【釣り】ネットショップを開店してた【小ネタ】

2022/01/25

フライフィッシング

t f B! P L

 いろいろあってフライ回収棒を扱うネットショップをこっそり開店してた


よかったら見ていってください。

BASEの無料プランである。Storesでもよかったんだけど無料プランだとグーグルアナリティクスとの連携が制限されてるっていうからBASEを選んだ(まだアナリティクスの設定してないけど)。
ドメイン名はこれだ

https://kawatomushi.base.shop

川と虫。文字制限でriverandinsect.base.shopにできなかった。
なんならflyfishig.base.shopは取得できたんだけどそんなのおこがましすぎる。
まあドメイン名なんてそんな強い意味を持たないはずだ。


ここまでベース棒の仕入れ、フックの加工・接着、ネットショップの整備、配送設定などいろいろあった。


もともとはファブレス経営(製造を外注企業に委ねる経営。このばあいの製造を請け負う企業のことをファウンダリ企業という)を目論んでいたところもあったのだがファウンダリ企業(っていうかグラインダー持ってるファウンダリおじさん)がそんないっぱい作れねーぞ!と難色を示したことから自宅工房(主に玄関)での製造に踏み切ることになったり、ほんといろいろあった。


以下は大したこと書いてないです。興味ある人は暇な時に見ていただけたら。


フライ回収棒とは

フライの引っかかった枝をフックにひっかけて手元に引き寄せ最終的にフライを回収する棒のことである。

商業的にはつるや釣具店さんの「テレピック」が先発商品で、そのあとつり人社のTSUTTAでも扱っていた

フライ回収棒は知り合いのおじさん(既に定年の先のファウンダリおじさん)がとある企業に勤めていた時にアユリターンやルアーリターン的な商品を改造して製造、地元大手の釣具屋に持ち込んだところ「これは売れないかな」と言われてそのままお蔵入りし、なんだかんだで妻の手元に転がり込んできたのがルーツだ。そのおじさんはテレピックを知らなかったので、もしかしたらテレピックより歴史が古い可能性もないわけではない。

時が過ぎ、上がらない給与、しばらく縁のないボーナスに対しなんとか抗おうと思ったわたしがなんとかこれを安価に作って売り捌いて小遣い稼ぎするのはどうだというのがこの商品のきっかけである。

フライ回収棒というのはかなり後から決めた名称。それまでは「アレ」とか「あの棒」とかよんでいたんだけど

インスタとかGoProの関係で自撮り棒(あるいはSelfie stick)って名前が普及してきた。

Googleトレンドで調べてみたらこんな感じ


2015年からのことである。
フライ回収棒というのはかなり理解しやすい名称ではないだろうか。


そのあとこのベース棒と出会えたのは僥倖であった。

Oh! ベリー・チープ!見た目すごくやすっちいが軽量だ。70グラムを切っている。
ベース棒も色々試した。個人的にはもう30センチ長く、それでいてしまい寸法が6センチくらい短いといいんだけども。
先端フックも色々試した。
50本売り切ったら左みたいなフックもラインナップするつもりだ。

実物は現在、新潟県長岡市のパーマークさんにも展示あり。
ここです。サイズ感など確認してください。




フライ回収棒の使い方

木に引っかかったフライは上記のようにティップの先のトップガイドでフライを迎えにいってぶるんぶるんゆすることで大抵回収できる。

しかしフライが木の枝にがっちりフッキングしてたりとか、ティペットまで絡んでいたりすると厄介だ。おまけにバンブーロッドだとティップの先でブルンブルンすることはティップ破損の危険性が高まってしまう。無理は禁物なのだ。

そんな時である。フライ回収棒が有効なのは。本当に取れる。回収率は95%を超えるだろう。いやほんとに。


全世界のボサッカワスキーとバンブーロッドユーザーに特におすすめしたい。

なんでこんなに回収率が高いのか。
副会長曰く「いやほんとに回収率高い。あとタラノメがとれる」


私もうまく言語化できなかったが昨日閃いた。


晩酌後なので雑な解説イラストだが
山岳渓流の畦畔林というのは結構蜜に生えており、より多くの日照を求めて川の上まで枝を伸ばしているものだ。幹もそれほど太くない。
これは枝の上の方にフライが引っかかってティップの先のトップガイドブルンブルンでは取れなかったケース。

こういう樹形だよね。たいてい。
そしてそんな木は、引っかかってる枝より下の枝にフライ回収棒がなんとか引っかかったイメージ
それを引き寄せる。

\回収できた/

よかったですね。



というわけである。
公園の樹木の樹形は綺麗に天空へ伸びている。
こういう木にフライを引っ掛けるとなかなか回収しにくいのだ。
試しにやってみたらティペットがものすごく絡んでしまった。
(つかんだ!)

フライ回収棒(量産型)について

しまい寸法が29−30センチあるのでしまうところが限られる。
ちなみにわたしはPatagoniaのハイブリッドパックベストだが、この内側下方のマチのないポケットに収めている。太めのネオプレングリップがここによくフィットする。

経験上背面ポケットあたりに棒を入れていても出すのが億劫で出番が少なくなりそれでフライを逸したりしてた。棒は前面に。2ステップほどでサッと出せないと。
スリングはまた別かもだけど。
ウェーダーステーション(旧型)だと
微妙にはみ出す。これはこれでアリかな。
水平ポケットだとこのくらい。

もうちょい短めの棒もラインナップしなければいけないか。




ネットショップの今後


50本くらいがすぐ売れるくらいの需要ならばフックだけ外注するかもしれない。その時にはフックの形状も波型(っていうかS字)もラインナップしたい。
それから水平ポッケのベストにも対応したい。


100本以上売れた場合は、もうあれだろ。中国の棒製造企業に特注するフェーズだろう。
今の棒を百円台で仕入れたり、もうちょい仕舞い寸法短いやつとかもあるといい。

グリップをひん剥いて、このようにパラコードでデコるのも考えたが、割とコストかかるのでこれは紹介程度にとどめておきたい。


あとこの棒は人からもらうと以上に嬉しかったりする(その分自分で買うのはなんか躊躇しがち?)ので、ギフトパッケージなども出していきたい。


シーズン開始が小渓流の新潟は解禁当初、
その次にタラの芽シーズン
蜘蛛の巣シーズンあたりが売り時か。
あとはお歳暮シーズン。お世話になったあの人にこの棒を贈るとか。

まあまずは30本がどれくらいで売れるのかっていうところかな。





この棒は長いけど先端が細めだし重めでベース棒としてはちょっと難があった。



よくあるご質問

副業は大丈夫なのか

ボスの許可を得ているので問題なし


開業届は出したのか

だしてはいない。年間20万以上稼がなければ出すメリットは薄い。


確定申告とかは

それも年間の売り上げが20万以下だったら不要だ。


River and Insectって何

川と虫。そんな強い意味はないです。
ECショップ名がべつに「フライ回収棒研究所」でもよかったけどもしかしたらこの棒以外のもっと釣りに有効なツールを思いついてうることもあるかもしれないと思って。
フライ巻いて売ることはないかも。今でも間に合ってないから。


売上はどうする

売上の全ては釣り業界に還元する。
つまりロッドやリールや雨具などを購入する。
安心して棒を買ってください。


ラインナップは増えるの

量産型より少しだけ短いタイプ(プレゼン棒ベース)は近々導入予定。
30本くらいすぐ売れたら先端フックのバリエーションを増やしていくが、なんとなくそんなに売れないかも。それくらい売れないと設備投資含めると黒字化しない感じだが…。



思い出したら追記します

フライ回収棒研究所

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