小さなカワゲラくらいしか目につく虫はいなかったのに、何が原因なんだろう。
新作フライって、まあこれなんですけどね。
ここまで行き着くのに色々な考えを巡らせましたので、どうでもいいことかもしれませんが書き綴っていきますね。もうちょい新潟県下越地方は小型カワゲラフライが有効なんです。
なんかボディのフェザイントテイルは見直してもいいかもなあ。
細身のボディが小型カワゲラの特徴なのにちょっとだけ太い気もするし。
数年前に川で見たオナシカワゲラも参考にしてみると
細身のボディが小型カワゲラの特徴なのにちょっとだけ太い気もするし。
数年前に川で見たオナシカワゲラも参考にしてみると
ほっそりしたボディはやっぱストレッチボディのヤーンで巻く。あってよかったベリーダークブラウン。
翅アンド
翅。4枚。
はい!もうできた!オナシカワゲラパラシュート4枚翅バージョンが!
タイイング 時に翅をつけるのに時間がかかるフライなので、4枚になると手間が倍に。
それはやだなあ。
スタックサリーのことを考えてみる
中古型のカワゲラを模したシマザキフライが「スタックサリー」というパターン。
巻いたりしてみましょう。
手持ちの資料だとすでに2011年のティムコのカタログからは落ちてしまっているフライですが、個人的にお気に入りのシマザキフライの一つ。
多分オリジナルのボディはシルクダブではないかと思うのですが、今回はストレッチボディで。
- フック TMC2488 #16
- ボディ ストレッチボディ ベリーダークブラウン
- ウイング ヴェインファイバー シナモン
- ハックル ヒーバートの薄茶
オリジナルのウイングはエアロドライウイングっぽいですが、今回はシナモンカラーのヴェインファイバーにて。
はい!もうできた!スタックサリーが!
スタックサリーについての島崎憲司郎さんのコメントは確認できていないですが、「スタック」っていうから風にさらわれて水面に落ちたカワゲラが水面に囚われてジタバタしている様を表現していると思うんですね。
そもそもでかいカワゲラが飛んでるところを正面から見たことがありますが、ゴキブリが飛翔してこっちに向かってくるのと似てる感じでした。
飛ぶのがそれほど上手くなくてアブドメンがちょっと下に下がり気味だったりして。
そうするとスタックサリーのようなケツが下がったスタイルは理にかなってます。
ハックルの下側はもちろんV字にカットするのもありだ。
カーブドシャンクってところがライブ感を生んでいるとこが秀逸な表現だなと感じるフライです。島崎さん的にはかなりバージョン落ちしてるフライのかもしれませんけど。
ウイングはもうちょっと長めでも良かったのかも…
それにしてもカーブドシャンクかあ。これだな。
ちなみにスタックサリーは多少落差のあるような釣り上がりよりもライズに対してだとかに向いてると思ってマス。
ちなみにスタックサリーの思い出
その1
5月の新潟、里川じゃないけど落差の少ない渓流、メインの流れの脇の副流。でかい石の上流側の緩い流れでライズあり。パラシュートを見切られたあとなんとなくスタックサリー投げたら釣れました。
その2
空中からミドリカワゲラ類が水面へ急降下。そこへライズ。って状況が続いてました。ほほう、これはミドリカワゲラの産卵行動かな。
すぐにスタックサリーの黄色。投げたらすぐに食ってきた。
早合わせですっぽ抜け。あらら。
これが新作フライの全貌だ
とまあ、スタックサリーから学べることは
カワゲラはストレートフックでなくともいいわけで。
カーブドフックのぶら下がりフライはドラッグかかりにくいし
ショートシャンクで少し小ぶりな感じではどうだ。
つまり
カーブドシャンクで
カワゲラはストレートフックでなくともいいわけで。
カーブドフックのぶら下がりフライはドラッグかかりにくいし
ショートシャンクで少し小ぶりな感じではどうだ。
つまり
カーブドシャンクで
特徴的なウイングつけて
水面に囚われてしまったカワゲラってことにして
だけど釣り上がりの機能性は失わずに…
スタックサリーの釣り上がりバージョンというか…。
翅落ちにして流れにもまれて流れてるカワゲラって感じで…。
スタックサリーの釣り上がりバージョンというか…。
翅落ちにして流れにもまれて流れてるカワゲラって感じで…。
アントパラシュートやスパイダー、ムアヘンパラシュートでもおなじみな
TMC212Yの15番か。
- フック TMC212Y #15
- ボディ ストレッチボディ ベリーダークブラウン
- ウイング ヴェインファイバーのシナモン
- ハックル ヒーバートの薄茶
- インジケーター ハイビズドライウイング
こう、マテリアルを並べてみると、全く新鮮味がないんだが大丈夫か。
レッツ・エンジョイ・タイイング〜
ほぼフライングアントな感じでタイイングは進んで行きますが大丈夫か。
薄茶の翅はシナモンでよかろう
2束つけます。
はい!もうできた!
オナシカワゲラパラシュートハネオチ半沈!
これが新作の正体なのか(少し新鮮味が薄いような)!
はいそうです…(スミマセン)!
釣り上がりに使うフライなので
ハイビズドライウイングはマストとして
いるのかどうかわかりにくいハックルもマストとし、
特徴的なウイングもしっかりつけます。
カーブドシャンクのTMC212だとサイズ感1サイズ小さめだからこれの15番は
ストレートシャンクの18番よりちょっと大きいくらいのサイズ感って感じか。
使いやすいサイズに仕上がってます。
フロータントは白くてベタベタしたグリースみたいなものからリキッド系、ドライシェイクを上の方にハケで塗るのも有効なり。
できてしまうと、なんか平凡な出来だな。わざわざ記事にすることあんのかなって。
セクシー大臣だってこれを「セクシー」とは言わんだろ。
実用性重視の色気のないフライ。
だけどこれが効いたんです。
これが新潟県下越地方のローカルフライ。
あれこれ巻いたけど、現場で磨かれていくのがいいフライですよね。
春先にこんな渓流で
早春の新潟県下越地方を釣り上がるのならぜひ使って欲しいフライです。
0 件のコメント:
コメントを投稿