【釣り】新潟下越の釣りはイワナなしでは語れない【新潟】

2018/05/15

フライフィッシング 情報

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ヤマメ好きな私です。しかし、あらためて新潟の釣り(特に下越の〜下越ってのは新潟の北から三分の一部分ですけど)ではイワナなしでは語れないのだな〜と。

改めて、日曜に妻の釣った尺イワナ。
いいなあ。


新潟の渓流釣りフィールド


新潟をわかりやすく分割するとしたら、南側の上越、真ん中の中越、北側の下越、佐渡と4つに分けることができます。

上越の釣り:妙高山って火山の影響で泥っぽい川が多い中、糸魚川の方は富山っぽく山から海まで規模のある渓流のまま注いでるような渓流がある。

中越の釣り:南魚沼の方はあの魚野川界隈。そのほか信濃川の支流など。くわしくないですけども。

下越の釣り:そのまま日本海に注ぐ単独河川が多いものの、江戸末期から昭和にかけての開発の影響かヤマメの生育域がプアな印象。放流施策もうまくないのかも。

佐渡の釣り:渓流のフライフィッシング的に、まだ未開の川があるのかもしれないですが、詳細不明。海のフライももちろん楽しめそう。佐渡って、いいね。


新 新潟の釣りと渓流


新 新潟の釣りと渓流。「新」ってことでわかるようにこれはモデルチェンジした書籍。
昔のとこれと合わせて読むことで、より新潟の渓流のことが理解しやすくなります。



新潟県下越の川を見てみると

信濃川
阿賀野川(人工河口 それまでは信濃川に合流)
加治川(人口河口 それまでは信濃川に合流してた阿賀野川へ合流)
胎内川(人口河口 それまでは荒川に合流)
荒川
三面川

と規模のある河川をピックアップするとこんなです。
上記の人口河口はだいたい江戸時代末期から明治にかけて。
また昭和にかけて堰堤も多く作られました。

※追記180516
冬に西から吹き付ける季節風で砂丘が発達しやすい日本海側。
新潟平野には五重に連なった砂丘があるくらい。
上記の人口河川は発達した砂丘のせいで海に出られなかった川です。
水はけが悪いために広大な葦の生える湿地帯や潟(ラグーン)が発達しました。

米どころ新潟の特に新潟平野は干拓と排水の歴史で成り立っていましたのです。
詳しくは農機具メーカーKubota の発行したアーバンクボタNO.17「信濃川と新潟平野」を参照のこと。

新潟の江戸末期から昭和

新潟の米作りが盛んになったのは江戸末期からで、日本の都道府県で最も人口の多い県だった頃も明治にはありましたから、排水、護岸、治水と時代の要請があったのでしょう。
しかし釣り的には大きなヤマメが育つゾーンであるはずの場所が失われてしまったのかもしれません(新潟の下越地方のあたりのことですが。他のエリアも似た傾向なのかなと想像しますが)。

新潟の地形は米作りに適した広い平野から、いきなり山がせり上がるような地形が特徴的です。

でなんとなく感じるのは、イワナ釣り場が(比較的近い)よと。

って考えると

ヒゲナガマシュマロ食ってきたイワナ。

イワナ釣りをなくして新潟の釣りは語れないよと。
これはそれだけがいいたい記事ですが。


長岡市のプロショップ パーマークによれば、地元の釣り人のロッドの番手で多いのは4番。
でかいイワナがかかるってのと、でかいフライ投げる必要性からだそうです。
わかる。わかるわ〜。

これからもどんどん新潟の釣り場に遊びに来てくれよな!

な!

やはりですね、時間も金も有限ですから、釣り人としては近場のフィールドが充実するに越したことはないんですよ。

アユ釣りがまだまだ強い新潟の下越フィールド。渓魚の親魚放流なんてのもまだ浸透していないのだろうと思います。高齢化で河川整備や放流の人手も不足しているのでしょう。
釣れなくなった水系、ありますよ。ここ10年で全く魚影が消えてしまった。
釣り人という立場でどうにかできることはないのか、思案しています。




フライ回収棒研究所

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