川で見た昆虫の写真

川で見つけた虫たち。タイイング時の参考になるだろうとわりとまめに撮影してたけど、いちいち記事をほじるのが面倒になってきたので固定ページにまとめることにした。暇な時にコピペしていく予定。

そのうち目次にリンクもつける。

  • オドリバエ
  • ナミトビイロカゲロウ(たぶん)
  • クロマダラカゲロウ?
  • マイクロオオクママダラカゲロウ?
  • 中小型カワゲラ
  • キマワリ
  • キリギリス
  • ヒメギス
  • ヤブキリ
  • フキバッタ
  • コバネイナゴ
  • トノサマバッタ
  • ツチバッタ
  • クサキリ
  • クサギカメムシ?
  • マイマイガ


オドリバエ

翅はエッジが効いている。
アブドメンの白帯は、どっちかっていうと透過しているっぽい。


ふむふむ。

これは妻のフライが木に引っかかって、回収しようとしたらそのフックにオドリバエがぶっ刺さっていたという。


ナミトビイロカゲロウ(たぶん)

ボディはライトオリーブでテイルは3本。

フックサイズにして18番くらいか。
体節はそれほど明瞭ではない。


あ、こっちはオスっぽい。

ちょっと赤みが強い個体もいるが、ウイングからすると同種のようだな。

これは同種なんだろうな。赤みが強いのはカメラのホワイトバランスのせい?

いちいちテールの数を確認する。やはり3本だ。

これもオスのようだな。


この色の差は性差なのだろうか。
オオクママダラカゲロウのオスメスもこのくらいの色の差があるもんね。


多分そうに違いない。

遠目から見ると黄色味が強いのでヒラタカゲロウの仲間っぽくみえるが、
マダラなのだ。メスの方が多く捕獲されてた。

ライトオリーブなストレッチボディのCDCにすこぶる反応がよく
ちょっとヤグラなアイカザイムとか、ツルシのクリップルは反応がほとんどなかった。

ヤグラ、ツルシはBFコードなので「水生昆虫アルバム」を参照のこと。
先週撮った写真はメスばかりだった気がする。オスの数が少ないのか。

翅落ちスタイルで。
翅を広げてみると、半透明っていうかかなり透過しているのだな。

ハッチしたあと流下するこのマダラ、ウイングを立てたところ、あるいはパタパタしているところをバッサリ食われてる。
先週は平水時より5センチ増だったんだけど、よくライズしてた。尺イワナもこれ食ってたんだな。

この土日はさらに5センチ水量多くて、ライズは少なかった。






クロマダラ?


ちょっと小ぶりだけどクロマダラかなあ。
数はかなり少なかった。


マイクロオオクママダラカゲロウ?

メッシュなウイングにこの色と体節はオオクママダラカゲロウのようだけど、かなり小さすぎない?


いやあ、ちいさいな。
これはライトオリーブのマダラの次に多かった。
ただあんまり食われていなかったな。
1センチくらいか。



そうそう、これこれ!これがオオクマだよね。

ライトオリーブのマダラとオオクママダラのツーショット。



中小型カワゲラ


春先の重要種。オナシカワゲラ類が何種類いるかわからないが、オナシカワゲラ科のなかにさらにオナシカワゲラ属がある。結構体色や翅にバリエーションある。
今調べたら雪の上にいるあいつはクロカワゲラ科のやつらみたいだ。全部オナシで後から出てくるのがクロカワゲラとばかり思っていたが全くの間違いだった。

これとか。翅が薄茶タイプ


翅シルバーかつ翅脈が不明瞭タイプ。

「水生昆虫アルバム」のBFコードでいうと典型的な「ヤグラ」


翅クリアにして翅脈明瞭タイプ

体色は暗褐色。

こっちも翅シルバーで体色は比較的明るめの褐色。



キマワリ

梅雨の終わりごろ。上から数匹落ちてきた。
けっこう動くの早い。
このエリアで見られるのは黒色だったが、地域差あるようで黒色から黒藍色のものと緑真鍮色のものなどバリエーションがある。知名度低いが普通種とのこと(wiki)。
人の手が多く加わらない広葉樹林やその近くにはごく普通にいるもので、樹木や枯れ木の肌に止まっているところを容易に目にすることができる。都市近郊で昆虫採集を始めると真っ先に捕まえる虫のひとつである。しかし知名度が低く、大抵はその段階では名前を知らない。子供用の図鑑には載っているもののこれまた妙に目立たないことがこれに拍車を掛けている。


