新潟の解禁（3月1日から）はオナシカワゲラが重要種。
3月の解禁、山形の解禁が3月だったころは月光川の堰堤下でのミッジングを楽しんだものだけど、4月解禁になってしまってた。
とすると、新潟の解禁はやっぱりオナシカワゲラなんだなあ（下越地方）。
ヤグラで浮いてるオナシカワゲラ（県北の川で撮影）
え〜。解禁日の渓魚だったらなんでも食ってくるんじゃないのぉ〜！
たとえばアダムスパラシュートの14番16番とかさぁ〜！
って思うじゃないですか。
さにあらず。
出るけど食わない、ってことがけっこうあったので。
それで巻いたのがオナシカワゲラパラシュートだった。
思いついた当初は
こんな感じ。2014バージョンはヴェインファイバーだった。パラシュートのハックルの下にウィングつけるってのはなんか違和感あったけど、魚の反応はなかなかよかった。なるほど。
これはメダリオンシートのバージョン。ハックルの色も濃いめだ。こっちの解禁後に見るストーンフライは16番から20番くらいでウイングの色はクリアーなものが多い。だいぶ虫に似せたバージョン。
解禁当初だと飛んでる虫の大きさに合わせなくても魚は出る。
ボディはダビングだったのが、２０１９あたりからかな？ストレッチボディになって。
それで今年はというと
今年のオナシカワゲラはこれだ
いままでTMC100だったけど、今年はTMC2488にしよう。おとといYouTubeのつり人チャンネル、フライフィッシャー誌のタイイングライブでC&F佐々木さん、カディスのスペントパラシュート巻いてた。
なるほど、ウイングはズィーロン。スペント仕立てだからフックはカーブドシャンクのTMC2488。ハックルの下にウィングだからスペント仕立てがしっくりくるかも。
佐々木さんの真似をしてシザースを装着したままタイイングしてみたりするが挫折。
ボディはストレットボディのベリーダークブラウンがいいのに見つからない。違う引き出しに突っ込んでしまったようだ。
しょうがないからフェザントテイルだ。
ズィーロンは白だ。これ何かを巻くために買った気がするけどそれってなんだったんだっけなあ。ああ
エアロドライウィングハイビズ。ちぢれ強い。
去年白内障アントっていって、インジケーターにエアロドライウイング白にパラポストウィングファイヤーオレンジを少量混ぜたものを使ったフライを考案した。これがよく見えた！
ただ白内障の手術したので、ふつうにハイビズオンレジで十分だろうと思っている。
そうそう、新潟の解禁はそこそこ谷が深くて薄暗いところも多いのだった。
ここまで巻いたけど、ストレッチボディのベリーダークブラウンが見つかった。
パラシュートのハックル巻くのには専用のプライヤーがあるといいのだC&F。リンク
はい！もうできた！オナシカワゲラハネオチパラシュートが！スペントって言わないのはスペントかどうか分からないからだ。
ストレッチボディのも巻いた。
左に飛び出てるスレッドはカワゲラの尻から出ている短いテイルみたいなやつだ。スタックサリーについてるアレだ。
下記記事にスタックサリーも載ってます。
下巻して
ボディ、インジケーター、ウィングの取り付け
ハックル取り付けてからボディさらに上から巻いて
はいできた！16番！ハックル長すぎたかな！
ね。ズィーロンの白はちょっと刺激が強すぎるかもしれない。
解禁直後、水深がそこそこの流れでそこに張り付いているヤマメにはこのくらいでいいかもしれないが。すぐスレてしまいそう。
ズィーロン薄めのやつも必要だな。
C&Fのハーフヒッチャー、こっちの穴はくぼみだけなのですリンク
はい！もうできた！ズィーロン薄めのオナシカワゲラハネオチパラシュートが！
このくらいがちょうどいいのかもしれないな。
ってことで１パターンにつき２本くらい巻いて実践投入して見ることにする。フライ回収棒があればフライをそうそうロストなんてしないからだ。
さらにもう１本。14番で２つ巻いた。
これの16番も必要だよね。TMC2488の18番までは必要ないと思っているがどうだろう。
いちおうオナシカワゲラハネオチパラシュートって名前にしてるけど、流石に長過ぎる。現場とかで発話しにくい。けっきょく「オナシのスペントパラ」って言いそう。←スペント警察に指摘されますよ！リンク
リンク
投稿
ハサミの中指での保持は通常は外側(手の甲側)だとカットの際も手早く楽ですよ(昔の沢田氏の教本「フライタイイング」では手の甲側の保持と解説があります)。
返信削除必要な場合に手のひら側に保持すればいいと思います。
おお！なるほど！外側に保持することを試してみます！
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