DVDがでて、フライフィッシャーの特集で出たのが2006年の秋。
どういう風に使ったら効果的なんだってことがよく理解できなかったのですが、ここへ来てようやく腑に落ちてきました。俺のバカバカバカ！
もしかするとツーループユニットハックルってなんだよって方もいらっしゃるかと思って説明も加えてます。
雑に説明すると、フライの下側に水平ハックルつけるアンダーパラシュートってテクニックの一つとなるのでしょうが、この島崎憲司郎氏の提案するツーループユニットハックルは、水平ハックルを別のユニットとして存在させて後付けできるという凄テク。
詳しくはDVDにて。って感じでしょうか。2006年発表だったので、今はすでに数段バージョンアップしてるかもです。
大型カワゲラのハッチの釣り
に遭遇したことがあります。
この時はヘアウイングダンとスティミュレイターで対応したんですが、出るけど乗らないってことが多かったです。４０％くらいはそんなだったかなあ。個人的に垂直ハックル（フックのシャンクにハックリングするやつ）の効きが悪かったのかなあと思っていました。
今年も小型のオナシカワゲラパラシュートが効いたので、パラシュートもいいのかなあと思ってみましたが、パラシュートポストにハックル巻いてもフライの浮き方がちょっとおかしいだろとBFコード的に。
フックの下側に水平ハックル取り付けられないもんかな。
あ、ツーループユニットハックルがあるじゃないですか。という流れで、今回のタイングに至ったわけです。
巻いていきましょう
レッツ・エンジョイ・タイイング〜
TMC200Rの10番。
ボディにエアロドライウイングファインのイエロー。
繊維がほつれてボサボサしがちなファインより、ノーマルなエアロドライウイングが好みなんですが、イエローがなくなってたもので。
それに短めのハックルでアブドメンをパーマして
シマザキATウイング。シマザキウイングIIIは経年変化なのか台紙から剥がれなくなってしまってまして…mottainai!
上の写真は付け根に瞬間接着剤を滴下して引っ張ってるところ。
うむ。この扁平さが良い。
ツーループユニットハックルを
作って行くわけですが
なんとかできたわけで
ソラックス下側に装着して
できた。
アブドメンをオレンジに塗ったり、シマザキATウイングをもうちょいカットしたりで
できた。
とても虫っぽいです。
この水平ハックルこそがツーループユニットハックル。大きさにしてハックルゲージの14番くらいです。
ツーループユニットハックルとは
これです。このようなツールで
こんな風に巻きます。
この号の特集がまさにそれ。ってアマゾンで取り扱いできませんって欠品したのかな。
あらら
でも
まだDVDがありますから！
てなわけでこれがツーループユニットハックルでした。
島崎さんの別のカワゲラが
こちらに載ってますので要チェック。
こっちは垂直ハックルのパターン。ウイングがリアル。これはシマザキウイングIIIですね。
真似て巻いたパターン。
もうちょい続くよ次は8番
でかいカワゲラとなると10番でもサイズ的に物足りない。ですので
8番を追加します。
ボディのハックルは短め後ろ向き
ムースボディ
獣毛用のすたっかーがあれば
シマザキATウイングの取り付け
瞬間接着剤を滴下してからの引っ張りーの
いい感じ。あとはユニットハックルを取り付けてからの
はい！もうできた！ジャイアントストーンのTMC200Rの8番に巻いたやつ。
おっとっと、フライトーンのダークブラウンでヘッドを塗らなくては！
このユニットハックルは12番相当。
虫っぽいです。
ウイングはもっとスリムでもいいのかもしれないです。
ちょい長め具合はちょうどいいかな。
ってことで8番と10番そろい踏み。
まずはこの試作品で今年望みますか。ってまとまったカワゲラのハッチはなかなか読めないからな〜。
まだ古本市場やメルカリなど掘れば出てくるかもしれないですが、持ってない人は早めのゲットを！
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