【釣り】イヨシロオビアブを徹底的に忌避したい!【小ネタ】

2023/05/11

フライフィッシング

t f B! P L

 イヨシロオビアブ(メジロアブ・オロロ)についてまた調べていた。

なぜかというと

ネットショップで販売している「アブよけトラロープ」が全然売れないからだ。
なにって、ネットショップで二本(しかも一人の方!)、ハンドクラフト展で一本(フライの雑誌の堀内さんが購入してくれた!ありがとうございました!)しか売れていないからだ。

だってみんなあれなの?オニヤンマくんみたいなアレ、ブローチみたいだけど装着して釣りしたいの!?
フライマンなら造形を抽象化しつつ効く要素を強調したものを「いい!」と思ってくれるかなと思ったけどそうでもなかったか。

トラロープって結構硬いのよ。これでハサミ1つダメにしちゃってんだから!

前回の記事はこちら


イヨシロオビアブの生態改めて

・やつらは水生昆虫ではない。

・乾燥に弱い

・日本海側に多い(群馬で言うと北部の一部にしかいないって書いてあったけどほんと?)

・7月の終わり頃に成虫が発生する(新潟とか山形の場合)

・あんまり長い距離を移動しないようだ

とやまと自然 第16巻 夏の号 1993年

https://www.tsm.toyama.toyama.jp/_ex/public/nature/scan/nature-062.pdf

乾燥に弱いオロロの飛行距離は通常500mくらいで、川筋から離れることはあまりありません。

~オロロは待ち伏せ型となります。


・出始めの頃はそれほどしつこく襲ってきて吸血したりしない

・出現してからしばらく経つと吸血性が強くなる。

・オニヤンマが天敵で、トラロープでもアブよけになるとwikiにも書いてある。


ここまではいいですよね。


奴らの吸血行動をフローにするとこんな感じだ。

1、寄ってくる。が、寄ってくるだけで積極的に吸血行動には出ない
2、しつこくまとわりついてくる。人の周りを旋回行動をとる
3、旋回行動が激しくなり、時折吸血してくる
4、激しく吸血行動してくる

先にも書いたが、シーズンで初めの時期のイヨシロオビアブは1レベルで留まっていてそれほど吸血行動に及ぶものは少ない印象。

なんでかなって思って調べてたら、どうやらこういうことらしい。



衛生動物(05a)節足動物 昆虫綱 双翅目

http://www.eonet.ne.jp/~lsrl-kobe85/sanitzool05amid.html


 このアブの幼虫は、森林の落ち葉の下や腐葉土層にいて、昆虫やミミズの類などの生物を捕食しながら育つ。2年で成虫になり、交尾。1回目は無吸血で産卵、2回目の産卵に備えて卵形成の栄養を得ようとヒト・クマ・ウサギ等の哺乳動物を激しく襲い吸血する。

 

 幸い、寄生虫や病原菌の伝播には関わっていないと思われる。


な、なんだって〜!1回目の産卵は無給血で行われるの!?

そうなんです。幼虫時代に食った栄養で産卵できるだって。

ちなみに昆虫の生育や産卵にはコレステロール含むステロール化合物が必須なんだけど、我々哺乳類と違って、昆虫は体内でコレステロールを生成できないんですよ。すべて餌として摂取する必要がある。吸血昆虫はステロール化合物を求めて吸血してるんですね。


アブの生態とその防除法

https://chikusan.elanco.com/sites/g/files/adhwdz761/files/2020-05/douyaku-43.pdf

しかしイヨシロオビアブ,ヤマトアブ,ゴマフアブなど,吸血源の少ない山間地でも大発生する種では,羽化した雌成虫は全く吸血しないで産卵することができ,その後に初めて吸血性を帯びて人や家畜を襲うことが明らかにされた。これがいわゆる無吸血産卵性で,わが国のアブではこれまでに約20種がそのタイプに属することが判明した。

このような種では,吸血に来た個体をいくら防除しても,次世代の発生を完全に抑制することは困難である。

 

なるほどね〜!
出始めの奴らが積極的に吸血してこないのは、リスクを負いながら吸血する必要がなかったからなんだね。おそらく。
なるべく皮膚を出さない方がいいんだ。アブの季節には。


じゃああのバーサーカーモードになったアブどもにはオニヤンマくんとかトラロープは効くの?効かないの?


視覚的な情報でのアブ忌避は効くはずだ!

まずはシマウマを見てくれ。


なぜシマウマはシマシマなのか? -実は虫に刺されないため!?-

https://biome.co.jp/biome_blog_126/



シマウマがあの柄に進化した理由は諸説あるようだが、あの柄のせいで吸血昆虫忌避につながっているというのはかなり有力な説なようで。


そしてここからが重要だ。


牛に縞模様を描くと防虫効果あり!

※朝日新聞デジタルをキャプチャした




 

牛にシマシマ、虫付きにくく 愛知県農業試験場、京大と実験で成果(朝日新聞デジタル)

https://www.asahi.com/articles/DA3S14245504.html

 




黒毛和種をシマウマ模様に塗った「シマウシ」は吸血昆虫の飛来が減少します~新たな吸血昆虫対策技術の開発~(愛知県)

https://www.pref.aichi.jp/soshiki/nososi/zebralikestripingcow.html

 

愛知農総試、ウシをシマウマ模様にする薬剤不使用・防虫技術の効果を検証(環境展望台))

https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=28053

 

ウシをシマウマ模様に塗った「シマウシ」で害虫対策。愛知県で検証(インプレスWatch)

https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1212396.html

 

ウシにシマウマのシマ模様を描くと「吸血ハエの数が半分になる」と判明(Gigazin)

https://gigazine.net/news/20191009-painting-zebra-stripes-biting-fly/

 

「シマウシ」に虫来ねぇず 米沢牛の産地で模様の効果検証(河北新報)

https://kahoku.news/articles/20211016khn000032.html


それで

 

ヒトスジシマカはシマウマ縞を忌避するか

https://www.jstage.jst.go.jp/article/mez/71/4/71_710407/_pdf



ヒトスジシマカのシマシマ柄忌避はそれほどでもなかったのは、彼らが二酸化炭素とか体温など視覚情報以外を頼りに吸血相手を探しているということだ。逆にいうとアブどもは視覚情報の方を重要視しているということで、トラロープは(ちゃんとアブに見せれば)効くことが予想される。



しかし、だったら我々もシマウシのようにシマビト(シマビトというと島人みたいだな)になればいいのではないか!アブよけトラロープ販売しておいてなんだけど、イヨシロオビアブを忌避するならこれだ!




 

ゼブラ柄 キャップ(Yahoo ショッピング)

https://shopping.yahoo.co.jp/search?p=%E3%82%BC%E3%83%96%E3%83%A9%E6%9F%84+%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%97&cid=0&b=1&view=grid

 

ゼブラキャップ
ゼブラT シャツ
この辺でキメればバッチリ忌避できそうだ!
オーケイ!俺たちが目指すのはゼブラーマンなんだな!

なんとなくまとまったなこの話。
問題は、ゼブラーマンになってまでも釣りしたいのかっていうね。
500メートルも歩けば奴らも追ってこないって話、あったしね。


とりあえずアブよけに視覚的情報が有効なのは確かなようなので、アブよけトラロープ使うときはちゃんとアブに見えるところにぶら下げることが大事なんだな。

マジな話をすると、ゼブラーマンもいいけどケミカル防御(ディート、イカリジン、ハッカ油など)も併用しないとだめだよね。


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