目指せ尺。1日だけの挑戦
今月の特集は「目指せ尺。1日だけの挑戦」。長野県天竜川支流、新潟県荒川、長野県姫川、埼玉県荒川水系などを舞台に、エキスパートたちが1日の釣行で尺イワナ、尺ヤマメを手にするための釣略をレポート。ドライ、ニンフの試行錯誤、山岳渓流への弾丸釣行など、さまざまなスタイルで“尺”をねらう真夏の1日を追いかけます。果たしてその結果は……?
しかし僕は今回も購入しませんでした。
なぜなのか。どうすれば購入にいたったのでしょう。ちょっと考えてみました。
まあしょせんは他人の戯言、気に触ったら読み飛ばしてください。
ちなみに僕は数年前よりほとんど月刊誌を買わなくなってしまいました。なんでかフライの雑誌は買い続けています。その辺も考察してみます。
特集ボリュームアップ
以前読んだ書籍「5年後、メディアは稼げるか」に雑誌メディアの生き残り方のヒントが載ってまして、なるほどなというところありました。
手元にないので思い出しながらですが…特集量の増というのが提案されてまして…
- 無料メディアで可処分時間を過ごす時代である
- 暇つぶしの取り合い。その暇と言うのも1分〜5分程度の短い時間。
- 雑多な無料情報があふれている。
まずこういう前提条件が、いまの時代にはあります。
そんで
雑誌というフォーマットはどこへ行くんだろう。
であるように
- 関心のない第二特集にお金を払うことに違和感
- 雑誌の「雑」の役割はネットの無料メディアに移行
さらに僕の例でいうと、
- 「渓流」なら買うことがある
- リニューアル後のPOPEYEも買うことがある
- どちらの雑誌の特集もたいへんボリューム感(読み応え)を感じる。
つまりどういうことなの?
雑誌コンテンツにも寄るとは思いますが
- 特集ボリューム増 写真だけのページとかもあっていいので2/3は特集に
- 写真の質が高いのでもっと写真増やす
- 文字の大きさはもうちょっと大きくして読みやすくする
- メーカータイアップ記事は増やしてかまわないです
- 雑誌全体の幅を狭めて深掘る。特集の中の幅を広げる。
これで(少なくとも僕は)購入頻度が向上するでしょう。
メーカータイアップはカメラか車がいいんじゃないでしょうか。このブログでもよく読まれるカテゴリーですので、釣り人にとって極めて関心のあるジャンルなんでしょう。
フライの雑誌はどうなの
こちらは今のままでいいのではないでしょうか。
- フライの雑誌でしか読むことの出来ないユニーク性の高い記事群
- アクの強い連載陣
- 以上が醸し出す読み応え
フライフィッシャーの特集以外の記事群が、なんとなくいらない記事に見えてくるのに対し、フライの雑誌は一冊まるごとで「雑」を味わう作りになっているからだと考察します。
あとはフライの雑誌編集部の(っていうか編集長の)ソーシャル活用がうまくて、なんとなくフライの雑誌は身近な存在に感じてる部分も大きいような。ソーシャルメディアマーケティングの好例ですね。
最後に
FlyFisher誌、あとは冬のタイイング特集は必ず毎年やってください。それでもってイベントでタイイングデモを行い集客する、そんなイベント集客によるマネタイズもありなんじゃないでしょうか。釣具屋めぐりで有料イベント。よくないでしょうか。
よろしくお願いいたします。
買わなかったくせして、べらべらと偉そうにスミマセンでした。
でも雑誌メディアでしかできないことはまだまだ残っているはずです。
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