5月4日 渡良瀬川釣行
渡良瀬川のモンカゲとエクステンドボディモンカゲのサイズ比較。
うむ、だいたいあってた。
8時から入渓してあちこち回りましたが、ライズ少なく
ニンフを流すもバラし。
イブニングで比較的まとまったモンカゲロウのハッチ。
魚は複数回ライズしないシブい状況。
しびれを切らしてライズを見た方向に向かってフライをキャストすると
バゴン。食わない…!
川辺に来ていた両毛漁協長にたまたま話をきいたところ
全国カワウの被害が大きくて、対策してる漁協としてない漁協で随分差が出てるとか。
渡良瀬川でも近くにでかいカワウのコロニーがあるとか。
そうか、新潟のあのあたりも魚放流してるのかもしれないけれどカワウが出て来てるのかも。
またはその対策で放流ポイントを前より上流側に移したのかもしれないね。
あとはやはり親魚放流だと。新潟はまだやってるところないんじゃないかなあ〜。
って興味深い話を聞いてからの
移動して車中泊ですわ。
5月5日某川釣行
グットモーニング馴染みの川
ここはジャイアントストーン(大型のカワゲラ)のまとまったハッチが期待できるのだが…
ちなみにXVでの車中泊はシート倒してそのまま寝袋で。
シートの腰のあたりが低くなるので詰め物をして
さらには足の先がぶらぶらするので、オットマン的に荷物で足の置き場作るといいですよ。
湿ってた靴下などを干してさあ行くぞ
と思ったら
すごい濁ってる〜
どんだけ〜
ショックで写真なし
このあと隣の水系に移動するもどこも濁り水。
田んぼにごり。
昨日雨降ってた影響もあったようです。
ようやく見つけた濁ってない川
釣り券買ったときにもらった地図とにらめっこしながらようやく見つけましたよ。
にごってない川。
ちょっと増水してるっぽいけど、さらには長い竿持ったエサ釣りの人もいるけれども、
まあいいでしょ。釣り人がいるってことはここいらには魚がついてる期待大。
適当な橋から入渓。エサ釣り氏はそのまま釣り下がっていって。
当たりがないまま川が二股に分かれているポイント。緩い流れの方に向かいました。
ムアヘン流して様子を見るとしたからモコッ!
なんだハヤじゃないだろうな。
さっきからチラチラ飛んでいるダンはアカマダラカゲロウのようです。
フライ交換してたら「バシャッ」
いまライズした!
アカマダラのバックファイヤーダンを流すも反応なし。おや。
続けて流して3回目でようやく来ました。
「待ってたぜェ!!この瞬間(とき)をよぉ!!」
意外と小さかった。でも嬉しい1尾。
クイルボディでヴェインファイバーのバックファイヤーダン。
久しぶりに使いましたよアカマダラフライ。
葦の生い茂るこの流れの
向かって左の方から。ライズは右のほうからだったので
手前の石の上流すぐに定位してて両方の流下物を食ってたんでしょうかね。
気がかぶさる奥の流れでジャブンジャブンとライズする魚がいたんですけど、近づいたら気配を消してしまいました。
カディスでも食ってたのかな。
そしてこの岩盤がぬるつくんですよね。
滑って背中から水がウェーダーに侵入。
冷てー。
橋まで行ったらフライマンの姿が。ここから入渓したのか。
一旦退渓。
漁協の人から話を聞いた
- この辺りはカワウにやられてしまった。
(そういやキンキラの七夕飾りみたいのがあちこちにぶら下がってたな)
- 去年より今年の方がヤマメの放流サイズが小さい。
- ルアーの人もエサの人もこの辺では1匹2匹だったという。
- もっと上流には結構魚いるはずだ。ブッシュ被ってるからふらいではむずかしいかもしれんけど。
行ってみました。
ちょっと水が多いですかね。
時間なかったので攻めきれず。当たり1回。
さっき退渓したポイントへ
またさっきのヤマメがライズしないかなと行ってみたのですが、まったく反応なし。
退渓するとおじさんフライマン(顔の皺が深く刻まれているベテラン)が車の中から声をかけて来たので話を聞いたところ
- このポイントは下から上りヤマメが出る。
- ヒゲナガがイブニングに出るとすごいことになる。
- 30−40だ。
- ヒゲナガが出ないと難しい。
- 出たら竿出す。
- フライ?ウルフパターンだよ。ボディはレッドフロス。
- ほかにはイエローと黒のシマシマのも使う。
- 流れの真横から流れの向こうにクロスで投げて流れ終わったらリトリーブしてターンオーバーしてフラッタリング。ここにガボッとでるんだ。
- ここは鮎ポイントでもあるので、まあいいとこ5月いっぱいか。
成熟した超ローカルな釣り。
すげえ。
地元の人ならではの釣り方凄まじい。
いい意味で枯れたフライフィッシングですね。
ってことで2日かけて1バラシ1ネットイン。
まあボーズ回避できてよかったですけれども。
遠征が続いてしまったので、節約のため高速でなくて下道で帰りましたよ。
4時間半、遠い。
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