なコメント)
これもケツの先にゴールドリブ。
はい!いかがだったでしょうか!オドリバエフライ!
あれ?グリフィスナットがなかったですね…。たぶんこれも効きますよ。(またもや適当なコメント)
※追記
以前似たような記事書いてました。
そしてダスティバグの作り方の詳細も!参考になるなあ(汗
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