【釣り】年の瀬にオオクママダラカゲロウフライを考える

2018/12/31

フライタイイング フライフィッシング

t f B! P L
♪でーかーいーのーたーくーさーんー
  釣ーれーるーとーいーいなー
  (第九のサビに乗せて)

あっという間の一年だったってさっき思ったんですけど、クリスマス先週だったから(絵、随分前のことのように感じた!)、そう思うといろんなことがあった一年でしたよね。バッタとか。ホッパーとか。

このブログは通常営業で参ります。シラフで書き上げました!


解禁から雪代を経て、増水が落ち着いてしばらく経つと新潟ではオオクママダラカゲロウの季節を迎えます。ワッとハッチがあると川はお祭り騒ぎ。




ちょうど2015年のGWがそんな釣りでした。

【釣り】オオクマハッチに当たった釣り【釣行記 】

※この記事は、ずっと記事に起こすの忘れてまして、2018年12月30日にようやく書きました。たぶん釣り場の写真とか出さないとうまくまとまらない記事だったので放置してたんでしょうね。

オオクママダラカゲロウは春の重要種で、ハッチがあると一気に流れが華やぎますよね。
だいたいアダムスパラシュートにやたら反応いいな。ってときはオオクマを意識します。
それで済むこともありますけども、やっぱりフライのバリエーションは持っていたいんですよね。そうですね、やはり、主に水面との絡み的なところでのバリエーションですよね。

オオクママダラカゲロウって

新潟だとGWからですかね。オオクマのハッチは。
新潟の春の釣りはミッジとオナシカワゲラが重要種で、水面にでてこないようならニンフでそこを探るような釣りが続きます。コカゲロウは出てるのかもしれませんが雪代にもまれてしまい、なかなかドライフライって感じでもないし。
で、雪代終わって、オオクマみたいなボリューミーなのがバラバラと出てくるんで、そりゃ魚も夢中になっちゃいますよね。

基本水面羽化ですよね。つまり、ニンフが水底からフワーと浮いてきて、水面で背中が割れて羽化すると。マダラカゲロウだけにだいぶ危うい時間帯が。

ニンフは赤系×黒系、正中線あり×なしの4パターンがあるとか。へー!

渋谷氏のパターンはというと


FlyFisherOnline  釣れる毛鉤ができるまでの
第8回 オオクママダラカゲロウ

へー。まずスペントダンもしくはCDCソラックスダン、そんで、フローティングニンフ、スペントスピナー、スピナーパラシュートですか。ふむふむ。参考になります。

私の今のオオクマフライ出していきますけど、やっぱり魚は反応するけど見切られることもたびたびあって、これだってのも今んところないのかも…

ヘアウイングダン(オオクマ)

これは無骨な感じのフライだと思うんですけど(思いますよね?)、結構効くんですよ。山岳渓流みたいなところじゃなくっても、ゆったり流れるランでもなんでか効いたりするんでびっくりですよ。

ヘアウイングダンってそんなに聞かないんですけど、みんな使ってないんですかね。
巻きやすい、投げやすい、よく釣れる(と思ってる)んですけど。

ボディのしましまはストレッチボディヤーンの2色づかい。

【釣り】2色のしましまストレッチボディCDCハックルパラシュート巻いてみた

私が巻く時のポイントはというと、まず体節は大事。ソラックスにはハックルを薄く巻く。

ちなみに、わたしはほかのフライマンと比べると、たぶんですけどエルクヘアカディスをあまり使わない方なんですよね。


ソトレッチボディCDCパラシュート

これはティムコさんのYouTubeで島崎憲司郎さんが実演してる動画で巻いてたアレ。
今年使わなかったかも。もったいない。2019年は使ってみよう。
これもこの記事で巻いてた。

【釣り】2色のしましまストレッチボディCDCハックルパラシュート巻いてみた


バックファイヤーダン(オオクマ)

この写真はオオクマ用じゃないですね。オオクマバックファイヤー欠品してました(苦笑)。
ちなみにですけど、オオクママダラカゲロウのボディって赤茶〜こげ茶って感じじゃないですか。でも腹側から見るとけっっこうオレンジですよね。
私は割と明るめに巻くのが気に入ってます。でもそんなシビアに考えてないかな。
単色よりもミックスにしたりとか、ミックスのダビング材をチョイスしたりとか、ちょっと情報多めなのが気に入っています。単純に好みってやつです。

こういう水面に囚われた、いわゆるトラップトパターンはもう一つくらい持ってたいと思っています。どんなのにしようかな。でもCDCパラシュートでいいか。

クリップルダン(オオクマ)

こいつだ、今年すっぽ抜けとバラシを連発しやがった奴は。効くは効くんだけどこのままだとあともう一歩何かが足りない。
ボディ材変えるとかシャックについてとかいろいろ改良の余地あり。


フローティングニンフ



サイズ感だけ合わせてあるだけで、とくにオオクマ用に巻いたわけではないですが。
そしてものすごく効くってわけでもないんですが、使いやすいし巻きやすいので。
CDCのインジケーターとかすぐ沈んだりしない?
なんとなく65点くらいのフライですかね。←厳しめ

オオクマの話ではないですが、このフローティングニンフの状態「ツルシ」がめちゃめちゃ効く時ってたまにありますよね。ぽっかり浮くフライに反応あるけど全然加えてこない時とかに、これい切り替えたらいきなりパシパシ釣れたりとか。


ムアヘンパラシュート(オオクマ)


きた!伝家の宝刀!初夏までよく効くこのフライ。
たぶんですね、スペントとして効いていると思うんです。
食われ方からすると、渋谷氏のスペントパターンにも負けないと思うんですけども…。
比べてないのでわかりませんが。

オオクマ(に限らないですけど)スピナーは卵産んで腹ペッチャンコになって波にもまれながら流下してきて…そんな状態で食われてる様を表現しているんではないかと。とにかくもみくちゃな状態のスピナー。
狙って巻いてるわけではないですが、状況考えるとそんな風に釣れたのではないかって状況があったので。

何流してもパッとしなかったライズ、これに変えたら一発で取れたってこと何回もあります。これ本当っすよ!

そうね、正月休みの間にフローティングニンフの改良と、トラップトパターンもう一個考えてみようかな。でも4日も5日も仕事なんですよね。休み短い!

ちなみに妻にオオクマ出てたら何使うのって尋ねたところ
「アダムスパラで十分っしょ!」と力強く超えてくれました。たしかに効くよね。オオクマの時にアダムスパラ。

というわけで2018最後のブログ更新でした。
1年間どうもありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。



フライ回収棒研究所

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