イラガが大量に発生していました。
ついていたのはイロハモミジとヤマボウシ。
かなり大きくなっていたので終齢幼虫のようです。
繭も一つありました。
鮮やかな明るいグリーンのボディに茶色とブルーのアクセント。ウミウシみたいでかわいいですね。
活性も高くなく、動きは鈍いです。食も細く、葉っぱを丸裸にされることなくすみました。(チャドクガには椿の葉っぱを丸裸にされました…)
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子供のころ木の枝についたイラガの繭をさんざん壊して回りました。ただ刺されたのは初めてでしたね。
イラガの生態
カキノキやバラ科の木に多く発生し、葉の裏側に大量に生息していることが多い。幼虫は別名を「イラムシ」とも言い、ライムのような鮮やかな緑色や薄茶色、概観はウミウシのような形状をしている。鶉の卵(鶉の4分の1程度)のような、独特の茶色い線の入った殻(スズメノショウベンタゴと呼ばれる)の中で蛹になり越冬し、7月から10月ごろに発生する。多くの棘を持ち、触れるとハチに刺されたような鋭い痛みを生じる。蛹の腸はタナゴ釣りの餌に用いられることもある。
軍手の上からでも鋭い痛みを感じました。まあ触れただけだと毒の量もたかが知れているのでしょうけど。
捕殺はこのように
ヨトウガのときに学んだ捕殺方法です。
熱いお湯を貼った瓶に沈めていけばすぐコロリです。
朝の連ドラをみないでがんばった結果40匹くらい取れました。
この日の夜さらに15匹くらい追加で捕殺。
あふれちゃうよ〜。
イラガの仲間の幼虫は際立って面白いフォルムしてます。
虫刺被害について
幼虫に知らずに触れると激しい痛みに飛び上がる。地方名のひとつ「デンキムシ(電気虫)」の由来である。これは外敵を察知した幼虫が、全身の棘の先から毒液を一斉に分泌するためである。体を光にかざすと、すべての針の先から液体が分泌されていることがわかる。刺激はかなり強く、場合によっては皮膚に水疱状の炎症を生じ、鋭い痛みの症状は 1時間程度、かゆみは1週間程度続くことがある。卵をつぶしたり触れたりしてもかぶれるので注意が必要。
恐ろしい…!
捕殺後。カラスもアリも寄り付きません。
それほど毒が強いのでしょうか。
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