そんなときに有効なビーズヘッド(ビードヘッド?)を巻いてみました。
ただし、ウサギ(ヘアズイヤ)、タヌキファー、アナグマファーの3種類のダビングを試してみましたよ。
ちなみに手前からウサギ、タヌキ、アナグマ。
まあ、似た感じですよね。
触ってみるとウサギが最も柔らかく、タヌキとアナグマはガードヘアがチクチクした触り心地。かなりの剛毛ですね。
左上から時計回りに アナグマ、タヌキ、ヘアズイヤ、ヘアズイヤにアントロンヤーンの緑と黒をブレンドしたもの。
アナグマとタヌキの獣毛ダビング材は東京都北区にあるHIRANOTSURIGU(平野釣具)で購入したもの。
こちらでも通販で購入できますよ!
H.M Favorite Flies ハンターズダビング |
佐藤成史氏著のニンフィングタクティクスから
このビードヘッドを巻いてみます。#12と#14。
ダビング材の中のガードヘアをピックアップする道具たち。無駄に揃っていました。
タイイングツールとマテリアル一式。
ビーズ。ニンフを巻くのは2年ぶりくらいですかね。
標準的なレッドワイヤの巻き方。とりあえず一番上にしてみます。
準備完了、タイイング開始
ビーズつけて、レッドワイヤつけたら瞬間接着剤で補強。
使い捨てコンタクトレンズのケースはポリプロピレン。瞬間接着剤はポリプロピレンをくっつけられない性質を利用します。
巻き始め。
これは…タヌキかな?
ソラックス部はマルチグルーをつけて。ちなみにマルチグルーの買い替え時期は蓋が開かなくなったとき。今回は危なかったです。マルチグルーシンナーで蓋の周りをケアしておきました。どうでもいいことですけども。
こっちがアナグマだったかな…。タヌキもアナグマもだいたい似た感じです。
違いは下の方でまとめています。
手前はヘアズイヤ。柔らかさが特徴です。
タヌキ。硬い毛がピンピンと張りがあります。柔らかい方の毛は毛足がちょっと長い感じ。
アナグマ。毛の硬さ具合はタヌキとよく似ています。ちょっと毛が短めで、こちらの方が小さいニンフには向いていそうです。あとタヌキと比べるとこちらの方が若干色が濃いめ。
3種の獣毛まとめ
とりあえずヘアズイヤがあれば事足ります。ただ、タヌキは東アジア特有の獣ということなので可能性を満ちたマテリアルとも言えるのかもしれません(アナグマはユーラシア大陸の北のほうに広く分布していますけども)。
タヌキとアナグマどっちか選べと言われたら、小さいニンフでも使いやすそうなアナグマでしょうか。
まあそれほど高くもないのでまとめて買って試してみるのが良いと思いますよ!(適当)
実際水に濡れた時の色合いや透明感など見てませんので、機会があったらまた記事にしてみます。
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