バンブーロッドビルダーの荏原さん（EverRod Industry）からアマゴ釣りに誘われたので行ってきました。
水が落ちないと遡行しにくい川へ。
杣道を１時間半ほど歩いて入渓するわけで
今日もウェットスェーディングです。
減水しており、鏡のようなポイントが連続するのです。
時折ライズがあるんですが、大抵は荏原さんが見つける。すぐ見つける。
よく見つけますね。偏光グラスもなしで（車に忘れてきたそうです）。
それにしてもアマゴっていうのはヤマメよりもエラの性能がいいんですかね。鏡のようなポイントでも普通にライズしたりしてるもんね。
入渓して程なく、鏡のポイントをロングキャストして１投目でもう釣ってたからね。
２８センチアマゴ。
この詳細は荏原さんのブログでもアップされることでしょう。
荏原さんは釣りがうまいと聞いていたけども、まさかここまでとは。別次元。
自分もフライフィッシングにどっぷり浸かっていると思っていたけど、俺の現在立っている場所はまだ沼の淵の辺りをうろうろしてるにすぎなかったのだ！
だって今日の荏原さんエルクヘアカディスの１２番１４番、クリップルダンの１２番１４番しか持ってきてないからね。知れば知るほど物は要らなくなる。洗練ってことだね。羽アリが出たらどうするのだろうって、やつらには滅多に会わないもんね。
あと今日の荏原さん、源流なのにバンブーロッド。変則五本継ぎのウィンストン。グリップが取れるやつ。
そのあとの私、魚と対峙して立ち位置とフライを変えながら３投目、ドラッグがかかって大口あけたアマゴが流れていった…。ああ。
あ、ちなみに新潟でアマゴってどういうことだろうと思っている人も多いと思いますが、そういう川があるんです。すでにヤマメと混成してイワナ圏にまで侵食してきているという。
そうそう、このポイント。流れがあって絶好のポイントだったんだ。
渋谷式スパイダー。減水時の強い味方。
さてさて、入渓したところに焚火の跡があり、アブ明けしてから先に入ったパーティーがいた模様。しかも腹を割いたアマゴの死骸もあり、結構抜かれていった感じ。
魚の反応もイマイチで…。
ひとまず戻って別のポイントへ。
ここもアマゴポイントだが、あれれ、新しめの足跡が。
なんとか釣ったけど、またイワナか…。
白泡の向こうの小さなポケットで。
荏原さんは両足首をヤマビルに吸血されていた。
荏原さんから「ロングキャストとナチュラルドリフトと立ち位置をもっと勉強しなきゃだめだねー」と強烈なダメ出し。この川のアマゴ釣り、めちゃ厳しい。精進しなくては（汗
あと、何気に源流釣りには（ちょっとかっこ悪いけど）鮎釣り用のフェルトソールの渓流足袋がいいって荏原さんが言ってた。っていうか履いてた。靴の中で指が分かれてるやつ。ソールが柔らかくてものすごくグリップするという。ほほー。
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