ヘアウィングダンはエルクヘアカディス、ソラックスダン、コンパラダンを足して3で割ったような形状をしている( 実際はノーハックルバージョンもある)。
あんまりメジャー感のないフライかもしれない。しかし私はエルクヘアカディスよりも重要度の高いフライと捉えている(もちろんエルクヘアカディスも使うけど)。こんな傑作フライもそうそうないよ!と思っている。
けっこう釣れるんだけど、メジャー感低い。こんなに効くのに。おれはこれでコンパラダンを巻かなくなったよ。
なにって、巻きやすく、投射性もよいので釣り上がりにもってこいなフライなのだ。
初夏の釣り上がりに小型ヘアウィングダン
【釣り】遠征した甲斐があって良型ヤマメでた釣行【釣行記】
ゆったりとした流れでライズするヤマメが取れた。これ以降は特に、蜘蛛の巣に小さなヒラタが確認できたらすぐにヘアウィングダンの出番。
ちょっと去年の実績も見て欲しい。
【釣り】2020年 今年釣れたフライ一覧と今年の釣りのまとめ【情報】
2020年5月は小型のヘアウィングダンがよく効いた。振り返るとエルクヘアカディスの出番は8月以降しかなかった。それもちょっとどうかと思うけど、ヒラタが蜘蛛の巣についてることがこれだけ多いのは日本海側の方の特徴なんだろうか。どこでもそうなんだろうか。
源流釣り上がりノーハックル・ヘアウィングダンの実績
【釣り】梅雨なのに渇水の源流で数釣り
2017/06/26の記事。
蜘蛛の巣のヒラタカゲロウも確認できたけど、大きめなフライに対するこの反応は中・大型のストーンフライあるいはフタスジモンカゲロウに対するものだったのではないだろうか。
ヒラタだ。
ヘアウィングダンの12番。
大型のやつはテイルも獣毛にしてた。
この日は40匹くらい釣れたんだけど30匹以上はヘアウィングダンだったから。マジで。
実際釣りしてると、フタスジモンカゲに会うことは少ないんだけど、知らない間にだらだらハッチしてけっこうな量が食われているのかな。こういう情報はSNS時代でもなかなか入手できないものなのね。
レネハロップ氏のヘアウィングダン
むかし上州屋さんのワゴンセールで入手。
他のエリアはよくわからないけど、新潟県下越地方だと持っていた方がいいフライかなと。
補足1 新潟においてメイフライのフライはなにが必要でなにがそうでもないかというテーマで記事を書こうとしてうまくまとめられずにひとまずヘアウィングダンのことだけ書いた。
補足2 こっちだと、7月の初旬までクモの巣に小型のヒラタが引っかかってる率高い。しかしライズもないしそのヒラタが飛んでいるわけでもないので特に気にしていなかったが、ある日小型のヘアウィングダンを使ったらけっこう効いた。
補足3 堰堤下のプールでライズ狙うとかのシビアな状況だとCDCダンの方が効くかも。釣り上がりの時はヘアウィングダンが使いやすい。
補足4 人が「これ釣れますっ」って言ってるフライは本当に効くんだと思う。ヘアウィングダンもそれに値すると思う。
以上。
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