アグリーニンフ。
DVDみて正しく巻いてみました。
ザ・シマザキ・イノベーション Vol.3
このDVD。開始するやいなや無言でフラメンコギターを弾きまくる島崎憲司郎さん。
なんというオープニングでしょう。
ここにアグリーニンフのタイイングも紹介されています。収録フライの一番最後がアグリーニンフ。
じゃあ巻いていきましょう。
レッツ・エンジョイ・タイイング〜!
フックはショートシャンクのものを。今回は指定通りのTMC2488H。
みんな大好き2488のヘビーバージョン。
通常は16番。濁りがあれば14番。
ニンフマテリアルブレンダー
ここはDVDにないところ。
アグリーニンフのマテリアルはヘアズイヤー&マスク。
柔らかい毛と硬い毛のオールミックス。
これです。ニンフ・マテリアル・ブレンド専用機!
コーヒーミルとして一度も使われず一生を終えるんだろうな、これ。
エスプレッソもOK!
2011年に記事書いてからずっと棚の奥にしまいっぱなし。
ってことは前に使った時に10年分くらいブレンドしてたんでしょうね。
その時の毛がまだありました。
必要によっては水なじみのいいダビング材もブレンドしたりして色調をコントロールしたりできます。
さあ、君もオリジナルニンフマテリアルを作っちゃおう!
タイイングに戻ります
今回のスレッドはモノスレッドSのバターイエローにしました。
DVDで島崎さんが使ってたのかこれっぽかったので。
シャンク超いっぱいにレッドワイヤー巻いて、
そこに補強のために
瞬間接着剤(これは模型用だったかな)をつけます。
ちなみに瞬間接着剤は使い捨てコンタクトレンズの容器に入れると使い勝手が良いです。
ポリプロピレンなのでくっつかないので。
補強したらリビング用のワイヤー取り付け
んで補強したらスレッドで下巻きしてから
リビング(体節)用のシルバーワイヤー(かコパーワイヤー)をとりつけて
ボディのダビング
ダビングループを作って
ダビングループの二本と合わせて三本と化したスレッドに対して
はい、マルチグルー!
おっと、このキャップ、このラベルは新しいボトルだな。
たしかコニシボンドが製造でしたっけ。
溶媒が変わって新ボトルになったんでしたよね。5年前だったか。
で、三本スレッドにマルチグルーすればダビング材のつく量もふっさり。
ダビング材の塊をそのままスレッドにポンポンと叩くようにすると
ふっさりとくっつくので
おっと、マルチグルーが多すぎた時はティッシュなどで拭き取ってしまいましょうね!
ダビング材のついたスレッドをくるくるまとめて束ねたら巻きつけていきます。
ヘッドからテール方向へ巻いていきます。
アブドメンからソラックスの真ん中あたりまでリビングしたら
ソラックスに追いダビング
再びヘッドからテール方向へ、アブドメンで折り返してきて
ソラックス用のダビング材は指でよりつけるのみでマルチグルー無しにしました。
どっちみちボドキンの先などで掻き出しますし。
復路をヘッドまで巻いたら
ウィップフィニッシュして
飛び出した長すぎるガードヘアを指でむしっちゃって
アグリーニンフの完成でーす。
釣り場で、絶対に魚がいるってわかっている状況で
ドライフライを食ってこない状況
そんなときはアグリーニンフ。
先日の管理釣り場(渓流形)でのアグリーニンフ、すごかった。
シーズン中はあんまり使わなかったわけですが、来シーズンは積極的に出していこうと思った次第です。効きます。
ザ・シマザキ・イノベーションは現在アマゾンで欠品中のようですね。
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