沢登りや山スキーを嗜むS氏、フライフィッシングを体験してみたいという。
ツイッターでそんなやり取りをしたのが去年。沢登りの途中で釣りができると楽しみが広がるもんね。
ということでシーズン中からご一緒できればということでスケジュール調整してきたが、都合が合わなかったり悪天候だったりして、ようやく10月の吉ヶ平フィッシングパークでフライデビューということとなった。
結び方やフライ選択、消耗品の供給は当方で行うので、S氏にはキャスティングして魚をかけるところをやっていただければ私が魚をネットですくいますんでと。こうしてフライの輪を広げていきたいのだ。フライ人口は増えてもらわないと、将来的にもろもろはかどらなくリスクあるじゃないですか。私が3人くらいにフライを教え、またその3人が3人くらいにフライを教えればねずみ算式にフライマンが増えていく算段だ。もっといないかフライやってみたい人。
ところで、まず障壁となるのがキャスティングだ。肩ひじ手首を連動させてロッドを前後に振るこの動作、フォワードキャストとバックキャストで違う関節違ってるしなかなかなハードルの高いんである。自転車くらいの難易度って聞くが、やっぱり大変。教える側もなにせ教えるのが初めてなのでどう伝えるのがいいのかがよく分からない。うまくいったときとうまく行かなかったときにどうすればいいかを言語化するのが難しいのだ。慣れてしまえば簡単なことなのに。やはりこのフライキャスティングの難易度がフライ参入の最大の障壁なんだと思った。
そういえば私は現場でフライデビューする前にメル・クリーガーからみっちり指導をいただいた(VHSだが)。ダウナップは今回必要ない。タックルはインファンテNSF813-6とEpic376を用意したが、ファストグラスはラインが竿に乗ってる時間が短いからかさらに難易度高くなっているようだった。
とはいえどうにかこうにか1匹ネットインまで漕ぎ着けた。そこそこのヤマメだった(この時期の吉ヶ平はニジマス以外は写真投稿NG)14時過ぎからパラパラハッチがあってライズもあり、ドライフライで4回アタックがあってからの1匹。思えば、キャスティングまではしっかり教えていたけど、アワセからランディングについては、えーと、教えていなかったのかも(汗
うまく併せられなかったもののバレずにすんだのはバーブ付きフックだったのと、リーダーとティペットはそれほど短くしていなかったからかな。
S氏が先に上がった後はわたしも何匹かドライで出した(2千円払っているもので)。
さてここからはキャンプ
いやあ、キャンプ最高ですね。だいたい寝るためだけのソロキャンプしかしてこなかったから、みんなでワイワイして酒飲むのは楽しいね。
翌朝
盛り沢山な週末だった。フライキャスティングを人に教えるの超難しい(汗。でも次はもうちょっとうまく教えられる気がする。フライフィッシングというカルチャーが下火になっていかないようみんなで振興しよう!まじで。
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