左目の白内障がひどくて晩秋に手術する。ただ今シーズンはまだ1ヶ月残っているのである。
残暑と渇水が続くのであれば、まだパラシュートアントが効く期間が続きそうだ。
先日の釣り、ボサがひどい川でほぼサイドキャスト。ロングティペットに未だ慣れていない現状、サイドキャストではフライを見失いやすい。今より見やすいフライが必要だ。
それとアントってわりと沈みがち。
どっちも改善しなくてはならない。
去年の吉ヶ平C&Rで行われた渋谷氏スクールは土砂降りドロニーゴ(←泥にごりのことか?)で座学メインだった。その際にいくつか夏フライの巻き方を教わったのだった。
ピーコックパラシュート、アントパラシュート、べんじょアブ。
今回はその時教わったアントパラシュートのアレンジである。
白内障でフライの見え方どう変わる
私の症状をわかりやすく説明すると、夜の信号の色が5つくらいに分裂している。最初は3つだったのに。光が拡散しているのである。ってことで視力も低くなる。今のところ左目が顕著で視力は右目の半分を切ってしまった(このあたりが手術のタイミングの目安らしい)。
それが右目も少しづつ白内障の症状が出てきた(若干信号の光がぼんやりしてきたかも)。
薄暗い谷でも見えるように最近気に入って使っていたヘアラインダビング社のパラポストウィングのFire Orange。
最近ではこれも見づらくなってきた。眼にギューッと力込めて集中してみると見えるかなってくらい。もっと楽にフライを目視したい。
濃いオレンジは明度が低いからみずらいのかな。もうちょっと白っぽいほうがいいのかも。
そういや最近行った川は底石オレンジっぽかったしなあ。
試作1 FireOrange+ホワイト、ハックル二重
ヘアラインダビング社のFireOrangeとエアロドライウィングのホワイトのバイカラー。
ハックルはブラックとヒーバートのナチュラル系のハックル。
インジケータのボリューム増やして上から潰して広がる感じにした。
ハックルはちょっと長めを意識した。
しかしハックルが暴れるのが気になるところ。フロータントでむりやり浮かす感じになるか。
バイカラーで少し長めのインジケーター
インジケーターのボリュームを少し減らし、ちょっと長めにしてみたパターン。
オレンジ底石にグリーン系インジケーターはどうだ
エアロドライウィングのホワイトとFLグリーンのバイカラー。ハックルはブラック1枚のみで6回転ほど。
2枚だと巻いた後にハックルが暴れがちになりがちなのと、ポストの根元が太くなるのが気になったので。
蝋燭の炎のように上部がとんがるように刈り込む。ちょっと太いか。まあいいか。
こっちはFLグリーンのみ。いい感じに見えるな。
アントフライあるあるとしてついついアブドメンを太くしすぎる問題がある。アリンコってそういうもんだから。当然ボリュームのあるアブドメンのフライは沈みやすくなる。
そんなことを考えてほどほどにしてみたアブドメン。だいぶ良さそうに見える。
明度を高める試みは結構うまく行くんじゃ無いだろうか。まあ使ってみないとなんとも言えないけれども。
なおパラシュートポストに使う場合、エアロドライウィングはファインよりもノーマルなものが使いやすいと思うかな。
※追記
ホットワックスブラックのこと思い出して、今朝巻いたものはアブドメン上部にホットワックスブラックつけてみた。ダビング薄くしてアブドメンすべてをワックスで覆うタイプもありだな。
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