シマトビ・スペントを巻いてみた。先日合わせ切れしたので補充だ。
場所は尺イワナの実績もあるスリット堰堤下のプール。
ふとこのフライのことを思い出し、堰堤下プールの脇の護岸スレスレにフライを落としてみた。使い方はグレスペと一緒だ。インジケーター以外全部水面下にいれる(唾液で濡らして投じる)。
すると静かにイワナが食ってきて、スッと合わせ切れた。
!?
合わせ切れよりもすんなり食ってきたことに驚いた。
すぐに同じフライを結び直してスリット堰堤の流れ込みに投げてみると泣き尺イワナが釣れたのだった。
がっぷり食ってて口の奥の方に頼が刺さっていたため、ティペットを切ってリリース。
そのあと釣り上がって、流れの脇の巻き返しからぽんぽんと釣れた。
17時30分からは羽蟻の流下が始まったのでフライをアントに交換したが、なるほどシマトビ・スペントはこうやって使うんだなと、引き出しが増えたという話。こういうのがうれしいよね。
まあシマトビケラにかかわらずカディスって結構数が出る虫だから、この時期なら何かしら流れているのかもな。めぼしいハッチがないときのフライローテーション入りだ。
タイイングはだいたいグレースペントと同じ。ウイングのCDCはストークごとつける。
ただしカディスの場合はウィングの先端をまとめない。
そして最大の特徴はアブドメンだ。
ピーコックアイのブリーチ。
なかなか自分で買わないマテリアルだ。私はもらったのであった。
つかってみると、なかなか他のマテリアルでは出せないニュアンスがあるな。
アブドメン作ったら、アイ方向にCDCをストークごとつける(CDCは背合わせにして装着)。左右に開いて背中でばってんして固定。必要に応じてソラックスまわりにダビング材。あとはインジケーターとしてCDCをつければ完成だ。
意外とマテリアルは多くないので慣れれば巻くのは早い。ウィングの長さ、ここがちょっと難しい。長すぎても短すぎてもいけない。それくらい。
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