禁漁を迎えてからずっとタイイングもせずにダラダラしていました。
一年の計は元旦にあり。
なんとか時間を作って毛ばりを巻いていきましょう。
ってことで久しぶりのフライタイイング。
我が家はタイイングルームはおろかタイイングデスクもありません。
ダイニングテーブルでのタイイングになります。
こんな感じ。
光熱費も節約できますし、お茶もすぐ沸かせます。
TMC112Yをバイスにセット。
今年初めてのタイイングはパラシュートフライにしましょうか。
ダビング材は茶色、こげ茶、ブラックをブレンドします。
ウイングはヴェインファイバーのダークダン。
ウイングの上からハックル。
この繊細な色のハックルは
大好きなヒーバート。ハックルファイバーも細くていい感じ。
はい!もうできた!春によく効くカワゲラパラシュート!
下から見たところ
上から見るとこんな感じ。
ウイングの上にハックルが付いているのは、単純にこういう作りの方が巻きやすいというのもあります。
しかしこの構造のおかげで着水姿勢が不安定になるんですね。これが水面を通すとかなりリアルなのかなと思います。
この手の小型のカワゲラはだいたいがクライミングハッチ、騎士や草によじ登ってのハッチ。このアダルトが食われる状況は風に吹かれたりしてうっかり川に着水してしまった時。ジタバタしながら流されているところをバッサリ。
それをうまく模しているんじゃないかと。いろいろやっているうちにこのスタイルに落ち着きました。
って過去にも書いてますけども。
サイズ違いで巻きためてから
液体フロータントにどぶ漬け。20秒ほど。
SANSUI渋谷で購入したお得なフロータント。たっぷり入って1,400円。
ティッシュで余計な液を拭き取って、ドライヤーで速乾すると良いとか。
※追記150104
結構シンナー臭いです。どぶ漬けからのティッシュ吹きは空気の入れ替えやすいところでやるのが良さそうです。
こっちの春のライズにはめっぽう強いフライ。緩い流れのポツポツしたライズはだいたいこれで行けるのでは。
ところで4月に福島の浜通りの川に行ったらメイフライばっかりでこのフライの出番なし。エリアが違うと虫もこんなに違うんだってことを改めて感じた次第。
さあ、あとはCDCダン、スペントダン、ニンフを幾つか巻いていきますよ。
本年も当ブログをよろしくお願いいたします。
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