バッタ類


キリギリス

これは新潟の渓畔にて。
いるところにはいる。どっちかっていうと明るい草原にいる印象。
完全な雑食性で、他の虫も食ってる。ゆえにハリガネムシ寄生率もたかいんじゃないかろうか。

アイボリーな腹側。

タンのマシュマロファイバーに、黄緑ダイドのヘアウイングがちょうどいいかもしれない。大きさは写真奥のTMC206#10くらいで良さげだな。

あ、シマシマのラバーレッグがなくなってしまったんだった。
しょうがないからハックルファイバーカットしてストークで脚つくるかな。

ヒメギス

川の土手の上で発見。キリギリスの近縁種。体高のあるボディはキリギリスに似るけどひとまわり小ぶりで全体に濃褐色。


醤油とかトンカツソースの色。

腹から見るとコオロギみたい。
そしてこの太ももの盛り上がり。フライで表現にしにくいな。



コオロギ


うちの玄関で死んでた。ってことはツヅレサセコオロギかな。

終齢幼虫かな。

B面から見ると、ね、ヒメギスみたいですね。画像検索で見るとカマドウマもこのようなシルエットそして色調も。参考になるなー。

ヤブキリ

ヤブキリもキリギリス科。やっぱり他の虫も食ってるみたいです。キリギリス見たのと同じ川。より上流ハリガネムシがケツから出てきた個体(やっぱり食ってたか)。
入水したところをちょうど発見。

腹側は明るめの緑色でパターンも複雑。情報多めですね。

リリース。


似てると言っていいのかどうか微妙なレベル。

フキバッタ

イナゴだと思ってましたがフキバッタなようですね。
まあ飛べないイナゴですよね。
飛べないだけに近年いろんな種類に分類されたようで、フキバッタ属には数多くの種が含まれます。




腹側はマシュマロファイバーでいうところの「タン」。
トノサマバッタも共食いしたりとかバッタ類は若干肉食系統が残っている可能性ありますので、ってことはハリガネムシ寄生個体もいる可能性あり。

※180821フキバッタに追記
緑マシュマロホッパーと比べてみた。でかいよ。
  
この微妙な色合いはなかなか表現できないが

水生昆虫みたいにバカバカ食われる事もないので、なんとなくで大丈夫でしょう。

コバネイナゴ

180902追記
イネ科が大好きコバネイナゴ。割と小ぶりなイナゴ系。

こんなところに

いたよ

近づくとすぐに

裏に回り込むシャイなやつ。

 腹側はこんな感じ。


トノサマバッタ

秋田で発見個体。
オレ様が〜

殿様じゃあ〜!

腹側はグーグルで画像検索などしていただきたいのですが、だいたい「タン」です。
トノサマは別にフライで表現しなくてもいいかなあ。

ツチバッタ


今朝方会社の脇で捕まえたツチバッタ。
 「タン」ですね。

クサキリ?

産卵管が長いからメスですね。
キリギリス類は肉食性強いから、これもきっと結構ハリガネムシダイブしてるんでしょうね。

B面も美しい緑色

マシュマロホッパーを近づけると…

むしゃむしゃ。

これは盆前に捕まえたもの、クサキリの終齢幼虫かな。

B面。透明感のあるボディ。やや緑がかったタン。




クサギカメムシ?

季節は11月、場所は新潟県三条市下田郷の吉ヶ平。
フラットなボディでまだら模様。


今まで知らなかったカメムシのB面(腹面)。こんなシマシマだったのだ。そしてベージュからこげ茶へのグラデーション。くっきり鮮やか。これを見て魚が捕食行動に出るわけだ。

サイズ感はこのくらい。

マイマイガ

でっかいのを水面から拾い上げた。
割と大きめだけど、これは終齢幼虫かな。
ふさふさな毛虫。


フライ回収棒研究所

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