【釣り】始めるなら今!フライフィッシングギア購入ガイド2024【買い物】

2024/10/24

フライフィッシング 買い物

t f B! P L

デフレが続いておまけに円安の昨今だけど、なにげにフライフィッシングを始める際の初期投資が低くなっていると感じたのでまとめてみた記事。

フライフィッシングを始めるには、ここ10年で一番いいタイミングじゃないだろうか?
初心者おすすめのフライフィッシングギアを勝手にわたしチョイスで紹介していってみよう。


※ひとまず本州の一般的な渓流でヤマメ(アマゴ)・イワナを相手にするものとしている。ポンド型の管釣りのことは考慮していない

※商品画像に関しては公式サイトなどのキャプチャ画像を使用した。


■フライロッド

フライロッドは日本を旅するフライマンのパスポート。これがないと始まらない。フライロッドを買えば、君を日本中どこにだって連れて行ってくれる。日本は渓流天国なのだから。

ロッドの素材としては大きく分けて次の3種類ある。グラファイト、グラスファイバー、竹だ。ひとまず入門用としてはグラファイトがいい。高弾性のグラファイトは高価だが、低弾性は割と安価だ。そしてそれがいいんだ。低弾性の低番手だ。番手って何?番手ってラインの重さの単位だ。高番手っていうのは6番とか8番とか10番とか数字が大きいやつだ。大きくなるとフライラインの重さが増していく。遠投できるし相手の魚もデカい。日本の渓流だと低番手だ。メーカーによっては0番手からあるけど、まあ3番手を買うのがいいよ。選択肢が最も豊富だろう。人によっては4番手がいいって人もいるだろうが、ここは3番がよいと断じたい。

舶来のロッドの価格を見ると震え上がってしまうが、国産メーカーだとそんなことないよ。カーボンのシートを丸めて焼いたようなのが10万円以上するってどんなだよ。でも趣味ってそういうものだよね。実用とはまた違うところに価値があるんだ。日本の渓流だと、普通の人は4万~5万くらいで十分だよ。でも舶来ロッドはなんというのか、佇まいがいいんだよなー。

ってことで買いやすさから考えておすすめロッドは、ティムコでいうとユーフレックス ノービスワンあたりになるのかな。だいたい2万円だ(なんという低価格!)。これが2万で買えるというのもすごい時代だなと思う。


でも個人的にはそのワンランク上のインファンテをおすすめするかな(どっちも振ったことはないけど)。もうちょい投資できるという人はJストリームを買っておこう。

3番か4番か迷うところだけど、いまは3番で十分だろう。広い川とか風が強いときやデカいフライ投げるときは4番がいいけど。

4番ロッドがあると冬期ニジマス釣り場やポンド型の管釣りで遊べるよ。


ユーフレックス・ノービスワン  803-4  19,800円(税込)

ユーフレックス・インファンテ 763-4  25,300円(税込)

ユーフレックス・Jストリーム JS793-4 41,800円(税込)

上記は全て4本継ぎ。継ぎ目のことをフェルールというが、ここにはワックスを塗るのがいい。家にあるろうそくでもいいが、フェルールワックスという専用品があるのでこれを買っておくとさらに良い。

どっちみち色々気になって他の竿が気になってくるだろう。そして所有する竿の数は増えていくだろう。いつかは竹竿を…なんて考えるだろう。舶来のグラファイトより国産竹竿は安価で買えたりするので早いうちに1本買っておくのもいいだろう。2本目が竹竿なんてのもありだ。

EverRodさんは新潟市南区に工房がある。連絡していってみて試し振りなどしてみよう。

EverRod公式サイト


■フライリール

ひとまずEchoでいいだろう。十分すぎる。舶来のリールでなんでこんなに安価なのか。原価いくらなんだ。などとつまらないことが気になってくるが、そんなことは関係ない。この価格にして十分すぎる性能なのが素晴らしい。通販で買っちゃおう、

あるいはフリマアプリなどで3番ライン用のもので気に入ったのがあったら買うのもいい。

経験者に貸してくれというのもありだ。そのうちいいのが欲しくなるはずだが、はじめは何がいいのかわからないだろう。

実のことを言うと、大事なのは見た目がすべて。軽さや丈夫さなどは二の次なんだ。低番手のフライリールというのはそういうものなんだ。

ECHO Base Reels  Base-2/3  7,480円(税込)


■フライライン

どうせすぐ痛むから安いので回していこう
おすすめはリバーピークのフライラインでDTの3番かな。

リバーピーク DT-3F 2,530円(税込)

リールに巻くときはバッキングラインという下巻きの糸が必要になるよ。


■フライベスト

フライベストあたりはフライやってる人に「使っていないのを譲ってください」っていうのが一番早そうだけどな。
ベストじゃなくってスリングとかでもいい。
フライボックス、クリッパー、リーダーとティペット、フロータント。それらが入ればそれでいい。サコッシュとかに突っ込んでいってもいいんだ。しかしそれだとすぐにポケットとか間仕切りが欲しくなるだろう。

