【釣り】ラリーケニーロッド試し振り会「らり☆けに」開催【小ネタ】

2025/11/25

フライフィッシング

t f B! P L

ラリーケニーのデモロッドが届いた。

試投会を主催しよう。

記念撮影。


ラリーケニーのグラスロッドを試し振りしたかった。
先日の11/9トーキョーフライマーケットに出展してたのは存じ上げていたので、日本海側でも試し振りできるようなイベントがあるのかどうかを問い合わせフォームで訪ねたところ、デモロッドを送ることができるよと連絡いただき、熊本から戻ってきたデモロッドが新潟に発送されて、現在に至る、という流れ。

ラリーケニーのロッドビジネスは東さんらが引き継いでおり、現在はグラスのブランクも日本製となっている(と公式サイトに書いてあった)。

届いたのは以下のラインナップ
  • 794
  • 794S
  • 794STS
  • 733
  • 733S
  • 753 proto
低番手のラインナップではほかに793と793Sがあるが、ここでは753 protoが793Sに近いアクションのようだ。

Sがスローで、STSはストロング+スローである。
詳しくはオフィシャルサイトを参照してほしい。

ところで、THE FIBERGLASS FLY RODSは読んだかい?


グロスロッドって言ってもいろんな竿がある。
高番手のもの、低番手のもの。低番手の中にはかなり短いショートロッドもある。
今回の試投会は低番手に限ったものだ。個人的にはグラスロッドでメインで使えるものが欲しくて、ラインナップ中では7.3フィートよりは7.9フィートがよさげだなという感じ。
長いリーダーティペットシステムをより快適に扱えるようにしたのが「S」っていうことで、
まずはSと無印の違い、それから4番と3番の違い、そして3番に4番乗せたときにどうなんだというところを深堀りしてみたい。

グラスロッドの素材

まずEグラスとそれより強くて軽いSグラスがある。
あとは織り(ウーブン 縦横に繊維が入っている)かUD(ユニディレクション 繊維の方向が一方向)ってのがある。
グラスファイバーを樹脂で固めて作るのがブランクだが、ラリーケニーロッドはエポキシ樹脂である。

昔のグラスでベナベナした茹ですぎパスタみたいなアクションがあったのはこの樹脂の関係だったのだろうか。グラファイトでもこの樹脂の進化って聞くしなあ(レジンとか)。

うちにあるEpicのファストグラスはSグラスのUDだ。
7.6フィートという標準的な長さのロッドで、アクションは硬め。THE FIBERGLASS FLY RODSでいうところの「カーボンライク」なアクションと言えるだろう。グラファイトロッドから持ち替えても違和感ないなという感じで購入していた。
今回の試投会でも比較用にもっていったが、ラリーケニーロッドと比べてみればこっちはガッチガチの硬いアクションであることがよく理解った。ホール入れてやると投げられるかなというアクション。

スコットは今のパーシモンのFS、その前のイエローのF2がEグラス、その前の黒グラスがSグラス。Orvisのスーパーファインは全部Sグラス。

試し振り大会「らり☆けに」in 栃尾フィッシングパーク

「らり☆けに」ってなんですか?
「らき☆すた」とか「けいおん!」みたいな感じにしてみた。特に意味はない。
11月後半の新潟では貴重な晴天
初めての栃尾フィッシングパーク!あれ?9時に着いたら人だらけ。
なんと、漁協員無料開放デーだった!
ひとまず広場を探して
試し振り

まずは4番から。
ロングなリーダーシステムってことでいうと、無印の794よりはやっぱり794Sがいい。794STSのパワーもいい。ロッド全体に曲がってくれるグラスらしいアクションが好ましい。本流がメインフィールドなら794STSがいいかなあ。

次に3番、733と733Sの違いを確認する。
断然733Sが気に入った。グラスらしいアクションのなかにシャープさもあり、スパスパと狙ったところに落とせる感じ。4番乗せるとさらにシャープさが増す。
次に753proto、これもいい。

買うとしたら793Sってことになると思うんだけど、今日振ったなかでは733Sが一番気に入った。7.3フィートっていうやや短い感じもあまり感じさせなかった。ただ3ピースで短い竿っていうのもなあ。これで5ピースだったらまた考えちゃうけど。
とか言っているあいだに昼飯の時間がきて急に川が空いてきた。
それにしても試し振るのに忙しく、あんまり写真を撮っていなかった。
釣り券買って、実際に魚をかけてみようぜ!
(東さん許可済み ついでにSNSやブログに書いてもOKとのことだった!)
すべらないように慎重に歩く。
ふええ、ようやく釣れた。8寸くらいのニジマスだと引き味の感じが良いのかどうかよくわからない(笑)。もっとでかいのかけないと!いやいやここんちの魚だいたいこのサイズ。
ボーズ回避できたんで、あとはドライフライを結んで投射性をじっくりみていくぞ。
あ、私が振っているのは753proto。
妻氏が持っているのはなんだろう。794Sかな?
釣れた。今日はあまり魚上ずっていなかった。ライズも少なかったし。
長いリーダーシステムでホールなしのキャストと言うとやっぱり「S」の付いたモデルがいい。4番は新潟近辺だと少し強めのアクション。もし買うなら793Sまたは733Sだな。



