2024年のシーズン、前半はけっこう良かったけど後半はしょぼい釣りが多かったなあ。
そんなシーズンを振り返りつつ釣れたフライを一気出しの恒例企画。
※この記事自分で読んでみるとあっという間に読み終わってしまった。書くのにものすごい時間かかったのに…。
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3月
暖かかった2月から一気に冷え込んだ3月上旬だった。珍しくまとまった降雪があったが、こういうのは雪不足解消には全くつながらないものだ。新潟には渓流のまま海に注ぐ小河川が何本もあり、初旬はニンフ、中旬辺りからドライフライの釣りができる。もっと大きい魚と遊びたい人は蒲田川に行くのがいい。でもわたしはこの小渓流の釣りのことをとても気に入っている。
ランディングネットの網が寒さで凍結して、釣った魚を弾いてバラしてしまうのは今年始めて体験した。なにか新しいスポーツが生まれるきっかけっていうのはこういうふうなことなのかもしれないな(←渓魚バドミントン的な?)。
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- アグリーニンフ
- オナシカワゲラハネオチパラシュート
- アダムスパラシュート
月間MVF(Most Valuable Fly)はアグリーニンフ。文句なしの永世ド定番フライ。新潟の春先のニンフはアグリーニンフが最適解だと古事記にも書いてある。
4月
雪不足の影響は顕著。例年より早く開く川が多い。水不足が心配される。3月の川を堪能してエリアを広げていく。
4月からは山形と福島も解禁する。越境していった川は釣り場ガイドで見つけてからずっと通っている思い入れのある川だ。状況は良くなったり悪くなったり年によっても違う。一度大水がでたがここ近年復活の気配。水量も虫の流下もバッチリだった。
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- シマザキアペタイザー18番
- グレースペント15番
- スパークルピューパ
- アダムスパラシュート
月間MVF(Most Valuable Fly)はグレースペント。次点でシマザキアペタイザー。
5月
水不足過ぎて田植えに支障が出るなんて話も聞くくらいだった。実際エリアによってはその渇水ぶりなのか虫や魚が見当たらず、全然釣りにならない川もあった。
総じてだいぶ数釣りできた月だったのかな。季節は急速に移ろっていき、5月後半は中型カディスの釣りも楽しめた(ライズの割にフライを食い渋ってたけど)。
越境して財布を落としてしまったが、拾った人が警察に届けてくださって事なきを得た。助かりました!ありがとうございました。
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- あちさんのパラシュート
- グレースペント
- ライトケイヒルパラシュート16番
- シマザキ・アペタイザー
- シマザキ・ガガンボB
- パラシュートアント
- ゴダードカディス
- イワイスーパーカディス
- CDCエルクカディス
- ぶら下がりフライングアント
- シマザキアペタイザー18番
- Xカディス
- エルクヘアカディス
月間MVF(Most Valuable Fly)はぶら下がりフライングアント。激シブのイワナライズをすんなり取れたから。次点でアペタイザーとガガンボB。
6月
本格的なイワナ釣りスタート。ド派手なオオマダラ祭りにまったく乗ることができなかった。またヒゲナガライズも外してしまった(こっちは水不足のせいだ)。
月末に平年通りの梅雨入り
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- シマトビ・スペント
- Xカディス
- CDCカディス
- スパークル・ピューパ
- あちさんのパラシュート
- パラシュートアント
- エルクヘアカディス12番
- ヘアウィングダン(少しおおきめ)
- シマザキ・アペタイザー
- グレースペント
- ヘアウィングダン
- シマトビ・スペント
- ぶら下がりフライングアント
- ソラックス・フライングアント
月間MVF(Most Valuable Fly)はシマトビ・スペントだ。フラインドでよく効いた。ちなみにスクールのときに渋谷さんにシマトビ・スペントが効いた話をしたところ、
「それ、グレスペでいけますよ」だって。
そーなのぉ!?
シマトビ・スペント 13番でなくて15番だからほんとはシマトビじゃないのかも
7月
週末にまとまった雨が降るという展開にまいった。4日しか釣りできなかったしそのうち2回は雨で強制終了だったし。増水の中のビートルフライの釣りもできなかった。
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- パラシュートアント
- あちさんのパラシュート
- ピーコックパラシュート
月間MVF(Most Valuable Fly)はパラシュートアントかなあ。
8月
8月に入ってすぐに新型コロナ感染。後遺症でだるさが続くなどした。
買ったばかりのTALEXの偏光レンズを落として紛失。また同じの買うなどしてた。
アブは平年並みか、ちょっとダラダラ出てた印象。
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- パラシュートアント
- べんじょアブ
- ピーコックパラシュート
月間MVF(Most Valuable Fly)はべんじょアブかなあ。
9月
川選びをことごとく外してしまった。週末になると雨が降ってきたりしていた。例年訪れていた川が大水で壊滅的被害になってしまった。けっこういいのがでてたんだけどな。
底石がヌルヌルした川で滑って転倒、薬指を石にぶつけて骨折(しかもその日ボウズ)
それにしてもバッタ絡み(ハリガネムシ)のビッグドライの釣りもできなかった。大水の影響をうけた川っていうのがバッタフライがよく効く川だったんである。ショック。
川が泥にごり状態になっていることを「ドロニーゴ」って言っていたら、いつの間にか副会長まで自然な形で「ドロニーゴ」って言ってたからこの表現が普及しつつあるみたいだ。
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- ピーコックパラシュート
- CDCフライングアント
- べんじょアブ
- パラシュートアント
- グレースペント
- ソラックス・フライングアント
- シマトビ・スペント
- 黒虫フライ
月間MVF(Most Valuable Fly)はピーコックパラシュートかなあ。次点で黒虫フライ。
こういうビートル系秋の増水時にも効くんだね。ちなみにマシュマロビートルはけっこう空気抵抗のデカいフライだ。ロングリーダーティペットなシステムのままビートル系フライ使おうというときは黒虫フライを投げて様子を見るのが良さそう。
総括
オオマダラ、ヒゲナガ、梅雨の増水時のビートル、秋のハリガネムシ絡みのバッタフライ
今年は出番なかったなあ。ついでにオドリバエとスパイダーの出番もなかった。
渋谷直人氏スクールに出て今年3シーズン目。回転しやすいものや空気抵抗の大きいものの使用頻度は減っていった。反面、グレースペントやシマトビスペントなど渋谷系スペントの出番が増えたしよく効いた。そういえば春先のシマザキアペタイザーもハネオチ系。同じハネオチでも不思議と使い分けができる感じ。水面がラフなときはアペタイザーのほうが効いたりなど。そういえば、今年始めて使ったけど効果的だったってフライが結構あった。
- シマザキアペタイザー
- シマザキ・ガガンボB(巻いてはいたけどローテの中に組み込むのは初めてだった)
- シマトビ・スペント
- ぶら下がりフライングアント
- 黒虫フライ
今年効果的だったフライは来年も定番化決定だ。
年間MVFはグレースペントかなあ。
過去によく使ったオールCDCダンと小さめクリップルダンの出番が無くなってしまった。メイフライのハッチへのフライローテはグレースペントを軸に組み立てるのがいいし、だいたいそれで片がついてしまったんだ。
それにしてもだんだんラインナップに無駄がなくなってきた印象。よしよし。
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