この時期恒例の遠征にて…
GWの田んぼにごりが入る前に一度は来ているこの川。釣り場ガイド本で知ってそれ以来ほぼ毎年通っている。
色々あってだいぶ浅くなってしまったし、魚も減っている感じだ。
それでも新潟では得られない本流ライズを身近で感じられるこの川通いはやめられない。
それにいつも空いてるのもいい。
川に着いたらなんか寒いんだけど。
10度くらいしかない。おととい夏のような暑さだったのに昨日今日とかなり冷えてる。
予報では10時頃には14℃に上がるって言ってたのに風は冷たいまま。ちくしょう、天気予報外したのね。
同じパーティーのようだな。
縦に3人が並んで釣り上がっていく様はまるでトリプル・ドム。
ジェットストリームアタックか。
それでいくと、先頭のガイアはいいんだろうけど、後ろのオルテガとマッシュはどうなの。それでおもしろいの?そのうち先頭がローテして変わってくならいいんだけども。
ガイア先頭のまま上流へ消えてしまったが、その後どうなったのかちょっと気になるな。
この川で他の釣り人に合わない日だってあるのに、確認できただけでエサ釣り4名、ルアーマン1名。ひょっとしたら一昨日は夏のような陽気で一気に活性が上がったのかも。その話を聞いて土日に釣り人が増えたけどこの寒の戻り。エサ釣りの人の竿が曲がっているところは見かけなかった。ルアーマンは苦労して1匹釣ったと言ってたが「渋い、渋すぎです」と言ってた。
いきなり出鼻をくじかれた我々。
まだ時間もあるので近隣の川を見にいったりするも、
ひるめしのカロリーメイトを齧りながら元の川に戻った。ここで腹を括ってようやく釣り券購入した!
さあやるぞ!虫もたくさん飛んでいるのが見える。
釣りあがるしかないかと思ったらライズ発見。散発的で続かない。しかも1匹しかいないのかも。
流れがけっこう複雑に拠れていて難しいポイント。沈黙してしまった。
堰の下のポイントが最も有望なポイントだったがここも全く反応なし。
もうこの時点で16時回ってた。
ダメ元で「かつて有望だったポイント」へ向かう。妻の提案だった。個人的にはすでに死んでいる流れとして認識してたので。
いつぞやの台風による水害、それに対する護岸や河床の工事で真っ平になってたポイント。車を止めて覗き込んだら…おっ?…なんか流れが戻りつつあったように見えた。
ドバっ
ライズが見えた。間違いない。今のライズだ。すぐに川に降りる。
この時期のこの川、派手なライズは全て14番から16番くらいのカディスがハッチしてるとみていい。たまにエルモンが混ざることがあるが、それならダンが目視できる。それがないならカディスオンリーとみてよくて、ピューパ食ってんだろうと。
スパークルピューパは反応なし。別の小さいのが反応したが水面直下でUターンした。
ライズはかなり散発的だ。
フライ交換して投じた1頭目。
ゴバッ!
「待ってたぜェ!!この瞬間(とき)をよぉ!!」
カディスアダルトのイミテーションとしてエルクヘアカディス使うことは滅多にない。しかしCDCカディスの入ったフライボックスは背面ポケットに収まっていた。寒くて億劫だったからすぐ出せるこのフライにしたのであった。
妻も続く。
ああ、さっきのより大きかったかもだったかも!
心配ご無用。
すぐに
エルモンのハッチも確認できたけど、1匹だけ。これからなのかな。
スパークルピューパのボディの色について、グリーン系でもオレンジ系でもどっちでもいいと思っていた。しかし今日でいうとオレンジの方が反応良かった気がすると妻が言う。そう言うこともあるかもね。
いや実際この時期のこの川ではオレンジ系のカディスが出てるのわかってたけど、色についてはそれほどシビアじゃないと思っていた。
しかし今日のような気温が低く、風が強く、虫は多く、ライズは限定的。っていう厳しい状況だとカディスピューパのアブドメンの色も釣れる釣れないの分水嶺になったりするのかもしれない。オレンジも巻いておこう。
グリーン・オレンジ問題は来年の課題としたい。
しかし寒かった。
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