特集「春はガガンボ」。
特集だけぱらっと読んで書いています。
改めまして、祝発刊!いやー。濃い情報ばかり。
もし双翅目(ハエ目)がメディアで取り上げられるとしたら、オスがメスに餌をプレゼントして交尾するオドリバエが「ダーウィンが来た」で特集されるくらいじゃないでしょうか。されないかもしれませんが。
いつもフライの雑誌は近場の釣具店である「風間釣具店」で購入するのですが、今回は待ちきれなくてジュンク堂で購入。
風間釣具店は新潟のフライシーンの黎明期からフライを扱うショッップとして有名でして、雑誌を買いに行っては店主のオヤジさんと近況について語り合うのが慣例だったです。
ただ最近はどの雑誌も刊行される頻度が低くなっていまして…。
コレだともう時代の流れで、版元から直販で買った方が手元に届くのも早いしなって思ってます。
ちなみに風間釣具店はまだアクロンリーダーの紙パッケージとか置いてあるので(非売品の可能性大)、日本のフライ考古学マニアの方はぜひ訪れて欲しいところです。
あ、あと粘土マーカー(オレンジと黄色)売ってますので、これはおすすめです。
ついでに、東区のフィッシャーズ(本間釣具店)では廃盤のTMC947BLやTMC400T、あるいは色あせたタシロニンフダブもまだ少量売ってますので、こちらもマニアの方はチェックしておきたいところです。私はもう揃えちゃってました。
ムアヘンパラシュートはガガンボなのか
私が初夏まで愛用していて、実績もあるフライがありまして
それがこの
ムアヘンパラシュートなのですが、ずっとコレがガガンボをイミテートしているのかどうかを考えていました。
このフライは秋田のフライマンの渋谷氏のスパイダーのハックルをムアヘンにしたオリジナルパターンでして、よく釣れるんですわ。
ボディ材には水馴染みの良いダビング材(タシロニンフダブなど)を使ってるんですけど、これ、よく透けるんですよね。この透け方からするに、ガガンボというよりは(ガガンボを意味する時もあるかも知んないけど)、スピナーや溺れたダンが洗濯機の中の洗濯物のように流れに揉まれて、くっしゃくしゃになった虫を表現しているフライなんではないかと思いました。
効く効かないはおいておいて(まあ効くんですけど)、
広義のガガンボフライだけど狭義のガガンボフライではないって認識が正しいのかなと思いました。だって作例のガガンボフライはボディ透けていないもんね。なんなら光るもんね(本誌参照)。
ストマックポンプから
確かにボディは透過している風ではないな。
ちなみにフライの雑誌111号
は「隣人のシマザキフライズ」だったですね。
私の文章も入っております。
あの時の釣りもガガンボが絡んでなくもなかったんです。
ようやく釣れたヤマメ。もっとでかいのもがばんがばんライズしてた。フライに反応するのに食ってこなかった。
取り込みを手伝ってくれた副会長も放心状態。
このあと濁りが出てライズ はストップしてしまった。
そして雨が上がった。
この翌日車のフロントを見てみたら
おいこれガガンボじゃね?
黄色いメイフライ(小型のヒラタ)に混ざってガガンボも大量に流下していた。
7月後半の秋田の本流筋で。しかも本降りの雨の中で。
ちなみに釣れたフライはバックファイヤーダンだった。
これは流れの筋で帯状に大量に流れてもライズ する稀有なパターンだったのかもしれませんし、メインのハッチはヒラタで、ガガンボが裏ハッチだったのかもしれませんし。とにかく激しいライズ がしばらく続きました。
この話ブログに書くのもしかして初めてだったですかね。過去記事検索しても引っ掛からないので。
てことでこれからフライの雑誌「春はガガンボ」を読み込んでいきます。
この特集、買いです!
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私も84年頃から風間釣り具店に通っていて、フライの雑誌を買っていました。
返信削除最近はめっきり行く回数も減り、フライの雑誌も買わなくなりましたが。
(今まで会長さんと店でお会いしたことがあったかな?)
今回はガガンボのお話だそうですね。
もし1998年の41号をお持ちでしたら、「フックを逆立ちさせたカントラリパターン」という記事に私の変なガガンボフライを紹介していますので、興味があればご覧ください。
今度お会いする機会があればご意見などお聞かせください。
Wクラブ Aより
A様
削除コメントいただきありがとうございます。
フライの雑誌41号は手も取りあります。早速チェックしてみました。実にユニークなフライですね。そしてこのようなフライを使うフィールドが新潟にある?というのも新鮮な情報でした!今回のガガンボ特集もかなり内容濃いですよ!