タイイングしようと思って、ダンのボディの色ってどんなだっけ?
って調べてみたら濃いめのオリーブ色なのか。
いやまてよ、ウグイス色って情報もあるぞ。
こりゃ調べないとダメだなと
手元の資料を漁ってみました。
アカマダラカゲロウとオオマダラカゲロウのみ。マダラ的にさみしいンゴ。
2000年初版の「フライフィッシャーのための水生昆虫小宇宙(小宇宙はコスモとは読まない)Part II」にも記述なし。
水生昆虫小宇宙でさすがと思った箇所は大隈マダラカゲロウのニンフの体色。
赤っぽいの、黒っぽいの、正中線あるの、ないの4パターンが確認されるのだ。
ほほー!
そこで水生昆虫ファイル(2002年初版)
こっちにはありました。
今まであまり知られていなかった小型のマダラ。少しずつハッチしてくるタイプ。
ニンフのアブドメンの側面に特徴的な大きなエラブタが名前の由来。
割と小型のマダラカゲロウ。フックサイズは16~18番ってとこかな。
ウイングはダークグレー。
ダンのボディカラーは薄めのオリーブですがやや茶色がかってる感じも。
ネットで調べると確かに濃いめのオリーブ色のものもあります。
ただアブドメン下側はちょっと薄めの色合いだったりするので、
結論。
エラブタマダラカゲロウのボディは「ウグイス色」でOK!(個人的な意見です)
ストレッチボディヤーンのマダラオリーブで巻いて、現場でドライシェイクつければそれでいいのかもしれないですけど。
水生昆虫ファイルについて
Amazonみたら結構高値ついていたので絶版なんでしょうか。
もったいない!
これこそフライマンに必要な情報が詰まってるのに。
まあいまどきなら、この手の情報はむしろネットで済まそう的な風潮なんですかね。
マダラカゲロウを例に、どれだけ情報濃いのか探ってみましょう。
(コカゲロウやヒラタカゲロウの情報も充実してますよ!)
アカマダラカゲロウ
小型のマダラカゲロウ。ダンの体長7ミリなので18番が基本かな。
エラブタマダラカゲロウ
オオクママダラカゲロウ
春の最重要種。オオクマがまとまって出ると魚の活性が一気に上がります。こんなに魚傷んだー!って。
ボディ上部と下部でこれだけ退職違ってるんだってことを理解。
シリナガマダラカゲロウ
中型のマダラカゲロウ。14〜16番ってとこかな。
茶褐色なれど、特にオスのダンはソラックスが濃色。
チェルノバマダラカゲロウ
ニンフのソラックスがごつい。
醤油色で
体長11ミリ。
ホソバマダラカゲロウ
ホソバ…意識したことなかったマイナーマダラ(個人的な意見です)
オオクマの次に出るんだ!
体長は11ミリ。
クシゲマダラカゲロウ
聞いたことありますが、どんなマダラなんや…。
小さいし、これも醤油色。
オオマダラカゲロウ
でっけえよ。体長16ミリ。
クロマダラカゲロウ
茶褐色ボディで体長10ミリとちょい小さめ。
コオノマダラカゲロウ
サーセン、おれ君のことあんまり知らない。
体長13ミリで、ちょいボリューム感あり。
ボディはこんな色。全然違う〜。
ミツトゲマダラカゲロウ
ミツトゲマダラは割と重要な気がします。
知っていますが特別フライ巻いたりしてませんけども
濃いめでアブドメンのボーダーが特徴的。
ってことで、水生昆虫ファイルはマダラカゲロウタイイングにオススメできるわけですが、じつはコカゲロウ、ヒラタカゲロウ情報だってかなり濃いめです。
これは見つけ次第ゲットすべし。
0 件のコメント:
コメントを投稿