【釣り】オールド・フライリールっていいね!少し古いBauer手に入れた【小ネタ】

2024/01/16

フライフィッシング

t f B! P L

 新年会中に落札したBauerが先日着弾した。

飲み会途中での競り合いになったが、落札できてよかった。

ってことは2次会のラーメン屋ではすでに落札してたあとだったのか。

初めてのオークション

以前入札してみたことがあった。
あれはスコットの昔のグラスロッドだったな。
あっという間に予算を超えて手の届かないところに行ってしまった。

あれ以来か。

割りと熱くなりがちだし執着しやすいのでオークションには向かない性格だと自負している。初めての落札だったが、もうしばらくやんない。チェックもしない。
おそろしいおそろしい。ここは深い沼だ。

リール紛失しすぎ問題(わたしのリール物語)

1996年の夏にフライ用具一式揃えたときに買ったのがOrvisバテンキル3/4だった。
翌年Uターンで新潟に戻ってきてから私の釣り人生は始まったのだが、たしかこの2年後にバテンキルを落っことしてしまった。着替えのときに車のルーフに置いといてそのまま走り出してしまったところ紛失した。なんてうっかりなんだ。

おなじようにウォーターワークス ピューリストP1も紛失した(後に買い直した)。
これは着替えのときに車の後ろバンパーの上に置いておいたようだ。

Abel TR-1は竿ごと紛失した。この件は「狐に化かされた説」が有力だが、もしかしたら「別次元への入り口が空いていた」可能性も残されているという。

ラムソン ハードアロックスは源流釣りの杣道歩きの途中に落っことしたみたい。気づいたらなかった。(後に買い直し)。

リール、手元から旅立ちすぎ。


リールというものはそういうものなのだと諦めていたが、さすがにこのうっかりというのは加齢とともにマシになってくるのである。考えてみたらリールの紛失はすべて20代終盤と30代に集中しており、40代以降は全く無くなっていないのである。おっと、ここ13年リール一つも買っていないことに気づいた。これはいけませんね。

高いリールほしい

と思っていたが、なかなか8万も9万も出せないし、そのようなリールを山岳渓流のイワナ釣りに持っていけるのか、というとちょっと躊躇してしまうだろう。
そんなおり、フライの雑誌最新号である。
「気軽に使えるオールド・フライリール」っていうんだから。
たしかに2万くらいのやつだったら気軽に使えるな。

現在はハードアロックス(ハンドルもげて修理に出した)かアイランダー使ってるが、やっぱりラージアーバーがいいよな。ラインの巻きグセっていやだよねー。

ガルバンとかロスあたりでよさげな出物が出ないかなーとチェックしてたらでてきたんである。オークションに。

新潟フライフィッシング友の会副会長はその辺うまくて、ガルバンとかロスのエボリューションの前モデルなどをうまいこと落札していたので、こっそり参考にしていたのだった。

Bauer MSL

もともとバウアーはラージアーバーしかなかったのかな。
今のラインナップは全部高価なモデルしか無いが、当時はこういうのもあったんだね。
ロゴが80年代から90年代前半みたいな書体。好ましい。

MSLの「1」である。

開封の儀。

リールケースのロゴにもヤられた。
Bauer Mackenzie Superlight の1。
傷はほんのちょっとしかない。当たりだ、これは。
マッケンジーってなんだ。カナダのマッケンジー川かな。
小振りなラージアーバーリールである。
1の下には0.5もある。


情報が少ないのだが、Bauerがウィンストン傘下になった2016年に廃盤になったモデルなのだという。

当時の売値は19,800円だったようだ。

Bauer M1SLなのかBauer MSL1なのか
おまけにSuperlightなのかSuperliteなのか
よくわからないところが多い。


分からないところが多いからなのかチェックしている人も入札する人も比較的少なめだった。
そして当時の売値を上回って落札に至った。

15000円スタートで、ほんとうは18500くらいで決まるといいなと思ったがすんなり2万超え、ここからジリジリ値を上げていった。酔ってるからこっちも強気なわけで、そんなに上がらないでよかったよ。
BAUERのスジ彫りが細くてかっこいい。
こうみると、M1のスーパーライトだから、やっぱり正式にはM1-SLが正しいのか?

黒々してテカテカしているさまはかつて所有していた(そして落として紛失した)AbleのTR-1に似ているなと思った。
でもこっちはラージアーバー(今となってはミッドアーバーか?)なんだぞ!
傷もほとんどない、すばらしい状態。
コルクブレーキはしっとりコルク。

分解図
説明
小ぶりだ
ほんとに小ぶりだ。

Mackenzie Superliteと同じ時期にラインナップにあったのはRogue。
それで検索してみたら
Rogue Classic - Bauer Fly Reels(リンクはPDF)

Bauer MACというのがMackenzieと同じデザインである。本文読むとカーボンディスクブレのようだ。てことはMackenzieの後継としてコルクブレーキからカーボンディスクに変更してMACとなったのが出たのだろうか。

あとやっぱり似たデザインでLMていうのもあってこののLM1は3番から4番ライン用で“Little MAC”らしい。そしてこっちもコルク。ドラグのノブはスター型ではなく円形。この頃のBauerのラインナップはよくわからないなあ。

まとめ

手に入れる工程がオークションだったからなのか、手に入れた充実感がすごい。ここ5年くらいで最大の買い物充実度ではないか。

リールをクルクル回しながら酒飲んだりするのほんとかよ!と思っていたけど、これは真実(マジ)だったのだ。くるくる。

もうしばらくリールは大丈夫だな。十分すぎる。新品も中古も。





フライ回収棒研究所

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