去年も一昨年もちょうど梅雨頃、馴染みの山岳渓流で40匹くらいイワナを中心に釣ったわけですが、どっちも大きめのヘアウイングダンが効いたんですね。
ずっとカワゲラ食ってんのかな、だから効いたのかなって思ってたんですが、もしかするとフタスジモンカゲロウが出てるからって方が強かったりして。って思ってですね。
私のヘアウイングダン、16番くらいのはクイルボディでハックルをソラックスにぱらり。
12番と10番はノーハックルで。
ハックルフライって、ハックルファイバーの長さ測ったりとか捻らないように巻いていくとか工程が多くて時間がかかるんですよ。
しかもこのノーハックルヘアウイングダンのボディはダビングレスなんです。
スレッドにダビング材を適量つけるとかも工程多くなりがちじゃないですか。
指とかスレッドにワックスつけたりとかするとなおさら。
マシュマロファイバーのボディだ
インターネットの特性として、重要な情報というのはあちこちのチャンネルから同じ情報が届いたりしますよね。なので前にもこのブログで読んだって人は気になさらずに。
マシュマロファイバーのボディは平坦に巻ける。しかも簡単に!
もちろんエアロドライウイングでもいいですよ。同じポリプロピレンだし。
ポピプロピレンは吸水性無し。そしてエアロドライウイングもマシュマロファイバーも中空。マシュマロフライみたいにヒートシールしてないけど、巻いてから液体フロータントにどぶ漬けすれば良いではないか。
小型フライにはカリタ式ヴェインファイバーもいいかも。こちらは毛糸です。
そして!さらなる時短テクとして!
ウィップフィニッシュは!
2回を2セット!これでさらに時短!
これで十分だってマルクプティシャン氏も言ってたってメーカーの方が言ってた。
「なんで日本人は5回6回とウィップフィニッシュ巻くんだよ!」って語気を荒げてたとか。なるほど。
フタスジモンカゲって言えば体節
フタスジモンカゲって言ったら柔らかそうな淡い色調にアブドメンのシマシマっすよねー。
シマシマを表現してみた!
ただ個人的には不要かな。
10番のヘアウイングダンでも本物より小ぶりに巻けるわけで、このシマシマつけると、なんか大きさの違いが強調される気がして。
一応シマシマ付きヘアウイングダンの巻き方
ちょうどいい色の6/0のスレッドが見当たらなかったもんでWhite。
14より大きいフライは6/0が時短につながります。
黄ばんでるな。
ここまで下巻きしたら
ムースボディだかムースメーンだかを上に引っ張りながらスレッドで押さえつけていくと
フックの上の方に収まってくれるので、最後フックベンドの方からスレッドを入れてやればナチュラルにフレアします。そしてフレアさせなくても大丈夫です。山岳渓流のイワナ釣りにはあんまり関係ない。
フタスジモンカゲ意識して、マシュマロファイバーは「タン」をチョイス。
またスレッドを後ろまで戻して
フライトーンとかコピックで着色
筋がついた
ヘアウイング(今回はエルクヘア)セットして
はい!もうできた!ノーハックルヘアウイングダン!
液体フロータントにどぶ漬け。
時短フライはビール飲みながらがちょうどいい。
工程もマテリアル少なめなのでほろ酔いでも巻くことができる。これ大事。
M&E(マシュマロ&エルクヘア)も巻いていきます
こっちもノーハックルでダビングレスなフライでしたね。
グレーのスレッドで下巻き、ってところなんですが6/0のグレーがないので
Whiteをフライトーンで着色しながら
はい!もうできた!M&Eが!
マシュマロを別に仕込んでおけばさらに時短に!
エアロドライウイングのグレー使い切った!
こっちもまとめてフロータントにどぶ漬けだ。
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