日曜の釣りでマシュマロパラビートルの効果、ビートルフライとしてのそれとフッキング性能が十分であることを確かめたわけだけど、フライの下でUターンした魚(おそらくイワナ)のことが気になって、
脚をつけてみたのでした。
梅雨にはビートル
昔からビートルフライはフライボックスに入っていたけど、流下ビートルの多くは樹上からもたらさせるのではないだろうか。開けたところでもビートル効くのかなあ。まあとにかく降雨時、降雨後はしばらくビートルフライが効くのだ。
森林は降雨後でもポタポタと滴が垂れる。樹上のビートルたちには恐怖でしかないだろう。釣り人にとってはマリオのスター時間が長引いている状態と言っていいだろう。
これまでのあらすじ
梅雨にはビートルフライが効くだろうという確信の元、フォームビートル巻いて
梅雨っぽい天気の林間の渓はビートルフライへの反応がよくって(しかしフッキング率低し)(土曜日)
翌日マシュマロビートルはフッキングが良かったけど川は増水してて出が悪くて(日曜日)
そんで、フライに出てきたけど食わずにUターンしたイワナが気になってい流ところなのでした。
実際のおぼれビートル
まさに梅雨頃にうちの庭に飛来してくるビートル。夜になると発生しよく葉っぱ食ってる。この茶色のは一般のマメコガネ類に比べると体が軽く柔らかい。飛ぶのがうまく、触ると手足を縮めて地面に落ち、落ちるや否やすぐに地面掘って潜り出すorじっと死んだフリ?している。
図鑑で調べてもよくわからないが、捕まえて熱々のお湯の入った瓶に突っ込んで滅殺している。
豆こがね類も一緒に始末したときの写真だ。
とくに後肢が目立つ。
ナチュラルドリフトしてるビートルを見切ったイワナ。フライの下でつつーとついてきて瀬尻でドラッグがかかってイワナはプイッと何処かに行ってしまった。
脚がついていたら迷わず食ってきたかもしれない。
きっとそうに違いない。
脚つけてみた1
とりあえず適当なラバーレッグで脚つけてみるか
結び目つけたら長めになってしまったので
今回は足の関節を無しとした。
どうかな。
このバンザイスタイル、なんか違うよな。
生き物感は出てきたけどね。
ところでボディの色
ボディというかマシュマロ部はボディでありながら鞘翅でもあるのですが、緑だけじゃなくってコパーも巻けないだろうかと考えた。
オレンジとかさ(エアロドライウィングとパラポストウィング)
黄色とかさ。わざわざ会社帰りに買ってきたんだよ。
うーん
だめか
脚つけてみた2
梅雨時に流されるビートルはBFコード(←このBFコードについては新しい古典「水生昆虫アルバム」参照のこと)でいうとツッコミ。
ラバーレッグのバンザイスタイルはどっちかというとBFコード「バッタ」とか「本ベタ」「マルタ」な虫用だろう。
もう一度よくみてみて
前脚はだらりとしている。両手ぶらり戦法は現代でも健在だ。
ラバーレッグを使いつつ前肢はだらりとさせよう。
梅雨時だったらこのサイズがいいんだ。
TMC921の12番。
しかしさっきので切らしてしまった。ブロンズがいいのに。
しょうがないから102Yで代用だ。
ちょっとショートシャンク・ワイドゲイプであんまり細軸じゃないやつがいいんだ。
じゃあ巻いていきますか。
しましまのレッグも違う感じしたので黒のラバーレッグだ。
結び目で
関節を表現(この写真2枚も必要か?)。
足の長さは最後に調整するので長いままつける。
ピーコックより先につける。
しかし長いラバーレッグはタイイング の邪魔になるので
シマザキスリットステージについてきた透明なクリップなどで前の方に止めておくのがよい。
イエローダイドのピーコックって誰が買うのだろうと思っていたらここにいたよ。
俺だよ俺俺!これもさっき買ってきたんだよ!
ボディだけでも、ちょっとでもコパーに寄せたかった。
私はコパーが好きなんです。
スレッドに巻き付けたピーコックはそのままグルグルと巻き留めてさらにコパーワイヤーでボディの体節
をつける。
マシュマロを装着。いいボリューム感、そしてマシュマロファイバーのブラックとインセクトグリーンを程よくブレンドした艶かしい色。いいじゃない。
緑系パラビートルっていったらハックルはブラウンで決まりですよねー
ハックル取り付けて
パラシュートポストを巻き留めたヘッドあたりにピンクがはみ出してたらコピックやフライトーンで着色してください。ダークグレーとかで。
ハックルが長すぎた。
納得できなくてまた巻く。
はい!もうできた!マシュマロパラビートルが!
ああ、これいい感じ。
いいじゃない。
おい!首の脇塗り忘れてるぞ。
ラバーレッグがもうちょい細いのがないかなとか、やっぱりフックはブロンズがいいなとか色々あるけど、ひとまず。今週釣りに行けたら釣れるまで使い続けよう。
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