【釣り】がまかつ2017カタログで今年のトレンドを読む

2017/01/19

フライフィッシング

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秋田で出会った鮎なおじさんたちはみんながまかつ好きでした。

「やっぱり“がま”なんだよなぁ」

へ〜。がまかつっていうとテレストリアル用のフックくらいしか接点がなかったです。川で見かける黒ベースで赤の差し色のウェアはみんな「がま」なんでしょうかね。

先週末パーマークでウェーディングシューズ買ったら、なぜかがまかつのカタログを4冊もいただいたのでちょっと読んでみます。

フライマンの目線でね。
 A FlyFisher's Viewですね。

個人的なヒットはバラシにくいフックと、がまかつに流れるヤンキーの血でした!

もらったカタログは4冊
・釣り用品&釣り鈎カタログ
・淡水用釣竿カタログ
・海水用釣竿カタログ
・ルアーロッド&フックコレクション


今回は上2冊だけにしておきました。海釣りもルアーもそんな興味なかったんで。

釣り用品&釣り鈎カタログ


がまかつはいわゆるストッキングウェーダー作ってないんですね。
鮎タイツやブーツ一体型はありますけども。

そのかわり、全天候型のウェアが充実。
これハイエンドのゴアテックス オールウェザースーツ 142,000円。
すごい。


鮎釣るなら鮎タイツ。3mm厚で53,000円。

筋肉の動きをサポートする着圧設計でパフォーマンスを高めてくれる機能的ウェアがあるよ。

コンプレッションジップシャツ。12,500円。

鮎タイツの下ばきとして、なのかな。コンプレッションスパッツ13,500円。

フェルトスパイクシューズ(パワータイプ)17,500円。
アップダウンの長距離移動を考えないとこういうのもありか。


いかにもがまかつって感じのベスト。ハーフメッシュベスト 34,000円。
この色使い、この模様。大多数はこういう方向を指示するのか。ヤンキーチックな価値観なのか。興味深い。

珍しくおとなし目のデザインなフィッシングベスト 14,500円
もうちょっとショート丈だったらフライにも使えるんじゃないでしょうか。
ジップポケットのつき方がかなりモダン。そう、これかつてパタゴニアが出してたジッパー形状に似てる!

Patagonia Fishing Vestの系譜|新潟フライフィッシング友の会



フィンガーレスグローブ的なのもあった。ウィンドストッパーフィッシンググローブ(3本切り)6,000円。

ライト陣笠もブラック&レッド。5,700円。表はナイロン、裏地はポリエステル。


フックもあるよ


ジグ用のフック。チェコニンフとかに使えるかな。

ウェイト仕込み済みのジグ用フック。ボトムを探るニンフに使えるのではないか。

こっちもね。

こっちはフライ用。C13-K。キールタイプ用。


C14-K これウチにもあったかな。スパイダーとか、半沈系にもよさそう。

ひらがなの「し」みたいな形のR10-B。

フッキング性能が向上し、バラシが非常に少ないバーブレス専用デザインです。フックの重心がアイより(中央寄り)なので、バランスのよいフライを巻きやすくなりました。

まじか。今カタログ最大のヒット!これは買ってみたい!いや買おう!


荒ぶるデザインこれががまかつだ


スカジャンのようなジャンパー。

クロコダイルかな。

ブラックにゴールドとレッド

この色、このパターン。誰に刺さるデザインなのか。

デザイナーの趣味なのかな。それともがまかつのデザインポリシーにあるのかなそういうの。

小学生とかも好きそうなパターン。

ダンシングスペシャルはブラックに群青。

強そう。

今の60代とか荒ぶる世代にはこういうのが刺さるのかもしれませんね。

そういやこんなニュースありました。
一周回ってかっこいいってか。

背中に「祈願 日本一周釣行脚」って書いてあるベスト(通称:魚神ベスト)を作って発売するとしたら、きっとがまかつをおいてほかにない。


淡水用釣り竿カタログ



淡水用の釣竿っていやあやはり鮎竿。

鮎竿

パワー重視から軽量繊細モデルまで幅広いラインナップ。

すごい。

きた!クロコダイルな模様の入ったエクセルシオ ノブレス


引抜早瀬な調子。引抜急瀬なモデルもあるよ。


チタン使った高弾性ソリッドカーボン、そりゃ高いわけだ。


こっちはファインマスターF IV 4代目!



この色。この意匠。

エクセルシオ見たあとだから、ちょっとお買い得に見えてしまう。


ヘラ竿


天輝 5万から10万くらい。長さによって異なる。

NEWな がまへら兜

手を出しやすい価格帯。

知らなかった巨ヘラの世界。

遠近感がわからなくなる写真。

がまかつのテンカラ竿

テンカラロッドは2種類。

水舞(すいむ)はマルチフレックスっていって、狙うポイントに合わせて即座に長さが変えられるマルチシステム。

具体的にはこんな感じ。
フライのシステムの方がフレキシブルと感じるけどどうなんだろう。

4メートル竿で42,000円。
フライのロッドに比べれば、ガイドもないしリールシートもないから妥当な価格帯かな。


というわけでいかがでしょうか今年のがまかつ(淡水)。
フック、気になりましたよね。

買ったら何のフライ巻こうかな。その前に、新潟市内で売っているかどうかが問題な気がします。


フライ回収棒研究所

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