試し振り大会「らり☆けに」in スポーツ公園

デンカビッグスワンの脇にカナール広場という公園内の水路があってそこで試し振りしよう。

ところでセブンイレブンの水素焙煎コーヒー飲んだ?
豆を焙煎するときの熱源をガスから水素にしたそうで、たぶんUCCの技術だと思うんだけど、味わいスッキリ。清涼感のあるものになっている。昨日知ってこれで2杯目。
セッティングして
試し振り開始。
今日もやはり試し振るのに忙しく、あんまり写真を撮っていなかった。

やっぱり733Sはよい。753protoもいいので、たぶん793Sもいいんだろう。良さそうだよね。

過去の振ったグラスのインプレッションも書いておこう

  • Scott 黒グラス わりとカーボンライクだった気がする
  • Scott 黃F2 JapanSpecial もうよく覚えていないけど、733Sに近い感じだったかなあ。ショートロッドだなって感じだったかな。
  • Scott 柿FS 7.2ft 確かちょっとティップが繊細すぎる印象だったかな。
  • Orvis スーパーファイングラス763-4だと思うんだけど、割とカーボンライクだったか
  • Epic Fastgrass 376スタジオビルド カーボンライク 一番硬いかも。そして軽い。
  • Epic FastgrassII 370スタジオビルド これもカーボンライクの範疇かと思う。376より曲がるけれど。軽い。
  • Tiemco グラスマスターnsf 7.8フィート3番  思ったよりバットが強めに感じる。バンブーの川連ロッドにアクションを近づけてある。nstでいうと、グラファイトのインファンテnsf8.1フィート3番の方が曲がる。これもSグラスだ。
  • Tiemcoフェンウィック 703-5 リトルイエロー(イエローグラスII) ショートロッドだなって感じだし、全体的に線が細めな印象。
このなかだとラリーケニーの793に近いのはグラスマスターnsfなのかなレングス的に。しかしグラスマスターnsfの方がバット部が明確に強め、ラリーケニー793のほうが全体に曲がる感じがするかな(753protoの感じからして)。そのへんがSグラスとEグラスの差なんだろうか、なんて思ったりして。

あと関係ないけど、なんか聞いた話だとEpicもスタジオビルドより韓国メイドのリファレンスモデルの方がよく曲がるんですってよ?へー!


試投会を終えて

やっぱり水辺て実際に釣りをしながら試せるのっていいよね。
ホントは平日やるつもりだったんだけど、その日が雨で、結局順延して3連休の日月の日程となった。
日本向けの「S」と「STS」はやはり日本向け。どれも素晴らしかった。
でもロッド借りたときは納期8ヶ月だったのが、さっき聞いたら9ヶ月に伸びていた。
もう少し悩むが、頼むなら早めに頼まなきゃだな。

あ、あと栃尾フィッシングパークはヌカカがいるので要注意。吸血された指、ぶり返すかゆみ発生中。

竿のアクションの言語化難しい。ワインみたいに「ライチとかパッションフルーツ」とか記述があったならば、舌でそれを探してなるほどなと納得することができるように、すでにそういうアクションを言語化したテキストが先にあれば、ああなるほどバットが強いですね。だとかそういうことがよりわかりやすくなるんだろうな。


ところで栃尾といえば油揚げが超有名だが

栃尾フィッシングパークでの試し振りは昼飯抜きでやっていたので、イベント終了後道の駅とちおに来た。

揚げたての栃尾の油揚げは絶品だという(あげたてのやつは食ったことがまだない)。
このあぶらげキーホルダー企画通したひと、どうかしちゃっているのか(褒め)?

しかし私がチョイスしたのはあぶらげ定食ではなく
冷たいラーメンである。
しっかり目の味付けのスープがいい!気に入った。
冷たいラーメンって言うと山形、それから喜多方の福島で有名であるが、なにげに栃尾市街にも冷たいラーメンを提供する店があるのである。いくつかの店では通年出してるそうな。年内中に食いに行かないと。


あとさ、マリオ・ウジニッキ氏のこと通っぽい人は「マリオ」っていうから、きっとラリー・ケニー氏のことは「ラリー」っていうんだろうな。


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