先日の釣行で紛失したマシュマロホッパー3Dレッグバージョンを巻き足し
このフライのタイイングの記事は前にも書いていた。
が、インスタにフライをアップしたらレッグについての問い合わせがチラチラあったもので。
8月12日はマシュマロホッパー記念日
多分だけど、巷で言われているよりもっとハリガネムシ寄生によるバッタ類の入水事案は多いのだと思う。そしてそれは7月後半から始まっているのだろう。
このエピソードはフライの雑誌のマシュマロスタイル特集でも詳しく載っている。
そして次に去年とある川でグラスロッドのティップを落としてしまって、それを探しに行った時の写真(ティップは2度目の捜索で見つかった)。
水溜りに
コオロギが。これも怪しいが、
ハリガネムシ。
市街地に現れるタイプ(マダラカマドウマ)と比べると随分黒っぽいが、これが森林性のカマドウマなのか。カマドウマの種類に関しては資料がネットに乏しくて。
日本には70種類ほどが知られているとか。
腹面はベージュなのだ。この写真はフライの雑誌マシュマロスタイルでも掲載された。
こんな写真を掲載するのフライの雑誌社さんくらいだと思う。すごい。
そしてコオロギもそうなんだけど、バッタ類の腹面は大抵ベージュ系。
タイイングしてみよう
カマドウマっぽいベージュカラーのホッパーを巻いていきましょう。
レッツ・エンジョイ・タイイング〜♪
フックはTMC206の10番
レッグはVANIA 3DホッパーレッグのタンカラーでサイズはL
マシュマロボディはシナモン6本束を結ぶ。
フックに下巻きをして
レッグを取り付けるが、スレッドだけだと思いのほかくるくると回転する。
ここは瞬間接着剤で固めてしまうのが良い。
ついでにマシュマロボディも装着する。
こんな感じ。
これはまるで水生昆虫アルバムのBFコード9[バッタ]そのものじゃないか。
瞬間接着剤について
マシュマロスタイルは特に、だと思うが瞬間接着剤ワークが重要になってくる。
特にマシュマロビートルではパラシュートポストおよびマシュマロボディの接続点、最後の仕上げにマシュマロの後端近くとフックの後半あたりをちょっとだけくっつけたりする。
それには
専用のツールがあったようが良い。
シマザキグルーニードルだ。
一度使うとその良さが実感できる。
こないだ瞬間接着剤の入った容器(使い捨てコンタクトレンズの容器。ポリプロピレンだからうってつけなのだ)をひっくり返してしまった。低粘度を使う場合は注意したほうがいい。晩酌後のタイイングでの低粘度瞬間接着剤の使用は特にだ。
そうこうしているうちに、
はい!もうできた!マシュマロホッパーが!
カマドウマにウイングなんてないけれど、このエルクヘアがあるとフライとしての収まりがとても良い。
実際釣れるからね。これ。
クリケットバージョン。
左のはキリギリスバージョン。
落差のきつい流れよりは1つのランが眺めのゆったりとした渓でホッパーはより効果を発揮すると思います。
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