フライのタイイングツールを入れている工具箱の底に
かつて購入した液体フロータントが転がっていた。
以前はフライを巻いたらきっちり液体フロータントに漬け込んで
浮力の持続性を図っていたのだったなあ…(遠い目)。
リキッドタイプのフロータントというのは
だいたいフッ素化合物とシリコンオイル、それから有機溶媒?を
合わせたものではないかと思っているが
ほんとのところどうなのだろう。
うちに転がっていたのに限定して調べてみた。
それぞれの特徴を調べて適切に使っていきたい。
これも本当なのだろうか。
ドライディップ・スーパー
かつてのドライディップ2の改良品。1,323円。
タイイングツール入れる工具箱に2つあった。1つは妻のかな。
超強力・ドライフライ用液状フロータント
超撥水フッソ樹脂と持続力を高めるシリコンオイルをブレンドした超強力液状フロータント。撥水剤でもあるシリコンオイルが、超撥水フッ素樹脂をしっかりと付着させ、水の浸入をダブルブロック。撥水力と同時に優れた持続力を発揮します。乾いたフライをティペットにつけたまま漬け込み、フォルスキャストで乾かしてからご使用ください。特に水面上に高く浮かせたいフライに向きます。CDCフライにもお使いいただけます。
釣り場でやってしまいがちなキャップの紛失を防止する、キャップ脱落防止リング付き
ドライシールド
1,470円。底の方に白い沈殿物。成分が沈殿するほかはドライディップと何が違うのかよく分からない。沈殿物の分だけ高値なんだろうか。どぶ漬けするなら沈殿物は不要だろうか。
高性能リキッド系ドライ・フライフロータント
持続性を重視した、優れた撥水性を保つ高性能リキッド系フライフロータントです。パウダー系フロータントと併用した時の相性も抜群です。フライを浸け込んだ後、強く息を吹きかけ、余分を飛ばしてお使いください。また成分が沈殿しますので良く振ってからお使い下さい。強烈な持続効果を生むフロータントです。 CDCフライにもお使いいただけます。
キャップ脱落防止リング付き。
ドライシェイク・リキッド
パウダー、スプレーに続く安心のシマザキシリーズ三兄弟の末っ子。
今ベストに入れて持ち歩いているのはこれ。
液体+パウダーの使いやすく浮力が持続するフロータント
ドライシェイク3兄弟の液体版
ドライシェイクシリーズの液体バージョン。液体+ドライシェイクパウダー混合のフロータントです。実釣でのフロータントとしての使いやすさは特筆ものです。フライをボトルに入れて取り出せばさっと乾き、パウダーがしっかり付着してスタンバイOKです。繊細なフライやCDCフライもしっかり浮き、しかも持続します。ドライフライフィッシングがより快適になります。#10~ミッジまでのサイズのフライにお勧めです。
ドライシェイクパウダーが沈殿することがありますので良く振ってからご使用ください。
どれもCDCにも効く、よく浮く、効果が持続する、
とうたっており違いがよく分からなかった。
とくにドライシェイク・リキッドとドライシールドの差が。
沈殿物は別物なのだろうか?
イワイスーパーフロータント
FLUXの製品。LightとHeavyがあって、これはHeavy。
ティッシュが必要なのだ。フライのマテリアルによって合う合わないの相性がある印象。
浮けばいいってもんでもないってことね。
たとえばこのカワゲラパラシュートなんかはHeavyは浮きすぎたのか
逆に魚の出が悪くなった印象がある。
普通のパラシュートやエルクヘアカディス、スティミュレイター、ライツロイヤル
あたりだったら相性いいのではないだろうか。
ディップコート
有機溶媒使っていないのが評価できる商品。
このStalk社、フロータント以外にも乾燥剤、洗浄乾燥剤など面白そうなものも出している。こちらの売り場では見かけないような。残念だ。
ディッピング&ブラシタイプのフロータント。
ディップコートは環境保護のため有機溶剤
およびフロンガスを使用しておりません。
有害性が無く、引火性も無い、新世代の
溶剤を採用しています。
もちろんCDCにも相性抜群。
強力な撥水性と持続力に自信あり。
2回繰り返すことにより、さらに強力な
持続力が得られます。
ディップコート5&5であらかじめ処理をし、
さらに現場で・・・・・。
スポットフロートやスポットカラーなどの
パウダーフロータントを塗った後に
ディップコートを併用するとパウダーごと
コートされ、パウダーの持続力もアップ
します。お試しあれ。
私はいつも下記を持ち歩いている。
通常のドライシェイク(粉)、スプレー、リキッドの三兄弟のほかに
ジェルタイプのドライマジック、パワードライヤー、
フルックス イワイスーパーフロータントHeavy。
写真中央は妻の愛用品の粉フロータント「 Frogs Funny ダブルデューティー・フライ トリートメント」。キャップにブラシがついているのでピンポイントで部分付けができる。
売ってる店も限定的だ。
そういえば目薬型の液体フロータント、使わなくなったなあ。
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