【釣り】測量野帳でつける釣行日誌

2020/11/23

フライフィッシング

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 フライフィッシングのタックル一式揃えたのは1996年、フィールドに出たのは1997年。手探りのスタートでした。分からんことだらけだったのできちっと記録を残そうと釣行日誌をパソコンで管理してました。

いろいろあって先日コクヨの「測量野帳」で釣行日誌をリスタートしたのでまとめてみました。


釣行日誌をつける目的

人間の記憶は曖昧で、5匹しか釣れてなかったのにいつのまにか「あの日はけっこう魚釣れてたなあ。10匹くらい出たじゃないか」とか25センチくらいの魚だったのに「あの日は結構いい魚出たなあ。泣尺くらいあったんじゃないか」などとなりがちです。

釣行日誌をつける目的はズバリ「週末はどこの川に行くべきかどうか(あるいはどの川に行くべきでないのか)」の参考資料としてです。
正確な記録は明日の釣りを充実させるための重要な情報源なのです。


パソコンでの釣行日誌時代

  • ファイルメーカーPro試供版 1997-1998
  • クラリスワークス 1998-2001
  • AppleWorks 2001-2008
  • Bento 2008-2014
  • Numbers 2014-2017
もともとファイルメーカー(当時のアップル子会社クラリス社が作ってた)というマック用のデータベースソフトの試供版からスタートした釣行日誌。

そのあと同じメーカーの統合ソフト「クラリスワークス」にも簡易的なデータベース機能がついてたのでそちらに以降。クラリスワークスはその後いろいろあってAppleWorksとなり2008年まで売られてました。

AppleWorksサポート終了に伴い、困ったなと思ってたらクラリス社(当時のファイルメーカー社かな)が簡易型データベースソフト「Bento(名称は「弁当」に由来)」を出してきました。マック版とiPhone版があって、二つ持ってると同期が取れて便利だったんですよね(当時はクラウドとかない時代だったんで)。

データベースソフトを使うと、例えば「5月と6月でヤマメが5匹以上釣れた

そのBentoも2014年にサポート終了。以降はアップルが作ってるスプレッドシートの「Numbers」で管理してました。

Numbersでも綺麗にレイアウトしたりすればマックでもiPhoneでももっと見やすくなるかなとか思います。やったことないけど。


ちなみにこのブログは 2010年から付けていて、ほぼ全ての釣行が記録されています。

ブログも釣行日誌と言えるんですが、閲覧性が悪いので、これは釣りの中身を細かく記録するものとして区別しています。




当時のデータベース画面を雑に再現したもの↑
  • 日付
  • 川名
  • 天候
  • 気温
  • 水温
  • ヤマメ
  • イワナ
  • その他
  • 使用フライ
  • ヒットフライ
  • メモ
とまあこんな感じ。
今振り返ると
水温って春しか測ってない気がするし
使用フライなんていちいち覚えてられないし
ヒットフライはいちいちデジカメで撮影してるし
改めて考えると改善点結構あるなあと。


デジカメでの記録・ブログに集約

釣れた魚とヒットフライ、魚の出たポイントはセットで撮影しています。だいたいブログに載せていますが。フィルム時代と違って何枚も撮影できるのはデジカメの利点。写真アプリで時系列で記録されるしこれも記録ツールの一つ。
釣りの詳細は写真と記事でブログに集約。
過去の釣果を見るのにいちいち過去記事を掘っていかなくてはならないところがブログメディアの難点。
パラパラーってめくれる紙メディアはデジタルメディアよりも閲覧性が高い、そう思って今回の測量野帳による釣行日誌につながります。





測量野帳買ってきた

コクヨの測量野帳は表紙が硬めのコンパクトな手帳。
中紙の種類は「LEVEL」「TRANSIT」「SKECH BOOK」があり、さらに表紙の違いなど複数の種類があります。カラフルだったり防水だったり。

表紙に書かれている、「LEVEL」 「TRANSIT」というのは、測量方法の名前。
中紙は、それぞれの測量方法に適した罫線になっています。
今回はLEVELにしました。

メモるだけなら大学ノートだっていいんですけど、当初は野外に持ち出す可能性考えてコンパクトがいいなと思ったんですね。
あと大学ノートだとページを持て余しそう。
これは中紙40枚だけど、防水タイプは24枚。24枚だとちょっと少ないような気もして。

ちなみに新潟市中央区で言うと
幸町のTSUTAYA書店、ジュンク堂に入ってるMARUZENで売ってました。防水タイプはなかったようです。
入手しやすいってところも利点かな。
SARASA DRYも買ってきた。写真は0.5ミリですが、あとから0.4ミリも買い足し。
おすすめは断然0.4ミリですね。
書けるスペースを広げる付箋も買ってきたけど、まだ出番なし。
ほんとは左ページに記録つけてって、2017年からつけ始めたんですが、右ページはメモ欄にするはずがいきなり書き間違えてしまいました。
過去のブログ見て川名を思い出しつつ釣果をカウントするのがすごく時間がかかる作業でした。
書き間違えに納得いかず、また文房具屋に行って買い直してきて最初からやり直しているところ。ここで0.4ミリボールペンを投入。
上が0.5、下が0.4。違いが分かりますか? 


ちなみに裏写りはこんな感じ。まあ気になるレベルじゃないか。この辺はインクの種類によっても変わるようです。
2017年からとしたのは、あんまり前の記録だと川選びの参考にならないから。
川環境や放流施策、あとついでに自分のスキルも変わっているので。

補足として
今回
  • 天候
  • 気温
  • 水温
を入れなかった理由を。
天候と水温は魚の活性につながる要素だけど、その日のデータだけ取り出してもあんまり参考にならないから。前の日とかさらにその前の日にどうだったのかまで追っていかないとなんとも言い難いじゃないですか。

気温もどこで測定した気温なのかあいまいになりそうだったし。

代わりに、最近川選びで重要視してる「水量」を追加しました。
Yahooの天気アプリでも「水量」が数値で出るようになってます。
いいときの川の水量がどのくらいの数値なのかを覚えておけば「増水」「渇水」の状況がいつでも把握できますもんね。便利な世の中になったなあ。

しかし、川名がびっしり入ったこの釣行日誌。外で無くして人に拾われたりしたら困るじゃないですか。絶対家の外に持ち出せないですよね(大汗

川名はイニシャルにしておけばよかったのかも。
例)SNN川(底石ぬるぬる川)



まとめ

昔の川情報あんまり当てにならない
測量野帳はコンパクトで見やすい・閲覧性が高い
ボールペンは0.4ミリがおすすめ
最近は川選びに「水量」を気にしている
川名がびっしり入った測量野帳は家の外に持ち出せない。

フライ回収棒研究所

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