前回の記事は18連発でした。
今回はハックルを中心とした小ネタでいきます。
まず最初に買うハックルは「ブラウン」と「グリズリー」
まずはブラウンでしょ。とタイイング用具をそろえたサンスイ渋谷店の店員さんはおっしゃいました。次にグリズリー。ダンの代わりになるよ。
当時は今よりもハックルの重要性が高かったように思えます。
その次に買うのは「ブラック」または「グリズリーのダイド コーチマンブラウン」
夏のテレストリアル系のフライには黒系ハックルが有効です。
パラシュートアントのハックルは「グリズリーのダイド コーチマンブラウン」がオススメかも
パラシュートにするハックルだったらファイバーの腰が弱いブラックより、ファイバーがバリっとして密度も高いグリズリー、それを暗い赤茶で染めたダイド コーチマンブラウンが個人的にオススメです。
さらにその次は「ヒーバート」
ヒーバートはホワイティングにはない繊細な色調が選べます。カゲロウやカワゲラの脚をみると透明感があるのが分かりますが、ヒーバートならその辺もうまく表現できそうな気がします。
安いヘンハックルを有効に使う
(しまった!まだ使ったことなかった!)
ホワイティングファームのハックルは「Bronze」グレードで十分。
わたしがむかーしに買ったグレード「1」よりも今のブロンズの方が品質高いです。よっぽどでない限りはブロンズで十分です。ここぞという時にはシルバーを。たしか正月のセールで買ったんでした。
ハックルの歴史を学ぼう
わたしがフライの世界に入門した1997年頃はホフマンとメッツが二大ブランドだったと思います。
その後ホワイティング博士がホフマン農場を購入、さらにはヒーバートをも取り込み大きなシェアを取るまでになりました。
でいいんでしたっけ?
スタッカーは下から叩く方が効率的
獣毛の毛先をそろえる道具がスタッカーです。普通は机に叩き付けるものとされていると思いますが、下から木槌などで叩く方が効率よくそろえられます。わたしはドライバーの柄で叩いています。おきあがりこぼしのようなスタッカーがかつてあった
これは小ワザじゃないですね。特に使い勝手がよくも悪くもなかったですが、ユーモラスな形状でした。左側はテーパー用です。バックファイヤーダン、まずはアカマダラカゲロウからはじめよう
手元に1998年にティムコのHPに掲載されていた「Fishy Talk」シマザキさん本人の解説文から以下引用です。バックファイヤーダンのウィング、通常のダンのプロポーションより20%ほど短めに
サイズ#16のフックに対して#18か#20くらいが効果的とのこと。バックファイヤーダン、テイルは通常のドライフライのそれよりも30%前後短く
10人に8人は長過ぎるとのこと。実物のダンの長さにもあまりこだわらないように。バックファイヤーダンのボディ、プロポーションに気をつかおう
テール部分はほっそりとソラックス部分は小さな卵形になるようテーパーをつけて巻く。寸胴で太すぎるのはNG。標準レシピはシルクダブでした。バックファイヤーダンのバックファイヤー(スピンセイバー)もつけすぎ注意
10人中6〜7人はつけすぎているようです。そのうち2〜3人はあまりにも多すぎるとのこと。バックファイヤーダン、バックファイヤーを「黒」にすると逆光用に重宝する
黒いバックファイヤー?「黒のはディーゼル・エンジンですヨ」タシロニンフダブ、たまの安売りまとめ買いのチャンスでまとめてゲット
たまにまとめてワゴンに入ってたりしてませんか?わたしはコツコツ集めました。ブレンド具合がいい感じ。ごわごわした繊維の状態も好きです。
はい!今回は16連発でした!
いかがでしたでしょうか。
いかがでしたでしょうか。
昔、わたしが初めてMacintoshを買った時分、1992年頃、MACLIFEっていうMacintosh専門雑誌がありまして、その増刊号の「Macintosh Bible」って本が売ってまして、
わたしはこの小ワザ集をむさぼるように読んだのをよく覚えています。
タイイング小ワザ集もそんなことを思い出しながら書きました。
どうでもいい話ですが。
ちなみに初めて買ったMacintoshは「SE/30」でした。
それもどうでもいいですね。
それもどうでもいいですね。
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