ウオソウさんであつかってるマルク・ペティジャンのマジックツールほかのタイイングデモ。
これは後で紹介するヒゲナガフライ。
マジックツールでCDCダン
これですね、アブドメンもCDCなんですよ。
マルク・ペティジャン式簡単よく浮くCDCダン。
- シャックをつける
- CDCまるごと先端を取り付ける(根元を取り付けてから引き抜くと簡単)
- CDCのストークは先端に行くほどテーパーして細くなってるのでそれを生かしてそのままボディ巻いちゃう。
- CDCのファイバーをバサッとカット
- マジックツールでCDCを揃える
- スレッドを割いてCDCをセットする
- スレッドをぐるぐるにする
- そのままスレッドごとCDCを巻きつけて下側のCDCをカットして完成。
これね。
CDCをストークごとボディにするのはすごいアイデア。やってみよう。
スレッドを割くためのツールもマルク・ペティジャンから出ています。
よくみて、先端に穴が空いてますよね。これミシン針ですよね。
ペティジャン曰く、重いのがいいんだ。とのこと。
自作してみようかな。
もうひとつのCDCダン
タイイングしてツール使っているところも写真撮ればよかったですけど
参加者みんな静かに拝聴してなさったので、タイイング中にパシャパシャ撮撮るのがはばかられて。
終わってみると、要所要所で撮ればよかったなあ。
だってその方がブログでツールが拡散しますし、こちらも記事書きやすいですしね。
ってことで
このCDDダンはマジックツールに加えてマジックツールスタッカーを使った作例。
マジックツールスタッカーはマジックツールでクリップに挟んだ素材を「よせてまとめる」ツール。これ欲しい!けどマジックツールも必要なのか。
クリップトスタッカーだけ買えばよかったかな。
- シャックをつける
- CDCをストークごとつけて先端から巻いていってボディを作る
- CDCの余分なファイバーをカット
- マジックツールでCDC2〜3枚まとめてとる
- とったファイバーをマジックツールスタッカーでよせてまとめる
- スレッドを割いて、まとまったCDCをウイングとして取り付ける
- 下側の余計なファイバーをカット。
- 情報にまとめたCDCの根元を2回ほどスレッドかけてまとめる
- マジックツールでCDCをとる。
- スレッド巻いて通常のマジックツールの使い方でCDDをセット
- これはレッグとしてつける。ウイングのCDCの前と後ろで2回巻く
- 上の方からウイングの上部を支点に前後にハサミを入れる
12番、わかりにくいですよね。
横から見て、こういう感じです。
CDCの密度を見てください。
よく見えるそうです。
これ釣れそうだなー。
CDCカディス
これうろ覚えですが
- ボディ作って、CDCよせてまとめるところまでは同じで、
- そのよせてまとめたCDCをエルクヘアカディスのように取り付けて
- 濃い色のCDCとアイスダブ(きらめき材)を一緒にマジックツールでまとめて
- さいごにヘンハックルつけるんだったかなー。
こんな感じ
これもよく見えそうだね。
マルク・ペティジャンがキレ気味に語ったこと
余談として、マルク・ペティジャンが来日した時に
「なぜ日本人はウィップフィニッシュで5回も6回も回すのか!もっと少なくていいだろう!2回とか3回回したのを2セットの方がいい!」となぜかキレ気味に話していたとか。
でもいってること分かる。
3回2セットまねしてみよう。
プリンスニンフ
これはツイスター使った作例
これはビーズヘッド付いてないですが、
- シャックつけて
- ピーコックを3本とか4本をツイスター使ってまとめて巻きつける
- 白いクイルの代わりに化繊のファイバー
- ヘンハックルの取り付け(マジックツールでヘンハックルとエンジェルヘアをブレンド)
マルク・ペティジャンが「ワンツイスト・ワンターン」っていってたのはこれでしたっけ?
それともCDCプライヤーだったっけな?
日本人はクイルボディでなければならない、ってタイプの人多いかもしれませんが
手先の不器用なデンマーク人は化繊タイプ多いそうです。
釣れ方に変わりはないそうです。
これはチューブフライの続きから
もっさもさのヘアは後ろ側が長めで前の方が短めなのがわかりますでしょうか。
マジックツールのクリップを使ってですね
- ヘアウイング斜めに掴む。
- 巻きしろ残してカット
- ダビングループにセットしてぐるぐるにして
- そのまま巻いて行ったもの。
前の方から
下側カットしてフロータントののりをよくする。
その応用で巻いたヒゲナガ
下巻きしてシャックつけて
- オレンジっぽい色のCDC3枚ストークごと巻いていって、ファイバーをカット。
- ボディは太めに造形。
- 白いCDCでアンダーウイングつけて
- さっきのヘアウイングつけて
- 最後にヘンハックル5回転くらいで完成。
でかくてヤマメは食いにくいらしいけど、イワナニジマスによく効くというフライ。
アンダーウイングのあたり
下から見たところ
下側のヘアはカット。
ヘア密度が半端ないフロッグ
このフロッグなんですが
この密度すごい。
これも。どうやってんのかと思ったら
これ
フックのアイ側からシャンク挟んでグイグイと押し込むツール!
夏のイワナはカエルを食う
余談1
岐阜のある川で、延べ竿にカエルの足に針をチョン掛けでドボンと投げ込むと
でかいイワナが釣れるんだとか。
きっとカエルフライが効くよねって話。
梅雨の頃か渓畔になんでかヒキガエルをよく見かけるときありますよね。
北海道のニジマスは海外から見ても憧れ
余談2
ひと昔よりも北海道のニジマスのサイズがアップしているそうで、
海外勢(アメリカやカナダ?)から見ると
大きいサイズのニジマスのコンディションがいい。ヒレとか。
向こうのニジマスのでかいのはヒレがあまり綺麗じゃないとかで。
なんで放流もしてないのにニジマスが多くいるのか。
飯はうまいしガイド料も安いしチップはいらないし最高じゃないか!
って話。へー!
そういや魚野川にもニジマスいるんだよね。最近はどうなんだろう。あんまり放流してないって聞いたことあるけど。
このブログ、新潟フライフィッシング友の会ってタイトルだけど、中越の皮はあんまり行かないからなあ。
ヒゲナガの釣りは海外から見ても憧れ
欧米のカディスは16番とか18番とかで、でかくてもせいぜい14番くらいなんだとかで
ヒゲナガの釣りがうらやましいようです。
格差の少ない日本のフライフィッシング
欧米のフライフィッシングは金持ちかローカルの釣りって認識のようで
普通のサラリーマンがフライフィッシングっていう日本は少し特殊なようです。
海も山も近いしね。
他にもいろいろあったかもしれませんが思い出したらまた書きます。
どうでもいいですけどヘアラインダブ社のタイイングマットの柄が変わってました。
ロゴのウサギからリアル目なウサギに。可愛くない!(笑)
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