【釣り】山岳渓流でオオマダラのハッチに遭遇【釣行記】

2023/06/11

フライフィッシング 釣行記

t f B! P L

 いいイワナ出た。

先行者がいたので

わりと人気の川を久しぶりにやってみようと程々の早起き。最終堰堤上の車止めについたのは7時40分。今着替え終わったという関東ナンバーの釣り人。ああそうか、7時ジャストくらいならば一番乗りになれるのか。

Bプラン発動。最終堰堤の下の区間をやってみよう。
ここは今までやったことない区間だ。


フライ流すもまったく魚の気配はない。

すると

蜘蛛の巣に引っ掛かってたヒラタの類。
まだ動いているところみると、昨日の晩か今朝方のものだろうか。
この虫が出る頃に使うフライがある。
ヘアウイングダンの14番と16番だ。

さっそく1匹目。
浅い瀬から。
これこれ。アブドメンはターキーバイオット。ソラックスにハックルぱらりのヘアウィングダン。ヤマメの小渓なら16番スタートもありだが、今日は14番だ。
妻はバラシで
わたしもう1匹。
同じフライ。
流心の手前の緩いところで。
まだロングリーダーシステムにもたついてしまう妻。
妻も釣った!

なかなかリズムに乗れないなかいいプールに来た。
川の両サイドの巻き返しは反応なし。筋も反応なし。
落ち込みと落ち込みの間のカガミのところにフライを投じてしばらく浮かせてたらバグンと食ってきた。

うお!デカ!

「待ってたぜェ!!この瞬間(とき)をよぉ!!


5度の首振りも岩の下に潜られるのも耐えた!スローアクションのロッドでよかった!



ネット・イン。
今年初めて尺上イワナ。

食ってたのは

ヘアウィングダンの14番。
こちらです。
ロングリーダーシステム(リーダー11フィートのティペット6フィート)にも慣れてきたのかな。
フキバッタの幼虫。こんにちは。

最終堰堤上へ


さて、時間もだいぶ空けたし最終堰堤上に入ってみるか。この規模ならあんまり先行者の影響は多くなさそうだ。

なんかでかい虫がパタパタしてるな。
大きめのカワゲラか?それもあるがそれとは別の…
妻いいの釣った。
これ私のネットだけど、ランディング中ティペットが川の上に張り出した枝に引っかかったのでネットですくったんだった。

まあまあのサイズ

食っていたのは

11番のスペント。
マシュマロファイバーウィングスペント。オオクマ用だった。
私も
こいつで。
活性高いよ!
浅く見えるが膝上の流れ。
水温11.4℃。
妻も。
わたしも。
スペントで。
浅く見えるけども膝くらいはあってですね。
妻、なかなかのイワナ。

いいね。
パタパタまとまったハッチしてたのはこちら。
オオクマかと思ったけど、ちょっと小ぶりなオオマダラ。
普段のサイズが10番くらいならこっちは12番くらいかな。

フライもオオクマ用のを転用した。

思えばオオマダラの釣りって、10年以上前に会津の川のイブニングであったっきりだ。
それ以降もオオマダラには遭遇してるけど10分くらいでブワーッと出て終わったりして釣りに結びついていなかった。

さっき妻が釣ったのもこのヘアウイングダン。ライトケイヒルのダビングしたフタスジモンカゲ意識したフライのボディ下側をフライトーンでラスティカラーに着色したもの。
たんまりつけた獣毛が見やすい!
こちらで
ヘアウイングダン。12番かな。
きれいな甲虫みつけた。
妻のイワナでフィニッシュ。5匹バラシと不調だったけど、次につなげる釣りになったかな?

暗くなる前に杣道で帰る。


今日の失敗写真


ぼんやり!
でかイワナもぼんやり!

妻のイワナもにゅるん!
この時期のオオマダラハッチ、そしてあんまり朝早過ぎてもダメよということを学んだ。
なるほどねー!

※追記
翌日しとしと雨が降っていたのでイワナが浮いてるかなと思って同じ釣り場に10時半ころ入ってみたが、全くそんなこともなかった。
なんの反応もないので途中で切り上げた。
上流の方にはまだ雪渓が残っていて、水温低下したのだろうか?




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