もしかしたら10年以上ぶりになるのかも…
スティミュレイターを久しぶりに、ほんとに久っしぶりにタイイングしました。
アイが破損してしまったり、ヘルクヘアが抜けてスカスカになってたり、使えるフライが少なくなってきてたんです。
シーズナブル フライパターンの盛夏・秋篇に載ってます。
あら、シティミレイター?
stimulator イコール 刺激
文字通り魚にとって刺激的な造形。ってことでしょうか。ほんとか。
本来はストーンフライ・アダルトをイメージしたパターンだが、日本の夏の渓で活用する場合はその範囲ではない。もちろんサイズや色調を合わせれば、あらゆるストーンフライのハッチ・マッチャーになりうるが、それにこだわる必要は全くない。それよりは、フライの特徴を生かして利用すべきである。
ふむふむ。
(中略)さらに、同じような色調のカディスやホッパーなどのテレストリアルをイメージできるので、対応範囲はかなり広い。エルクヘアの重量が重いため、しばしば横に倒れたりもするが、効果にそれほど影響はないので気にしないほうがいい。ようするに、ラフに使えるフライなのである。
ほうほう。
巻き始め。
巻き終わり。
フライボックスのスティミュレイターはエルクヘアが抜けてスパースな感じになってました。
このエルクヘアの束は、虫が羽をパタパタした残像を表現してるんですよね。やはり。
わしゃっと盛りたいところです。
それじゃ巻いてみますか。レッツ・エンジョイ・タイイング〜!
スティミュレイターのタイイング
好きなフックである
TMC2312。緩やかなカーブとストレートアイ。
10番、12番、
そして8番。おっとっとTMC2302はダウンアイのほう。まあこっちでも問題ないと思いますけども。
テールとボディ
フレアしないようにテールのエルクヘアを巻きとめたらボディの短めハックルを巻きとめて。
フレアさせないってのが結構難しくて3回やり直しました。
ぎゅっと巻きとめたら上からスレッドでゆるめでおさえてフレアしないようにします。
めんどくさい場合はバーサテールで代用するのもありかも。
ボディ材はシルクフロス指定なんですが、今回ゴールデンイエローのシルク風呂巣が切れていたのでダビングボディにします。
ハックルを巻きとめたら、スレッドで行って戻って補強。
ソラックスとウイング
わさっとウイングのエルクヘアを巻きとめて、
カットしたエルクヘアをスレッドで押さえ込み、ソラックスに巻くハックルを巻きとめたら、ダビング材でソラックスをととのえて
ソラックスのハックルを巻きとめてウィップフィニッシュ。
できました。できましたよ。
はあはあ。工程が多め。1本巻き上げるのにエルクヘア5本分ぐらいの労力がかかる感じ。
でも秋まで仕えてバッタの代わりにもなったりするんですから!
液体フロータントに20秒どぶ漬けしてドライヤーで強制乾燥。
この工程は省いちゃなりませんぞ。
ところで、このブログ、httpからhttpsに変えたんです。そしたらリンクがどうのこうのって言われちゃって、また過去記事を保存し直さなければいけない事態に。
自動で直してくれればいいのに。メンドクセー!
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