【釣り】雨後で強風、厳かった秋の釣り【釣行記】

2020/09/13

釣行記

t f B! P L

アブ明け以来の源流釣行をこの1週間楽しみに過ごしてきた。

4時30分に起きて6時前に現場に着いたら

もう1台車が泊まっていた。 県外ナンバーだ。林道に車の跡が見当たらなかったから機能山に入ってキャンプしているのかもしれない。関東圏からここまでわざわざきたのか…。

嘆いていても仕方ないのでプランBに変更。いくつかの川のいいところだけをつまみ食いする欲張りプランだ。

まずはマシュマロビートルで良い思いをしたところへ。
本命の流程より手前に気になるポイントがあった。

入渓してそこまでの区間で様子を見ながら釣り上がると、全く期待していなかった流れで水面が爆ぜた。

バゴッ!
「待ってたぜェ!!この瞬間(とき)をよぉ!!」
結構引きも強い。

かっこいいのが釣れた。8寸くらいかな。
虎柄パーマークは地付きのタイプだろうか。
うっすらと秋めいていた。
オスヤマメっぽい。そういや背中も張り出しているように見える。
この流れの筋から一発で出た。
しかし昨夜の雨でも水量全然回復していない。やばいね。

「夏はビートル、秋はホッパー。」
そんなふうに清少納言も言っていた気がする。←言ってません(汗
しかし昨日の雨、時折吹く強い風とくればホッパーはなしだ。

風が強いとバッタは草にしがみ付いて活性低くなると思うし、
ハリガネムシ寄生バッタは雨が降るとすぐに川を目指さなくなると考えたからだ(やつらは視神経をハックされていて、キラキラしたものを求めて移動するので、雨が降るとそこらじゅうキラキラするし、水溜り入水する個体も増えるはず)。

しかし樹上の甲虫どもは強風で葉っぱと一緒に川に落ちて結構流れてくるでしょ。
魚の気持ちになってみれば、ボリューム満点の甲虫に飛びつかないわけはないもんね。


ちなみにここから本命の流程を攻めてみたが、全く反応がなかった。
なんか厳しいぞ、今日は。

流下物多すぎるかな。落ち葉とかデトリクスが結構流れているもんね。

ほんじゃ次へ。

二本目の川

出ねーんである。魚は1匹もいなくなったのかってくらい出ねーんである。
だれか電気流して根こそぎ刈り取ってるんじゃないだろうな。
と思ったら
でた。久しぶりのイワナ。
まあまあじゃん。
ビートルででないのでマシュマロスパイダーを流したが、Uターンしたでかい魚が見えたので、もっと情報量の少ないこっちのタイプのスパイダー(羽ぼうき使用)にした。
ここの瀬尻で。

このあと1匹出たけどアワセ損なった。
またでた。こんどは
ライツロイヤルの10番(TMC2312)。


このあとさらにでかいのを合わせが弱くてポロリした。
一応このくらいフライローテーションしてた。
エノコログサが青々としてると夏っぽいが
タデの仲間が開花してて、やっぱり季節は移ろっているんだね。

三本目の川へ

昔ホッパーでいい思いをした川。今日はホッパーは効かないようだ。無反応。
っていうかホッパーだけじゃなく全然魚が水面のフライを見にこないんだけど。

ニンフを流してみるがあまりの強風で4投して3回葦に引っかかったところで諦めた。

スパイダーに戻して釣り上がる。
でたよ。
これも良いパーマークしてるな。

25センチくらいかな。
朝のヤマメより色づいていますねー。
スパイダー。
岩の右すれすれを狙って投げたフライが思いのほか飛んでいって
岩の向こう側に着水。すぐに馬車って音がして飛沫が飛んだのが見えたのでアワセたら釣れてた。

このあとマシュマロビートルに戻して釣り上がると1匹良さげなのが見にきた。
風が強くてまともにキャストできなくなった。
強風なところをなんとかカメラに収めようと頑張ってみたが
難しかった。
ここで納竿とした。

小ネタのペットボトルホルダー


家に着いたらウェーダーの腰ベルトに装着するタイプのペットボトルホルダーがないことに気がついた。

ベルトループのついたやつはなかなか売ってないんだよな。カラビナタイプはブラブラするだろうし。
でもさっき買ってきましたよ。
セリアで110円。檸檬柄が迷彩っぽい。
たぶん川の現場に立つと違和感少ないと思う。ちなみにほかにはグレーにリボンパターンとか、グレーと白のボーダーとかがあって、そいつらの方が現場で違和感ありまくるはずだ。間違いない。


フライ回収棒研究所

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