こないだスタックサリー巻いて、それからクリップルダンを巻いて。ってことはそろそろこれからもりもりとメイフライパターンの量産に入らなくてはならない時期なわけだが、メイフライパターンって言ってもどこから手をつければ良いのか。
そうだ。自分の中の原点であるバックファイヤーダンを巻いていこうじゃないの。
フライフィッシング始めたのは1996年に渋谷のサンスイでタックル揃えたとき。その翌年に東京から新潟に戻ってきて本格渓流デビューしたのだ。サンスイで揃えたときに出てたフライの雑誌は34号「夏の釣り」だったが、ついでにバックナンバーで買ったのが33号「コカゲロウの釣りはなぜ面白いか」だった。
特集はエキスパートのパターン集だった。ノーハックルダンに混じってシマザキATウイングを使ったダンパターンもあった。その頃はATウィングからフライウィングIIに切り替わるあたりだったのかもしれない。
じゃあ巻いていきましょう。まずはアカマダラカゲロウから。
バックファイヤーダン・アカマダラカゲロウ
これね。
ヴェインファイバーでもいいしフライウイングIIでもIIIでもIVでもいいしシマザキATダンもまだ探せば手に入れることはできるだろう。(もしかするとフライウイングIIが一番入手しにくいのかも)。
ストーンフライのウイングはハッピーターンみたいな形状してるが、メイフライのウイングは根元の方が膨らんでいて先が尖っている。
と言うかその辺の説明はDVDにありますんで。
それでダビング。
オリジナル通りのシルクダブ ラスティーブラウンで巻いたけど、いまならストレッチボディのチョコブラウンあたりかも。
鋏を入れてカットしてしまおう。
これこそがオリジナルのバックファイヤーダンなのだ。
バックファイヤーダン・コカゲロウ・マダラカゲロウ
ウイングの色もボディの色ももっとバリエーション巻かないとだよ。
ってことで我が家はしばらくバックファイヤーダン祭りが続く見込み。
バックファイヤーダン・アカマダラカゲロウの釣り
新潟でバックファイヤーダン・アカマダラカゲロウで魚かけたことない気がする。20数年前、GWころの福島遠征でばっちり効果出た。自分の中のマッチザハッチの扉が開かれたのがその辺の釣りだった。原点の釣りの一つがそれだったと言える。
そのときはアカマダラ、エラブタっぽいオリーブのフライでパタパタとライズが取れた。「ほんとに効くんだね!(当たり前)」。
ただ新潟の下越地方に限って言うと、GWにオオクマがまとまってでて、そこからマダラカゲロウやらカディスやら集中的にハッチがあって、大抵複合ハッチ。フライ選択がそれほどシビアでない状況が多いかな。むしろ雪代明けの魚野川水系あたりの方が使える状況が多いかも。
アカマダラ3本くらい巻いたらコカゲロウパターンを複数のサイズと色で用意していこう。
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