【釣り】タイイングの習慣づけはアグリーニンフから【小ネタ】

2023/10/31

フライタイイング

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オフシーズン、10月も終わっちゃうってことでそろそろタイイングを習慣づけたい。

スキマ時間を有効に使うために、巻グセをつけないとだ。

ならばなるべく迷わないフライがいい。それならばアグリーニンフがうってつけなのだ。


(アグリーニンフって何?って方は、フライの雑誌社から出ている「水生昆虫アルバム」を購入しよう。有名なプロショップやAmazonでも取り扱いある)

アグリーニンフの特徴としては
  • 割とよく使う(この次期冬季ニジマス釣り場でも使うし、解禁すぐ出番がある)
  • よく釣れる
  • スレにくい(これ重要!)
  • フックはTMC2488Hと決まっている。サイズも14番と16番の2つあればよい。
  • マテリアル少なめ(テイルもない、ウイングケースもない、レッグもないシンプル構造)


これが「何を巻こうかなー。パラシュートフライにしようかなー」

となると

  • フック何にするか
  • 大きさは何番?
  • アブドメンはダビング材でつくるか、それともクイルボディにするか
  • ハックルの色は
  • ハックルの回転数は
  • ハックルのファイバーの長さは

決めることが多すぎる。考えながら巻いていると手が止まってしまう。

さらにパラシュートフライって実釣からのフィードバック反映させたいじゃない。

使ってみて「もうちょっと浮力あるといいな。ハックル厚めにしてみよう」とか「あるいはもうちょっとハックル長めでぱらりがいいのかな」とか。

すると釣りの前に何本か巻いてみて、って運用がいいってことになる。たくさん巻き貯めるメリットが薄い。オフシーズンのパラシュート系はそこそこ巻くにとどめておいて、あとはシーズン中に巻くのがよさそうだ。

ひとまずタイイングの習慣化のとっかかりには、あんまり考えないで巻けるフライがいい。

1本でも2本でも最後まで巻き上げる。小さい成功体験の積み重ねがすみやかなタイイング習慣化につながる。


タスク処理のコツは「考える」を事前に済ませておくこと。

あ、そうそう。そういうことです。


じゃあ巻いていきます

コパーワイヤー、ギターの弦の代わりとして。マルチグルーはあった方がいい。
フックはTMC2488Hの14番と16番があればいい。
お酒はぬるめの燗がいい。
個人的に燗酒は55℃から60℃まであっためるのがいい。アチチ燗だ。
えーと、何の話だっけ。
レッドワイヤをシャンク長に目いっぱい。
エキスパートはこのレッドワイヤをシャンク長に目いっぱいのバージョンと、これより少なめにつけたものを使い分けるらしい。その場合はスレッドの色を変えるなどの工夫をしているんだろうな。
レッドワイヤは瞬間接着剤で止めておくのがいい。
ハケ付きの瞬間接着剤はセリアで購入した。みつけたらまとめて買っておくといい。
写真の「多用途」のほかに「速乾」タイプもあるので両方揃えておくとなおいいかも。
コパーワイヤーつけて


スレッドにマルチグルー塗ってハーズマスクのオールミックスをちょんちょんつけてスレッドよじって巻きつけて
コパーワイヤーでリブつくって、ソラックスにもハーズマスクのオールミックスをラフにつける。好き好きだけど、ここもマルチグルー使った方が巻き留めやすい(ここはスレッドをよじらない)。
ウィップフィニッシュしてから

ソラックスのダビングを書き出してボサボサにする。これはレッグでありギルでもある(のかな?)
水流で小刻みにファイバーが暴れるんだろう。


はい!もうできた!アグリーニンフが!
よく釣れるフライなことはこないだの箒川でも証明済だ!魚もスレにくいからみんな巻こう!


関係ないけどアケビ料理

うちの庭のミツバアケビ、今年はひときわ大きな実をつけたので


こないだ肉詰めにして蒸し焼きにしてやったが

さらに追加で収穫したのでこんどはきのこと挽肉で味噌炒め。

    肉詰めよりも手軽で、こっちもおすすめです。



    フライ回収棒研究所

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