【釣り】去年の大水のあとどうなっているか源流探釣【釣行記】

2023/08/07

釣行記

t f B! P L

 去年の荒川あたりを中心とした線状降水帯がもたらした被害の大きかった川。

上流部こんなだ。

去年も水害のあとも訪れていて、そのときはポイントがだいぶ埋まってしまっていた。

雪代増水を経てどうなっているのかを調べに行ってきた。浅くなったポイント、少しは回復してるかな。

全体に水が細くなっているのは渇水だけのせいではない。
沢は枯れてしまっているように見えるが大量の砂利の下に伏流化しているのだろう。
本流側にしたってそれは同じ。

右岸の杣道は完全になくなっているようで下から川通し。平らになってしまった川床は歩きやすくなっている(泣

去年とまったく変わらない姿がここにあった。雪代増水でも小石共は流れないのか。

いや、ちゃんと下流の方に石は流れているんだけど、また上流から供給されてくるのだろう。腰くらいあったぶっつけの淵が膝くらいになっている。


7時過ぎには入渓していたが1匹目は9時前だった。魚影はそんなに早くは復活しないだろうよ。

鈍色の体色に体高ある姿はまさにこの川のヤマメだ。
以前漁協の人会ったときにに聞いた話では、この川は随分前に放流やめてしまっているのだそうだ(少なくともここ30年くらいは)。ほぼほぼネイティブヤマメか。
15番のパラアント。渇水用として巻いてきた。
だいぶ浅くなってしまったけど、前からここはいつもやまめついている場所だった。
イワナも出た。
今日は昔バラしたヨンマルを追ってきたのだった。
ここは豊かな水量に見えるポイント。
あっちい。
そういえばアブがあまりしつこくまとわりつかないなあ。

何年か前のこの時期、真っ昼間からアブに囲まれ、ランディングした魚のフックを外すとき、フライやティペット交換の時でさえ激しく咬まれ泣きながら撤退したことが2度ほどあった。
アブの出る時期が1週間くらい早かったから、もう終盤なのだろうか。
大きいと思ったのにそれほどでもなかったイワナ。
こう撮ると小ささがめだたない。
アントフライ、効くけど見づらいんだよなー。
こんな浅いところに入っていた。この辺りの渓相は(浅くはなっているが)前と大きく変わっていない。
出が良くなってきた。
そうだ、まえからここいらは魚影が濃かった。
SNSではイワナは9寸止まりって書いてしまったが、改めて見たら26センチ止まりか。
プールにイワナが複数つくほどのキャパは無くなってしまっているような。
まだアント。
これはでかいか?
そんなでもないか。
26センチくらいか。
見づらいアント
素通りするとところだった浅い瀬。
だいたいこのサイズだね。
ぽんぽん出てくれて嬉しいです。
みやすいピーコックパラシュート11番に変えた。もっと前に変えても良かったね。
このへん魚影濃い。
開けてて浅い。
中洲の多くが流出してしまった。
今日のラストヤマメ。
やっぱり鈍色で体高があって、パーマークがちょっと薄い、でもきれいなヤマメだ。この川のヤマメらしい。
見やすくて使いやすい。


脛くらいの深さ。

ここは馴染み深い源流で、自分のフライフィッシングの根っこの方にあるんだが、
渓畔林が発達していて枝が川にかかっているところが多く、また枝が身長と同じくらいだったり低く被っている。さらに蜘蛛の巣が地面と枝を結んでいる。
8月になってもこのような状態の川って、実はそれほど多くないことに今更ながら気づいた。

ポイント移動の時にむやみにフォルスキャストしてたたらティペットがあっという間に団子になる。リーダー4つ消費してしまった。
納竿したあたり。
右半分は草っ原じゃなかったかな。
ゴーロ帯に変貌していた。

さ、引き返そう。15時ちょっと前だ。
6キロくらいあるから2時間くらいかかるかな。


乾いた石が多かったからフェルトソールよりもアクアグリッパーの方で十分だった。
あまりヌルっていなかったし。


やたらヒキガエルを見かけたなあ。
川の縁で上陸場所を探して泳ぐ個体も何匹も見た。
アキアカネかな?

またヒキガエル。正面に回ってパシャリ。

帰り道、メジロアブがひどかった。
何箇所か噛まれてしまった。顔と手の指。血が出るほど噛まれたのは2箇所くらいかな。あとは甘咬みみたいなものだ。アブや蚊にはそれほど弱い体質ではないのでたいしたことはない。
途中座って休みたかったが、ここまでアブが酷いと座ることはできない。
ゼリー飲料を歩きながら飲み、頑張って歩き通した。これはしんどかった。
大水出る前の釣行だと帰り道、10分休みを2度くらいしていたものね。

やりとげられた理由は以下だろうか
  • 川床が平らになってしまった。
  • 冬の週一10キロ走り込み
  • ウェーディングスタッフ
走り込みの効果はすでにGW頃に薄れている気がする。
だとしたらウェーディングスタッフの効果はでかい。
みんな買ったほうがいい。って行っているんだけどそれで買った人一人もいないってどういうことよ。マジで買うべきなんだって!

考えてみたら往路も昼飯カロリーメイト食うときだけ腰掛けててあとずっと釣り上りしっぱなしだった。俺52年生きてきて、今が一番体力あるかも。やっぱり冬だけ週末10キロランは有効だったのかもしれない!ちなみにいまも腕立てとスクワットしている。

これから3年経っても大きく復活することはないのだろうけれど、来年もまたこの時期見にきてみよう。ここは俺にとってとても特別な場所なのだから…。



   

 注:この記事のリンクを経由して製品を購入すると、アフィリエイト契約により編集部が一定割合の利益を得ます。

フライ回収棒研究所

このブログを検索

アーカイブ

広告

このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。
注:この記事のリンクを経由して製品を購入すると、アフィリエイト契約により編集部が一定割合の利益を得ます。

Followers

人気の投稿

twitter

QooQ