2020今年の釣りを振り替えるの第二弾。
緊急事態宣言がひとまず終わって県外釣行にも行けるかなってところ。
これから初夏から梅雨へと移行しようと言う季節。ビートルフライを巻こうと思いたった。
「落ち込み下の白泡の中にビートルフライを投じると魚がガバッと出てくる」的な話は聞いたことがあったけど、実際体験したことなかったので今年はこれにトライしようと思ったのがきっかけ。
結果的に、白泡関係なくものすごく効いた。これはもうみんな定番フライとしてフライボックスに入れておこうって感じになった。
今年のビートルフライをめぐる記事一覧
なんと11記事も書いてた。どんだけ〜!
ってことでパラフォームビートル+シマザキビートルウイング
この日の釣りでは早速梅雨らしく、雨が降ったり止んだりの天気。もしやと思って巻いたビートルがのっけから好反応。反応はいいんだけどフッキング率がものすごく低く、9匹かけて2匹のみがネットイン。バレすぎ。でかいの2匹くらいいたのに!
おそらくはTMC108SPBLに巻いていたので、フックベンドの角度の関係でフッキング率が落ちていたのだと思うんだけど、もっとフッキング率を高める方法としては…ああ、マシュマロファイバーがあるじゃん。
しかしこのフッキング率の悪さ。TMC108SPBLが悪かったんだと思うんだ。
マシュマロファイバーを使って
そして釣果爆発。不気味なくらい出た。14匹のうち13匹がビートルフライだったかな。さすがビートル。さすが梅雨明け。そしてキマワリと遭遇。2020年ベスト釣行。
島崎さんありがとうございます!
「はい、キマワリです。」ゴミムシダマシ科の樹上タイプ。脚が長い。
この日見かけた2匹のキマワリ。フライのボリューム感はいい感じだ。ハックルも長めがいい感じ。それにしても、改めて、色調はそんなシビアじゃなくっていいのかもね。まあマシュマロファイバーの腹側は黒だしフックにはピーコック巻いてるし、その辺さえ外さなければって感じかな。でも黒バージョンも欲しいところかな。
実はこの日、さらに1匹背中のランディングネットにもついてい他くらいなので、かなりの数が流下していたっぽい。
アブが出るシーズンでもまだビートルが効く
はしごして尺上レイボートラウトからの
良型ヤマメからの
おそらくだけど、盆明けは大型フライが効くってのは他に流下する虫がいないからだとおもう。そして渇水状況ではバッタ、増水状況ではビートルが効くんじゃないかと思っている。
去年水溜りで死んでたカマドウマ(宿主)&ハリガネムシ(寄生者)。
これ見て思ったんだけど、雨が多い年はハリガネムシに操られたバッタ類が川にたどり着ける率が下がるのではないかなと!→雨が多い年、マス類に食われるバッタの減少する説
源流ではビートル効くのかな
正直いって一昨年のマシュマロホッパーよりも鮮烈な経験だった。
イワナに対してのビートルフライの反応は興味深い。これはまた来年突き詰めていきたいところだ。
マシュマロビートルについてまとめ(追記201207)
- 14番が標準で思うけど12番でもいいかも。18番は不要っぽかった。
- 背中の色とかハックルの色はそんなにシビアではなかった
- 黒×グリーン、黒×黒 があれば十分かなと。
- イワナが食い渋る謎。なんでだ。
- 梅雨時期、蜘蛛の巣がひどくて、そこにマシュマロビートルが引っ掛かると厄介。すぐ壊れる。
- 魚の歯でファイバー切れがち。
- フッキング率がいい。あと反応したヤマメの多くは何の躊躇もなく食ってくることが多い。
- 故に使っていてすごく気持ちがいい。
- フライを結ぶ時3つくらいおっことして流してしまった。無くしやすいフライだと思う。指でつまみにくいからか?
- 上記考えると、数巻いておく方がいいし、フォームビートルも合わせて持っておくと心強い。
- 盆明けの釣りは田んぼの脇の里川なのでまったくキマワリ関係ないと思われる。
- キマワリとの関係は私が気付く前に渋谷さんが気づいて記事にしていた。
1シーズン使っただけなのに、けっこう知見が溜まった感じ。
とりあえず今日のところはこのくらい。
【関連記事】
一昨年のバッタフライの記事もどうぞ
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