個人的なおすすめはパタゴニアのステルス・コンバーティブル・ベストだ。1万円台だ。私も愛用している。

Patagoniaステルス・コンバーティブル・ベスト 14,300円(税込)少しだけ値上げしてた。



■ウェーダー

ゴアテックスのウェーダーを買おうとするともう安いので8万くらい。非ゴアでも4万円台か?そんな時代だ。消耗品にそんなに投資できないよ…。賃金アップ…。相対的に日本が貧しくなってしまったんだ。アベノミクスは完全に失敗だったのだ。失われた30年がでかすぎる。しかし、そんな世の中であっても最近話題の中華ウェーダーならだいたい1万円ちょいだ。なんて懐に優しいんだ。それでもちゃんと透湿性の生地だよ。


多少蒸れが気になるか?でも1万円ちょいのやつだからそんなもんだろう。汗たっぷりかいたなら帰りに日帰り温泉に寄ってさっぱりしておうちに帰ろう。

ウェーダーの下履きとしては速乾のタイツみたいのがあればそれを履こう。登山とかのトレッキングパンツなんかちょうどいいね。ちょうどいいのが無いならそれっぽいのがワークマンにあるし、なければヒートテックの股引でいいよ。ひとまずね。

Gotureはアマゾンで買えるし、サイズ選びにしくじっても返品交換可能だ(なんて素晴らしいんだ)。KylebookerはWishという買い物アプリで購入できるが、なんと返品交換ができない。SサイズとMサイズの差が大きすぎるので注意して購入したい。171センチの私はSサイズでちょうどよかった。

中華ウェーダーを知ったことがこの記事を書いたきっかけだったのだった。

Goture 13,000円(税込)(Amazonで買える)

Kylebooker 11,342円(税込)(買い物アプリのWishで買える 会計はpaypalなので安心だ)

関連記事




■ウェーディングシューズ

ここはあまりケチらないほうがいい。滑って岩に頭を打ち付けて死ぬことだってあるんだから。石のヌルヌルを舐めてはいけない。

2万円の予算で考えると、リトルプレゼンツが最も安価だ。ソールよりアッパーが先にだめになりやすい。もう少し投資できるならモンベルやシマノ ウェーディングシューズ カットフェルトあたりどうだろう。

シマノのはAmazonだとメーカー希望小売価格よりぐっと安価だった。

ソールは定番のフェルトソールとラバー系のソールがあるが、正直どっちでもいい。最近ラバー系のソール(モンベルでいうとアクアグリッパー)も良くなってきた。

でも最初はフェルトが無難かなあ。


リトルプレゼンツ ライトウェイトWDシューズ 13,800円(税込)


■偏光グラス

これも必携アイテムだ。水中がよく見えることは怪我の防止にも役立つし、魚も見つけやすくなるぞ。メガネかけているならメガネにクリップオンのタイプがいい。3000円以下で購入できる。

そのへんの釣り量販店にも売っているはずだ。


■ランディングネット

経験者と行くならすぐに買わなくていいかも。どんどん掬ってもらおう。買うとけっこう高いから、じっくり吟味してお気に入りを購入しよう。

新品で買うならリバーピークが安価かな?


■小物

フライボックス、クリッパー、リーダーとティペット、フロータント

フライボックスに入れるフライをどうするかが問題だ。最近はヤフオクやフリマアプリで安価で買えるのかもしれないが、そのうち自分で巻くようになるから。

フロータントっていうのはフライを浮かせるための薬品だ。だってドライフライの釣りがしたいんだろう。日本の渓流フィールドはドライフライの釣りが楽しいんだ。

フロータントはゼリーっぽいの、クリーム状、液状、スプレータイプとさまざまだが、概ねシリコン系とフッ素系だ。片っ端からいろいろ試してみよう。


リーダー ティムコ アクロンスタンダード 4X9フィート

ティペット ティムコミスティープラスティペット 6X

シマザキ・ドライシェイク

シマザキ・ドライシェイクスプレー

クリッパーは百均で売っているのでも大丈夫だ。


■雨具と帽子

家にあるものでいいだろう。なければワークマンとかで買ってもいい。帽子はあったほうがいい。日よけと怪我防止のためだ。


■フライ回収棒

おおっと忘れてたよフライ回収棒のことを。これは木に引っ掛けたフライを回収するためのフック付き伸縮棒のことなんだ。令和のベストセラー、フライ回収棒。私が作って私が販売している便利ツールなんだ。
フライ回収棒研究所のネットショップで売っているよ。今のおすすめは「フライ回収棒EVO」だ。伸ばすと160センチになるんだ。でもこれ買うのは自分で毛鉤を巻くようになってからでいいのかも。


フライを始めようという人がこの記事に出会う確率ってどんななんだろう。私がフライフィッシングを始めた1996年は、書店に行けばかなりの数の入門本に出会えたものだが、その役割は書籍やムック本から動画サイトあたりに移っているのかもね。本当はこんな記事よりプロショップに行って、フライフィッシング始めたいんですけど予算これくらいですってところから始めるのがいいのかもね。きっと釣り場も紹介してもらえるよ。

新潟県にはパーマークさんやウエストさんがあるけど、プロショップ無い県も増えてるんだってね。困ったね。あ、でも中華ウェーダーはプロショップには売ってないから!







注:この記事のリンクを経由して製品を購入すると、アフィリエイト契約により編集部が一定割合の利益を得ます。

フライ回収棒研究所

このブログを検索

アーカイブ

広告

このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。
注:この記事のリンクを経由して製品を購入すると、アフィリエイト契約により編集部が一定割合の利益を得ます。

Followers

人気の投稿

twitter

QooQ