融通の利くキャストのできる頼もしいロッドです。
現行のG2もいい竿ですけど、Gには最新のカーボンロッドに無い味があると思います。
今シーズン、久しぶりに使ったら竿の継ぎ目、フェルールがかなり緩んでいました。
キャスティングしていると はずれそうになったり回転したりと釣りに支障が出るレベル。
気温の低い時期は フェルールにワックスを塗ってすむんですが、夏場は効果薄。
以前プロショップで教わったワザを試してみます。
瞬間接着剤を使います。これは100均で買ったものでしょうか。
瞬間接着剤(シアノアクリレート)の特性を頭に入れておきましょう。
- 空気中の水分と反応して硬化する
- ポリプロピレンはくっつけられない
ところで瞬間接着剤のことを瞬接って略すのって普通なんでしょうか。
フェルールの余分なワックスをはがしておきましょう。今回はパーツクリーナーを吹き付けてみました。機械油を洗い流すってことは、ワックスにも効くってことなんじゃないかと。これ炭化水素ですよね。
ところで炭化水素って
学生のころ習ったのは
アリやハチはこの炭化水素によって同じ巣の仲間だったり兄弟だったりを識別しているとか。巣の識別はさらさらしたワックス(揮発性のあるような分子量の小さい炭化水素)、兄弟の識別はべたべたしたワックス(分子量の大きい炭化水素)。
まあフェルールの修繕とは全く関係のない知識ですけども。
修繕に戻ります
この瞬間接着剤はわりとべたべたしています。爪楊枝で薄く塗布してから
ポリプロピレンでしごきます。
厚く塗りすぎないように。ここ大事なポイントです。
厚く塗りすぎた場合は目の細かい紙ヤスリで軽く削って調整します。
接着剤はほんの少しでいいんです。あとからワックスでも調整できますので。
昨日の記事同様、今回も自己責任でお願いします。
さっき塗ってすぐ竿を継いだら、完全に硬化してなかったらしく大変なことになりそうでした。除光液を流し込みなんとかことなきを得ましたが…
ほんとにくれぐれも自己責任で!(苦笑
瞬間接着剤って種類が多くて迷います。
0 件のコメント:
コメントを投稿