ウナギの生育域減少(ハビタットロス)とヤマメイワナ

ウナギがレッドリストに載りそうだというから
絶滅までのカウントダウンが始まったということか。
この流れ、止められるのかな。



資源の枯渇。こないだのニュースではシラスウナギ(うなぎの稚魚)の乱獲が
取り上げられていた。
しかしこの記事「ウナギのことを何も知らずに食べる罪」によると
むしろ大人のうなぎの生育域の環境減少が問題であるという。
ハビタット(生育域)ロスという。

大人のウナギの生態はよく分かってない部分も多いようだ。
ヨーロッパの方がそっちの研究は進んでいるらしい。

なんとなく日本ではシラスウナギ乱獲という結論で
新聞やテレビの報道はまとまっていた感じだった。


ハビタットロス。かなり納得できた。渓流の釣り人なら実感があるだろう。
16年間渓流でフライフィッシングしてきたけども、
あのころは釣り人がやたら多かった(バブルの余波かフライの人が多かった)。
ところが当時の方が魚の反応が多かったのは確かだ。
新潟県下越地方限定ではあるが…。
(そしてスキルが低かったので釣れた魚は少ないが、それでもフライへの反応は今の比ではなかったのは間違いない!)。

放流量の記録は手元にないから分からないけど
ここ10年で大きくは変わっていないだろう
(漁協に入るお金は減っているかもしれないが)。

ってことは魚が定着できていないことが問題な気がする。
ヤマメイワナもハビタットロスは大きい問題だろう。
もちろんフィッシングプレッシャーの影響も小さくはないと思うが
どうも川底が平坦な川増えた印象がある。
全体に浅くなった渓が多くなった。


河川行政は林業とセットでみていく必要があるだろう。
日本の渓流はこのコンクリートの建造物
堰堤でいっぱいだ。魚の行き来が無くなってしまう。
この100年くらいの間にどれだけのダムや堰堤ができたのだろう。

ちなみに15メートル以上がダムってことになっているそう。

スリット型はまだましだ。

絶対登れない!
まあ堰堤だけの問題でもないんだろうけどもさ。



まあおれが釣り始めたときってのは
すでにヤマメイワナの生育域の環境悪化は始まっていて
そのまま今に至るってことだと思うんだよね。
春先釣ったヤマメの片側だけエラブタ欠損個体、何匹もいたよ。
遺伝的多様性の減少なのか。近親交配の結果だよなたぶん。


行政には近自然工法による自然回復に予算つけるのは難しいのかな。
あとの世代に何を残すのか。しっかり考えよう。

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