【釣り】シニア世代でもよく見えるハイビズオナシカワゲラパラシュートを巻く【タイイング 】

2020/03/04

フライタイイング フライフィッシング 情報

t f B! P L
目から衰えがきてるなと思うアラフィフの私。
こないだ解禁しなかったことを乗り越えさらなる研鑽に臨みました。


ハイビズドライウイングです。
オナシカワゲラパラシュート。もっと先へ。

白内障発祥の巻



去年の冬、左目の見え方がおかしいなと。
視力は出てると思うんですが、なんか光が滲むというか、像が3重くらいに見えちゃうっていうか。
診断の結果、軽度の白内障とのこと。
60代くらいの状態かな、って。へー。意外と老いが進行してたのね。
白内障は主に加齢によって水晶体のタンパク質が濁っていく病気。
目薬で進行をある程度抑えることができます。
いよいよ生活(あるいは釣り)に支障が出るなら水晶体入れ替えの日帰り手術。

個人的にもう5年くらいこのまま点眼で引っ張りたいものです。
しかしフライが去年より見えにくくなっているのは否めないので
ひとまずこの時期の釣り上がりにも使えるメインフライである
オナシカワゲラパラシュートの改良に挑みます。

目のコンディションはすっかりシニアな私です。

レッツ・エンジョイ・タイイング 〜

細かく書いていきます。

今年のオフは基本18番で巻いていたこのフライですが
16番で良いかと思います。
今年は暖冬でいきなりそこそこサイズが多く出ていると思うんですよね。
オナシカワゲラっつってもオナシカワガラ科っていうのがあるくらいのでかいグループ。ボディサイズも様々ですもんね。

これとかそれくらいのサイズ。2月に見た個体。
ウイングも透明からシルバー系、やや茶色とボディサイズ同様バリエーション多し。



一気に下巻きしてからの


フェザイントテイルを5本から6本。

巻き留めて
ちなみにテールは付けない。オナシなんで。

ハイビズドライウイング。
これに尽きる。
細くて繊維の本数が多い。

この1本は4束で構成されている

ので

2束が良いです。18番のフライだと2束だとかさばる感じなんですが、16番ならちょうど良さげ。

フックの下からぐわっと引っ掛けて

ちょっとアイ寄りってところを意識しながらパラシュートポストを作る。
アブドメンが長い方がカワゲラっぽいシルエットになるので。

ハックルは

しっかり測って。
長すぎたらぱらっと巻くとか、その辺はいろいろ調整してみて。

この写真はパラシュートポストの根本が長すぎたかも。もっとフラットに、もっとタイトに!

ハックルを巻き留めたら、ボディ作り。
フェザイントテイルを巻いていく。

特にアブドメンの補強とかはしないけど、ほんとはスレッド一巻きして補強とかするといいのかな。

まるで荷紐のようなマテリアル、メダリオンシート。これを


細くカットして

スレッドに引っ掛けて

パラシュートポストのテール側で巻き留めたい





巻き留めた。

ここが何気に大事で、
アイ側で止めるとウイングを左右に引っ張ったりして暴れ他感じにさせやすいですが、
ちょっとテール側だと2枚の翅が重なったフラットウイングにしやすいです。
巻き留めてフラット。

角にハサミを入れてみる。ホントは丸くカットしたいところだけど、そんなところに時間をかける必要はない。



カットが終わったら

ハックルを上から巻いておろしていくと

巻き止める。
ハックル及びハイビズドライウイングの暴れているところや飛び出しているアホ毛をカット

はい!もうできた!よく見える
ハイビズオナシカワゲラパラシュートが!

ちょっと前半の方、パラシュートポストがアイ側によっているため重目かなあ。
TMC100のSPBLあたりが重量バランスよいのかもしれん。


ハックルファイバーの太さや色(それと長さも)によって回転数は変わる。
今回はヒーバートで5回転くらい。

下から見たところ。

ハイビズ3兄弟。

左2つがハイビズ2束、右の方はハイビズ1束あるいはエアロドライウイングのピンク。
わかりにくい写真ですみません。

それにしても酷い解禁のリベンジを図りたいのですが
土曜は大腸内視鏡検査の予約入れとった。さらに木・金で強い雨になりそうだし。
日曜は楽しい釣りになるといいのう。


カワゲラの記事が多い気がするこのブログ。



フライ回収棒研究所

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